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【2022年10月】新型タントの新しくなった燃費や走行性能を徹底解説!

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高速道路を走るタントカスタム画像引用元:ダイハツ

タント・タントカスタムは、軽初の機能がいくつも使用されて実現した快適な室内空間が魅力の軽トールワゴン車。

その使い勝手のよさから、小さなお子様や年配の方がいるご家庭のファミリーカーとして高い人気を得ています。

そんな大人気のタントが、これまでのノーマルタント・タントカスタムのマイナーチェンジに加え、新たにタントファンクロスという新モデルを追加し10月3日に新発売されました。

本記事では新型タント・タントカスタムの新しくなった燃費・走行性能について詳しく解説していきます。

新車タント

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新車タントの台数限定特別プラン

※本記事では以降、3モデルを総称して「新型タント」、カスタム・ファンクロスと並ぶ一モデルとしてのタントを「ノーマルタント」と表記いたします。

カタログ燃費と実燃費の違いとは?

クエスチョンマーク画像引用元:istock

メーカーのカタログに記載されているカタログ燃費と、それ以外でよく耳にする実燃費。

何が違うのか疑問に思ったことがある方もいらっしゃると思います。

これらは実際どのような違いがあり、なぜ差が生まれるのでしょうか?

カタログ燃費とは

「カタログ燃費」とは、国が決めた試験法に従い試験を行いその結果を国が審査して決めたものです。

その試験はエアコンやライトを使用しない状態で、渋滞もなく平坦でまっすぐな道の走行を想定されています。

カタログ燃費には次の2つがあります。

✅日本独自の試験方法である「JC08モード」

✅国際的な試験法で、市街地・郊外・高速道路の走行モードがある「WLTCモード」

JC08モード

日本独自の試験方法

走行距離8.17km・平均時速24.41km・最高時速81.6kmで測定

コールドスタートの試験比率は25%

WLTCモード

国際的な試験方法

市街地モード・郊外モード・高速道路モードの3つの走行モード

走行距離15.01km・平均時速36.57km・最高時速97.4kmで測定

コールドスタートの比率が100%

JC08モードよりも実際の使用状態に合わせて比較しやすい

WLTCモードは直近の使用実態を反映するので、JC08モードの燃費に比べて同水準または低くなる傾向があります。

実燃費とは

「実燃費」とは、実際の使用条件で測定される燃費のこと

カタログ燃費(JC08モード)と比較すると、日本の全車平均で約2~3割は低くなることが一般的です。

しかし同じ車種でも実燃費データを多く集めると、カタログ燃費よりも高くなる場合があります。

逆にカタログ燃費より3割以上低くなる場合もあり、個々のケースによってかなり違いが生じます。

カタログ燃費と実燃費に差がつく理由

カタログ燃費と実燃費との間で差が生じる理由には、以下の違いが挙げられます。

  • 運転の仕方
  • エアコン・ライト・ワイパーなどの電装品
  • 車の利用環境

中でも運転の仕方による影響が約5割と大きな割合を占め、個人差が生じる要因です。

実燃費を改善できる運転方法(エコドライブ)を後程詳しく紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

新型タントのカタログ燃費と実燃費は?

棒グラフと電卓画像引用元:istock

新型タントは後章で詳しく解説する新型エンジンやトランスミッションの改良を搭載し、これまでにない燃費性能を実現しました。

そんな新型タントのカタログ燃費と、実際の実燃費をそれぞれ見ていきましょう。

新型タントのカタログ燃費

新型タントのカタログ燃費は、自然呼気エンジン搭載車の「L」・「X」・「カスタムX」とターボエンジン搭載車の「Xターボ」・「カスタムRS」で異なります。

▼『L・X・カスタムX』カタログ燃費

2WD 4WD
WLTCモード 22.7km/L 21.4km/L
市街地モード 20.9km/L 19.5m/L
郊外モード 24.3km/L 22.6km/L
高速道路モード 22.6km/L 21.6km/L
JC08モード 26.4km/L 25.1km/L

▼『Xターボ・カスタムRS』カタログ燃費

2WD 4WD
WLTCモード 21.2km/L 19.6km/L
市街地モード 19.5km/L 18.0m/L
郊外モード 22.6km/L 20.8km/L
高速道路モード 22.1km/L 19.6km/L
JC08モード 24.3km/L

通常ターボエンジンを搭載すると、山道などにも対応出来るよう大きなパワーが使えるようになる反面、その分燃費が悪くなってしまう欠点がありました。

しかし見ての通り、自然呼気エンジン搭載車とターボエンジン搭載車にはほとんど大きな変化はありません。

これは先述のDNGAと呼ばれるダイハツの新機構プラットフォームを採用しているためで、新型タントのターボ車は大きな火力と低燃費の両立を実現しています

タントの実燃費

クルマの口コミ情報が集まるみんカラのまとめによれば、新型タント・タントカスタムの実燃費は15~17km/L程度という結果が多くなっています。(参考:みんカラ)

これは、ターボエンジンのWLTCモードの市街地モード測定値に近い数値です。

月別の平均燃費で見ると、

年間で最も燃費が低くなるのが2月で約13.5km/L。

これは暖房によるガソリン消費が多くなってしまうためです。

比較的燃費がいい月は5月で約16.5km/Lとなっています。

冷房・暖房どちらも不要な5・10・11月は燃費がよくなる傾向にあります。

エアコンの暖房は燃費に大きく影響するため、2月などの冬の寒さが厳しい時期はエアコン設定温度の調整などで燃費を節約することが大切です。

次章ではタントの低燃費の実現のために新しく搭載された最新の装備を紹介していきます。

新型タントは『DNGA』に基づくプラットフォームを使用

プラットフォーム画像引用元:ダイハツ

タントはダイハツが初めてDNGAに基づくプラットフォームを使用してつくった軽自動車です。

『DNGA』とだけ聞いてもなんのことかピンとこない方が多いと思いますので、ここではDNGAの意味から具体的な改善点までわかりやすく解説します。

『DGNA』とは?

DNGA画像引用元:ダイハツ

『DNGA』:Daihatsu New Global Architecture の略で、ダイハツおよびトヨタが生産する小型車の車づくり全体における新しい方針

トヨタが2018年から展開している「TNGA」を基に、この先10年先にわたる軽自動車と小型車の基本性能をより高い水準に引き上げるための手段であるDNGA。

  1. 良品廉価
  2. 最小単位を極める
  3. 先進技術をみんなのものに

という3つの価値にこだわり、日々変化するお客様のニーズに対応するためにダイハツが取り組んだ新たな挑戦です。

また、DNGAは新しい車の概念「CASE」に対応した車づくりを設計に織り込んでいます。

CASEとは

  • Connected(車両情報通信)
  • Autonomous(自動運転)
  • Shared& Services(カーシェアや月額利用サービス等)
  • Electric(電気自動車)

の頭文字を取ったもの。今後実現するであろう自動車の4つの進化をまとめた略称。

DNGAが重点をおいて掲げているのは、軽自動車や小型車の性能・安全装備などを普通車と全く同じ品質でつくるという目標です。

つまり、シャシーフレーム・サスペンション・パワートレイン・シート・安全装備など、多くの装備が普通車と同じ方法論で製造されるようになります。

これにより、軽自動車と普通車の性能差はボディサイズやエンジン排気量以外ほとんどなくなり、軽自動車のイメージを覆す高パフォーマンスの実現に成功しました。

”生産コストを抑えながらクルマの性能を最大限引き上げられる”ことがDNGAの最大の魅力です

『DNGA』で新しく導入された装備

タントはDNGAに基づいたクルマ作りによって、ワンランク上の乗り心地を実現しました。

高速道路や不安定な道を安心して運転できる高い操縦安定性や、坂道で思い通りに走行できるスムーズな発進を実現し、運転操作も自由自在です。

これらを可能にしたのは、以下のような最新技術を組み込んだ新機軸です。

  • 軽量高剛性ボディ
  • 新型サスペンション
  • 新型インジェクションによるエンジン
  • D-CVT(デュアルモードCVT)

軽量高剛性ボディ

サスペンションメンバの形状断点を廃止したことで高剛性・高強度性がアップ。

サスペンションメンバ画像引用元:ダイハツ

さらにハイテンション材を使用し、外板・隔壁を薄板化することにより、強度を上げながら以下のような大幅な軽量化を実現しています。

  • ボディシェル重量:10%軽量化
  • 曲げ剛性:約30%向上
  • 車両全体:80kgの軽量化

ハイテン材画像引用元:ダイハツ

新型サスペンション

これまでの軽自動車を超えた「操縦安定感」と「乗り心地」を実現するために、サスペンションジオメトリーを新設計し、ロール剛性up・ばね定数downなど性能を一新。

サスペンション画像引用元:ダイハツ

また前後の着力点をつなぎ、アンダーボディ骨格をスムーズに結合化したことで、サスペンションの応答性を最適化しました。

新型エンジン・新搭載D-CVTはタントの走行性能・燃費性能の向上に大きな影響を与えているため、次章で詳しく紹介していきます。

新型タントは新型エンジン&新開発D-CVTを搭載

エンジン画像引用元:istock

自然呼気エンジンとターボエンジンの違い

タントは自然呼気エンジンとターボエンジンの2種類から選択可能です。

エンジン画像引用元:ダイハツ

エンジンというのは、シリンダー内に空気と燃料の混合気を吸入・圧縮し、それを爆発させることで出力を得ています。

より多くの空気を取り込むことで、より大きな出力を得られる仕組みです。

自然呼気エンジンとターボエンジンの一番の違いは、”空気を取り入れるための
チャージャー(過給機)が搭載されたエンジンかそうでないか”です。

自然吸気エンジン

自然呼気とは、シリンダー内へと導かれる混合気に何もせず自然の大気圧のままということを指し、そのようなエンジンのことを「自然吸気エンジン」と呼びます。

英訳の「ノーマル・アスピレーション」または「ナチュラル・アスピレーション」から、「NA」と略されることもあります。

ターボエンジン

自然呼気エンジンに、過給機と呼ばれる混合気を作る空気を加圧する機械(ターボ)をプラスしたエンジン。

この過給機により、排気量はそのままでより多くの混合気をシリンダー内に充填することができます。

ターボエンジンは同排気量の自然吸気エンジンより大きなパワーを得られるのが特徴です。

タントの複数点火エンジンの特徴

タントは新型インジェクションシステムのエンジンを採用し、ガソリンの燃焼状態を改善。

日本初となるマルチスパーク方式の導入により火炎伝播速度を高め、効率よく燃焼させることに成功しました。

マルチスパーク方式

マルチスパーク(複数回点火)とは、1回の爆発でスパークプラグが火花を2発飛ばす仕組みです。

マルチスパーク画像引用元:ダイハツ

これまでの1発の火花の点火では、火炎核の成長が遅く、ノッキングと呼ばれるガソリンの異常燃焼が発生しやすいという欠点がありました。

2発目を飛ばすことによって火炎核の成長・伝達への移行が速くなり、より効率的な燃焼を実現しました。

また、燃料の噴射方法を「ターゲット噴射」から「スワール噴射」に変更。

スワール噴射

スワールとは、ガソリンと空気を混ぜるシリンダー内に発生させる渦のことです。

燃料をシリンダー内の一部に噴射するターゲット噴射から、渦を描くように霧状に噴射させるスワール噴射に変更することで、燃料と空気が混ざりやすくなります。

スワール噴射画像引用元:ダイハツ

これによって効率的なガソリンの燃焼が可能になりました。

新開発D‐CVTの特徴

これまでのトランスミッションCVTはベルト駆動だけでエンジンの回転をタイヤに伝えていました。

新開発のD‐CVTは従来のCVTに伝達効率の高いギヤ駆動をプラスした「スプリットギアモード」を採用

これにより伝達効率が大幅に向上し、低速域と高速域の両方で力強い走行が可能になりました。

スプリットギア画像引用元:ダイハツ

さらにトランスミッションの変速比幅が約8%向上。

エンジン回転数が少なく済むため、静音性も向上しています。

これらの改善により以下の性能アップを実現し、環境性能は世界トップの5つ星を獲得しています。

  • 加速性能は従来比15%向上
  • 燃費性能は60km/h走行で従来比約12%・100km/h走行で19%改善

タントとムーブキャンバスの燃費を比較

比較画像引用元:istock

タントの燃費を、同じ軽自動車として人気上位の競合車と比較し、一覧表にまとめました。

ここでは同社ダイハツ・ムーヴキャンバスと、他車ホンダ・N‐BOXと比較します。

タントとムーブキャンバスの燃費比較

ムーヴキャンバスは同社ダイハツから発売されている人気の軽自動車。今年の7月にフルモデルチェンジされ、注目を集めています。

newcanbus画像引用元:ダイハツ

▼タントとムーヴキャンバスのカタログ燃費比較

タント ムーヴキャンバス
WLTCモード 22.7km/L 22.9km/L
市街地モード 20.9km/L 20.5km/L
郊外モード 24.3km/L 24.2km/L
高速道路モード 22.6km/L 23.3km/L
JC08モード 26.4km/L 25.7km/L

両車を比較すると、表からわかるように大きな違いはほとんどありません。

従来であればムーヴキャンバスにはターボ車がない点が大きな違いとしてありましたが、今回のモデルチェンジで追加されたため、燃費性能においては優劣がないといっていいでしょう。

2車種の最も大きな違いは外観デザインなので、キュートでころっとしたシルエットが好きな方はムーヴキャンバスシンプルでスタイリッシュなイメージが好きな方はタントを選ぶのがおすすめです。

タントとN‐BOXの燃費比較

N‐BOXは上品なボディデザインや落ち着いたカラーラインナップが高級感を演出し、幅広い層から人気を集めるホンダの軽自動車です。

NBOX画像引用元:ホンダ

▼タントとムーヴキャンバスのカタログ燃費比較

タント N‐BOX
WLTCモード 22.7km/L 22.1km/L
市街地モード 20.9km/L 18.7km/L
郊外モード 24.3km/L 22.5km/L
高速道路モード 22.6km/L 21.6km/L
JC08モード 26.4km/L 25.4km/L

N‐BOXとの比較では、すべてのモードでタントが優れているという結果になりました。

先代時の比較ではモードごとに違っていたため、今回のマイナーチェンジでタントの燃費性能が向上したことがわかります。

しかしN‐BOXはブラウンのアクセントカラーが選べたりとデザイン性がトップクラスなため、細部にこだわりたい方はN‐BOX燃費やコストで選びたい方はタントがおすすめです。

新型タントの快適な乗り心地を叶える走行性能

おでかけする家族画像引用元:istock

新型タントは燃費性能だけでなく、優れた走行性能も実現。

毎日のドライブを快適にするための様々な装備が搭載されています。

  1. ストレスフリーで安全な運転
  2. 豊富な収納装備
  3. 快適なドライブ空間

ここでは上記の3つの観点からその魅力をお伝えします。

ストレスフリーで安全な運転

新型タントはデジタルメーターをはじめ、アームレスト・シフトノブ・ステアリング・インナードアハンドル・シート座面高さなどのレイアウトをいちから見直しました。

特に今回新しく極細Aピラーを採用し、Aピラーを最大限細くすることで運転時の視界を確保

極細Aピラー画像引用元:ダイハツ

斜め前までよく見えるため左右の死角が少なくなり歩行者などを見落としにくく、体格に関係なく誰でも安心して運転できます。

また、大きな表示サイズのデジタルメーターはわかりやすさと見やすさを両立。

ステアリングスイッチ・シフトノブ・ヒーターコントロールパネルはメーター内の表示を手元の操作の真上に集約することで、視線移動がより少なく済む設計にしました。

これにより、運転時のストレスや疲労を減らしより安心・安全な運転が可能です。

さらに装備面での注目ポイントは次の4つ。

  • TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
  • ドライブアシストイルミネーション
  • 電動パーキングブレーキ
  • ヘッドランプ点灯延長機能

それぞれ詳しく見ていきましょう。

TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ

4.2インチの高性能な液晶画面に、「安心・安全」「タコメーター」「エコドライブ」などのコンテンツなど、さまざまな運転情報を表示。

TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ画像引用元:ダイハツ

情報を直感的に把握できるよう、表示の大きさや形・色などにこだわり、見やすさをとことん追求しました。

また、オートエアコンのダイヤルを操作すると連動してポップアップ情報を拡大表示。

オートエアコン表示画像引用元:ダイハツ

ディスプレイ上でエアコンの作動状況を確認できるため、より安全に運転できます。

ドライブアシストイルミネーション

ドライブアシストイルミネーション画像引用元:ダイハツ

エコドライブアシスト照明付のドライブアシストイルミネーション。

エコ運転時や注意喚起時など、運転状況に合わせて証明色が青から緑や赤に変化します。

基本表示色は青ですが、お好みに合わせて白やピンクにも変更可能です。

電動パーキングブレーキ

指先だけで簡単に操作が可能な電動のパーキングブレーキ。

オートモード時はシフトをPレンジにすると自動でパーキングブレーキが作動します。

アクセルを踏むと自動的にブレーキが解除されるため、発進時もスムーズです。

電動パーキングブレーキ画像引用元:ダイハツ

また【オートブレーキホールド機能】も装備。

「HOLD」スイッチを押しシステムの状態をONにしておくことで、渋滞などでブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持するため、運転時のストレスを安全に軽減してくれます。

ヘッドランプ点灯延長機能

降車後、一定時間ヘッドランプが点灯。夜間でも玄関まで足元を照らしてくれるので、家に入るまで安心です。

ヘッドランプ点灯延長機能

イグニッションOFF後は、パッシング操作により作動します。

快適なドライブ空間

新型タントはクラストップレベルの清閑性に加え、より快適な移動時間を叶える装備が満載。

  • 360°スーパーUV&IRカットガラス
  • 運転席/助手席シートヒーター
  • 格納式リヤドアサンシェード

これらの装備が乗る人みんなが居心地のいい空間をつくります。

360°スーパーUV&IRカットガラス

360°スーパーUV&IRカットガラス画像引用元:ダイハツ

紫外線・赤外線を約99%カットするガラスを360度全方位に採用。

運転時の日焼けや乾燥などのダメージからお肌を守るため、女性や小さなお子様におすすめの機能です。

車内の温度上昇を抑える効果もあるため、エアコンの効きがよくなり燃費改善にもつながります。

運転席/助手席シートヒーター

運転席助手席シートヒーター画像引用元:ダイハツ

運転席及び助手席にシートヒーターを内蔵。

短時間でシートの座面を適温まで温めるので、冬の寒い日や寒冷地でのドライブがより快適になります。

格納式リヤドアサンシェード

格納式リヤドアサンシェード画像引用元:ダイハツ

リヤドアサンシェードを装着すれば、強い日射しのまぶしさを気にせずおでかけが可能に。

使わないときはトリム内に格納できるため景色を楽しみたいときにも邪魔になりません。

燃費を向上させるエコドライブ10箇条

上昇画像引用元:istock

燃費を向上させることはコストを抑えるためにとても重要です。

日常的に気を付けて行動することで燃費は改善できるので、できることからチャレンジしてみてください。

エコドライブとは

エコドライブとはガソリン消費やC02の排出量を減らし、地球温暖化防止につなげるために行うエコな運転方法のことです。

エコドライブを行うことで燃費が向上するため、温暖化防止だけでなく経済的な負担軽減にも効果があります

エコドライブ10箇条

エコドライブの10箇条と、そのポイントを紹介します。

①ふんわりとアクセルを踏む

急発進または急加速はエンジンに負荷がかかってしまいます。

最初の5秒で時速20kmを目安にふんわりアクセルを踏むようにしましょう。それだけで約11%も燃費が改善します。

②速度変化の少ない運転をする

加速と減速を繰り返す運転を波状運転といい、波状運転をしてしまうと市街地で約2%・郊外で約6%燃費が悪化します。

できるだけ一定のペースでの運転を心がけましょう。

③アクセルから足を離し、エンジンブレーキを活用

停止位置の場所を認識したら早めにアクセルから足を離し、エンジンブレーキで減速します。

エンジンブレーキを使うと燃料の供給がカットされるので、約2%燃費が改善します。

④エアコンの使用を控えめにする

車内の設定温度が外気温と同じであっても、エアコンを使用したままであれば燃費が約12%悪化します。

必要でないときはエアコンのスイッチを切るようにしましょう。

⑤無用なアイドリングをやめる

走行していなくても、エンジンがかかっていれば車はガソリンを消費します。

10分間のアイドリングで、約130ccの燃料を浪費するといわれています。

荷物の積み下ろしや待ち合わせのために駐停車する際は、エンジンをこまめに止めて燃料消費を節約しましょう。

⑥道路交通情報を活用し渋滞を避ける

1時間のドライブで道に迷い、10分間余分に走行すると燃料の消費量は約17%増加してしまいます。

あらかじめ道路情報を把握し、ルートを確認しておくことで燃料の無駄がなくなり、CO2排出の抑制にもつながります。

⑦タイヤの空気圧チェック

空気圧が低下すると、燃費は悪化します。

タイヤの空気圧が常に適正範囲にあるように、日常的にメンテナンスを行うようにしましょう。

⑧不要な荷物は車から降ろす

荷物によって車両総重量が重くなると、その分エンジンなどの負荷が大きくなり、燃費は悪くなります。

たとえば、100kgの荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化すると言われています。

不要な荷物がないか定期的に確認し、重量を軽くするのを心がけてください。

⑨適切な場所に駐車する

交差点付近など、交通の妨げになる場所での駐車は渋滞の原因となります。

違法駐車をしないように心がけることで、交通環境を良くすることも大切です。

⑩自分の燃費を把握する

エコドライブで最も重要視されているポイントです。

上記の項目を実践することで、実際に燃費の向上を実感できれば、エコドライブを続けるモチベーションとなり、継続的な環境負荷軽減につながるからです。

まずは、自分の燃費を把握することからはじめてみましょう

エコドライブの内容を見てきましたが、誰でも簡単に取り組める運転方法ばかりです。

ひとつだけでも効果がありますので、できることからエコドライブを実践し、環境にも経済的にも優しい運転を心がけましょう。

新型タントは燃費の他にも魅力が満載!

ポイント画像引用元:istock

ハイレベルな燃費性能の他にも、新型タントにはおさえておきたい魅力が満載です。

中でも特に注目されている3つのポイントをご紹介します。

タント・タントカスタムにファンクロスが新登場!

今回のマイナーチェンジで、タント・タントカスタムの改良に加え、「ファンクロス」という新モデルが追加されました。

ファンクロスのエクステリアは、フロントバンパーやサイドモールにクラッディングを採用することでSUVテイストを演出

メガネやレンチのような独特な外観がとても個性的で、アウトドアシーンにマッチするスタイルに仕上げられました。

ファンクロスのそばでキャンプを楽しむ家族画像引用元:ダイハツ

ボンネットフードはノーマルタントのなだらかに下るラインと異なり、ウェストラインから直線的に伸びフロントグリルにほぼ直角に落ちるデザインを採用。

それにより、専用のヘッドランプユニットやブラックアウトされたフロントグリルガーニッシュと合わせて精悍かつタフ感溢れるフロントマスクになっています。

サイドガーニッシュは樹脂クラッディングではなくフロントグリル同様にブラックアウトされた加飾パネルで、シンプルなタントのサイドビューにファンクロスならではのアクセントを添えています。

湖のそばでキャンプの荷物を積む親子画像引用元:ダイハツ

ファンクロスの内装は全体的にブラックで統一されていますが、タントカスタムの深いブラックとは異なり、グレーがかったくすみブラックを採用したカジュアルな印象です。

ファンクロスシート画像画像引用元:ダイハツ

さらにシート背面と座面は幾何学模様を施し、遊び心がプラスされました。

タント・タントカスタムではネイビーだったアクセントカラーですが、ファンクロスではオレンジを採用。

シート背面やエアコン吹き出し口、サイドドアポケットに鮮やかな差し色を加えることでブラックでまとまった空間がぱっと華やかになり、一気にアクティブ感が増しています。

ファンクロスインパネ周辺画像画像引用元:ダイハツ

他にも専用のボディカラーや装備機能が多数採用されており、ファンクロスならではの世界観が細部までしっかりと作りこまれています

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【2022年10月】新型タント・ファンクロスが新登場!レジャーにぴったりな性能を徹底解説!ダイハツの大人気軽自動車「タント」シリーズが2022年10月にマイナーチェンジ。タント・タントカスタムの改良に加え、SUV感を全面に出した新モデル「ファンクロス」が仲間入りし注目を集めています。本記事ではそんなファンクロスの魅力をカラーラインナップから燃費性能まで詳しく紹介します。...

グレードに応じた豊富なカラーラインナップ

新型タントには大きく分けて「タント」と「タントカスタム」の2つのモデルがあり、エクステリア・インテリアともにデザインが大きく異なります。

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【2022年10月】新型タント・タントカスタムの全グレード紹介新型タント・タントカスタムは豊富な装備機能が魅力的なダイハツの軽自動車です。使い方によってどんな機能が必要かは人それぞれ。あらゆるニーズに対応できるよう、タントには多様なグレードが用意されています。本記事を参考に、ぜひあなたに合った一台を見つけてください。...

ノーマルタントのエクステリアは無駄をなくしたシンプルなデザイン

街中に停まる新型タント画像引用元:ダイハツ

丸みを帯びたデザインのヘッドライトやフロントグリルに対してスクエア型のボディを採用することで可愛くなりすぎず、男女問わず使いやすいよう設計されています。

ボディカラーはモノトーン9色・ツートーン2色の全11色。

モノトーンカラーはノーマルタントのシンプルな外観に合わせた淡い色味が今風でおしゃれです。

また、ツートーンカラーはホワイトをアクセントに使用しており、ぱっと明るく華やかな印象になります。

▼ノーマルタント全11色▼

  • シャイニングホワイトパール
  • ブラックマイカメタリック
  • レーザーブルークリスタルシャイン
  • ファイアークォーツメタリック
  • アイスグリーン
  • サンドベージュメタリック
  • ホワイト
  • ブライトシルバーメタリック
  • プラムブラウンクリスタルマイカ

ノーマルタントモノトーン画像引用元:ダイハツ

  • アイスグリーン×シャイニングホワイトパール
  • サンドベージュメタリック×シャイニングホワイトパール

ノーマルタントツートーン画像引用元:ダイハツ

内装は全体的にライトグレーでまとまっており、明るくすっきりとした印象。ダッシュボードやドアリムにはブラックを使用しており落ち着きも感じられます。

新型タント内装まとめ画像引用元:ダイハツ

シンプルな色味を使用しているため、レジスターやインパネ加飾に散りばめられた深みのあるブルーのアクセントが際立つおしゃれな空間です。

一方、タントカスタムは大きなフロントグリルが特徴的で、存在感のあるデザインになっています。

高速道路を走るタントカスタム画像引用元:ダイハツ

フロントとサイドの下部に装着されたエアロバンパーがより一層エッジを効かせ、軽自動車とは思えない重厚感を演出します。

ボディカラーはモノトーン7色・ツートーン2色の全9色。

モノトーンカラーはタントカスタムのフロントフェイスのかっこよさを際立たせるクールなメタリック系カラーが特徴です。

ツートーンカラーのアクセントにはブラックを使用し、全体の印象をぐっと引き締め一層スタイリッシュ感が増しています。

▼タントカスタム全9色▼

  • シャイニングホワイトパール
  • ブラックマイカメタリック
  • レーザーブルークリスタルシャイン
  • ファイアークォーツメタリック
  • クロムグレーメタリック
  • クールバイオレットクリスタルシャイン
  • ターコイズブルーマイカメタリック

タントカスタムモノトーン画像引用元:ダイハツ

  • シャイニングホワイトパール×ブラックマイカメタリック
  • ファイアークォーツメタリック×ブラックマイカメタリック

タントカスタムツートーン画像引用元:ダイハツ

タントカスタムのインテリアはノーマルのグレーカラーから一転、ブラックでまとめられたシックな空間に。

新型タント内装まとめ 画像引用元:ダイハツ

シートにはファブリックにソフトレザー調をプラスしたコンビシートを採用。ブラックのシートにブルーアクセントの組み合わせでクールな印象です。

タントカスタム 内装アップ画像画像引用元:ダイハツ

さらにセンタークラスター・オートエアコン・インパネセンターシフト・インナードアハンドルなどをメッキ加飾で統一し、スタイリッシュで高級感のある雰囲気に仕上がっています。

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ミラクルオープンドアによる開放的な広々空間

パッケージング&荷室画像引用元:ダイハツ

新型タントは軽自動車ながらも室内長2,125mm・室内高1,370mm・室内幅1,350mmという広々空間が魅力。

それに加え、全グレードでタントの代表的な機能である独自のミラクルオープンドアを採用

ミラクルオープンドアから外に走り出る子供画像引用元:ダイハツ

前後のドアにピラーを内蔵することによって生まれた大開口のドアは、開口幅が最大1,490mmも開くため、後席への乗り降りや大きな荷物の運び入れがカンタンに。

両側スライドドアなので狭い駐車場や壁際でも安心して乗り降りでき、小さなお子様やご年配の方の安全な乗り降りをサポートします。

さらにロングスライドシートの採用により、運転席と後席のウォークスルーや運転席に座った状態での後席へのアクセスなど、まったく新しい室内空間を実現しました。

●ロングスライドシート

ロングスライドシート画像引用元:ダイハツ

世界初の運転席ロングスライドシートを搭載

インパネのスイッチとシート下のハンドル、もしくはシートバックのスイッチとレバーを操作すると、最大540mmのスライドが可能です。

お子様を後席に乗せた後、車から降りることなくそのまま運転席に移動することができます

運転席に座ったまま後席の子供のお世話もできるため、とっさの事態にも対応可能に。ママに嬉しい装備です。

ロングスライドシート画像引用元:ダイハツ

また、助手席ロングスライドを使うと、後席の足元のスペースがさらに広くなり、使い勝手がさらに高まります。

他にも、新しく「上下2段調節式デッキボード」を採用し上下に分割して使用できるラゲージスペースや、豊富な小物収納など、空間をいっぱいに使った優秀な収納機能も魅力のひとつです。

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【2022年10月】新型タントは広々空間が魅力!内装や機能を詳しく紹介!車内のデザイン性や使い勝手のよさを重視して車を購入する方も多いのではないでしょうか。ダイハツの新型タントはその快適な室内空間から、ファミリーカーとしても人気を集めています。本記事では気になる新型タントの内装デザインや機能に注目してご紹介していきます。...

まとめ:新型タントは低燃費・高パフォーマンスを叶えた軽自動車

ダイハツ・タントは新世代のクルマづくり「DNGA」に基づいて様々な新機能を搭載した”新しい軽自動車”

乗る人全員にとって居心地のいいクルマを追求したタントは燃費だけではなく、おしゃれな外観や広々空間、優れた安全性能なども高い人気を集めるポイントです。

様々なニーズに対応しているため、低コストで使い勝手のいいクルマをお探しの方はぜひご検討ください。

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ABOUT ME
小笠原 高志
営業部所属 資格:三級自動車整備士 自動車保険募集人資格  自動車営業18年、このうち6年間は整備士としても業務に携わる。 オールメーカー新車・中古車を販売してきた経験を活かし、 クルマに関するお役立ち情報を発信しています。