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【2022年】新型ヴォクシー待望のフルモデルチェンジ!進化したポイントを徹底解説

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目次

ヴォクシー画像引用元:トヨタ

2022年1月13日、トヨタの人気ミニバン「ヴォクシー」が第4世代へとフルモデルチェンジを果たしました。

そこからの約1か月で、すでに3万台もの販売を達成している驚異の人気ぶり。

従来モデルからの長所をしっかり引き継ぎながらも、「もう一歩先の、新しい挑戦」をコンセプトとした新型ヴォクシー。

その特徴をスタイリッシュな外観から快適な室内空間、ハイレベルな安全性能まで詳しく解説いたします。

この記事を読めば、新しくなった新型ヴォクシーの魅力がお分かりいただけると思います。

ミニバンの王者【トヨタ・ヴォクシー】2022年1月 待望のフルモデルチェンジ

ヴォクシー画像引用元:トヨタ

ヴォクシーにはハイブリッド車とガソリン車があり、それぞれにエントリーモデルの【S-G】と上級グレードの【S-Z】が用意されています。

後席はキャプテンシートを使用した7人乗り仕様とチップアップシートを仕様した8人乗り仕様があり、基本は7人乗り仕様ですが次のグレードでは8人乗りも選択可能です。

  • ガソリン車の【S-G】モデル
  • ハイブリッド車の【S-G】モデル(2WDのみ)

ロングスライド画像引用元:トヨタ

まずはそれぞれのフルモデルチェンジ後の価格と燃費性能について見ていきましょう。

新型ヴォクシー フルモデルチェンジ後の価格情報

●ハイブリッド車

ハイブリッド車のメーカー希望税込小売価格は以下の通り。

2WD E-four
HYBRID S-Z 3,740,000円 3,960,000円
HYBRID S-G 3,440,000円※ 3,660,000円

最も上級な【HYBRID S-Z】のE-four(電気式4WDシステム)でも400万円を下回る設定になっています。

※8人乗り仕様も同価格です。

●ガソリン車

ガソリン車はハイブリッド車に比べ、約40万円ほど抑えられた価格設定。

2WD 4WD
S-Z 3,390,000円 3,588,000円
S-G 3,090,000円※ 3,288,000円※

ハイブリッド車と違いS-Gの4WDでも8人乗りシートが選択可能です。

※8人乗り仕様も同価格です。

新型ヴォクシー フルモデルチェンジ後の燃費情報

フルモデルチェンジ後の燃費性能をハイブリッド車・ガソリン車ごとにまとめました。

●ハイブリッド車

新型の1.8Lハイブリッドシステムはすべての電動モジュールを一新。

ユニットと制御の効率を最大限高めることで、コンパクトキャブワゴンクラストップレベルの低燃費を実現しました。

モーター出力向上により作動領域やリヤへのトルク配分を拡大した、電気式4WDシステム【E-four】は滑りやすい路面でのさらなる安心感を提供します。

▼ハイブリッド車カタログ燃費

2WD E-four
WLTCモード 23.0km/L 22.0km/L
市街地モード 22.2km/L 22.0km/L
郊外モード 25.0km/L 23.9km/L
高速道路モード 22.1km/L 20.9km/L

※S-Gグレードの8人乗りモデルは2WDのみです。

●ガソリン車

気持ちの良い動力性能と優れた燃費性能をもたらす2.0Lダイナミックフォースエンジンを搭載。

マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックにより、スポーティーな走行を楽しめます。

▼ガソリン車カタログ燃費

2WD※ 4WD
WLTCモード 15.0km/L 14.3km/L
市街地モード 11.4km/L 11.1km/L
郊外モード 15.3km/L 14.6km/L
高速道路モード 16.9km/L 16.1km/L

※7人乗り8人乗りともに同じ数値です。

新型ヴォクシー 発売1カ月で3万台の販売を達成した大人気の秘密をご紹介!

紹介画像引用元:トヨタ

「より快適に、より便利に、より安心なミニバンとして家族や仲間が笑顔になる時間を演出」を目指し、これまで以上にファミリーカーとしての使用感にこだわっています。

2022年1月の発売以来、1カ月で約3万台の販売を達成した新型ヴォクシーの人気の秘密を紹介します。

個性的なフェイスは他のミニバンと一線を画す出来栄え

新しくなったヴォクシーは、より高級感を増したエクステリアが特徴

まず目を引くのは迫力のあるフェイスです。

シルバーで囲われたブラックのフロントグリルは、ワンランク上の存在感と上質感を演出。

グリルの両端のひし形模様がアクセントとなり、遊び心のあるおしゃれさも兼ね備えています。

フェイス画像引用元:トヨタ

また、その上に配置されたLEDのデイタイムランニングライト、バンパーに組み込まれたフロントヘッドランプとのコンビネーションでよりスタイリッシュな印象です。

フェイスだけに注目されがちですが、新型ヴォクシーはリア周りにもこだわっています。

エクステリア

ベルトラインを上げることでサイドから見た重厚感が強調され、ボディから溢れる存在感はほかのミドルクラスミニバンとは一線を画します

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リラックス空間を演出する多彩なシートアレンジ

新型ヴォクシーは3列シートを最大限活用した豊富なシートアレンジも魅力

超ロングシート機能で2列目を後ろにスライドさせたスーパーリラックスモードでは、車内とは思えないほど広々とした空間に。ゆったりと足をのばしてくつろげます。

3列目をサイドに格納し荷室スペースを拡大すれば、大きな荷物や不安定な荷物も安定して積載出来ます。

乗車人数に合わせてラゲージモードビックラゲージモードで使い分けが可能です。

さらに後席をすべてフラットにしたリヤフラットソファモードは、キャンプや長距離移動時の車中泊に最適。ドライブで疲れた体をしっかりと休めることが出来ます。

シートアレンジ画像引用元:トヨタ

▼他車との比較を踏まえた詳しいサイズ情報はこちらをご参照ください。

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ミニバントップクラスの収納アイテム

ファミリーカーとしても人気の高いヴォクシーは収納機能も豊富で、その性能はミニバントップクラス。

インパネ一体型センターコンソールボックス

インパネ一体型のセンターコンソールボックスは運転中に必要な小物類の収納に便利。

カップホルダーは助手席からもぱっと手の届く位置に設置されているので、リラックスした体勢で水分補給が出来ます。

センターコンソールボックス画像引用元:トヨタ

またボックス後端のアクセサリーコンセントはセカンドシートからも充電が可能。

ハイブリッドカー特有の大容量電気エネルギーにより、停電などの非常時にも活用できる非常時給電システムも設定されています。

ほかにも車内の各所に多様な収納スペースを用意。

マットブラックで統一されており、物でごちゃつきがちな車内もスマートに保持します。

収納画像引用元:トヨタ

さらにシフト横の小物入れにはUSB端子が2つ付いており、トレイを設置すれば充電したままスマホを収納できます。

後述のディスプレイオーディオではスマホとディスプレイを連携させて使用することが多く、バッテリー残量を気にせず好きなだけ楽しめるのは大きなポイントです。

新型ヴォクシー 大幅進化の4つの一押しポイント

ポイント画像引用元:istock

フルモデルチェンジで様々な性能が大幅に進化した新型ヴォクシー。中でも特に注目すべきポイントは以下の4つです。

それぞれの魅力を各章ごとに分かれて詳しく解説します。

ポイント①大幅進化の「Toyota Safety Sense」

トヨタセーフティセンス画像引用元:トヨタ

”人を真ん中に考える”トヨタの安全予防技術をふんだんに盛り込んだ機能がパッケージになった「Toyota Safety Sense」

今回さらに大幅進化した3つの性能を詳しく紹介します。

プリクラッシュセーフティは昼夜問わず検知対象が拡大

警報とブレーキで衝突回避や被害軽減をサポートするプリクラッシュセーフティ機能。今回検知機能がアップグレードされ、昼夜問わずその対象が拡大しました。

路上駐車の多い道を走行中、車の隙間から歩行者が急に出てくるという場面でもプリクラッシュセーフティ機能が作動。

事故を未然に防いだり、万が一の被害も最小限に抑えてくれます。

本機能は以下の3つのステップで働きます。

作動3ステップ

①衝突の危険がある時:ブザー・ディスプレイ表示で警報

レーザーレーダーと単眼カメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険をドライバーにお知らせ。ブレーキの操作を促します。

②ブレーキを踏んだ場合:「プリクラッシュブレーキアシスト」作動

より強力な制動力が働くように、ドライバーがブレーキを踏んだ力をアシストします。

③ブレーキを踏めなかった場合:衝突被害軽減ブレーキ作動

もしブレーキを踏めなかった場合も衝突被害軽減ブレーキが自動で作動。衝突回避をサポート、または被害軽減を支援します。

歩行者に対しては約10~65km/hの速度域、車両に対しては約10~80km/hの速度域で作動します。

プリクラッシュセーフティ画像引用元:トヨタ

フロントクロストラフィックアラートで出会頭の車両接近を検知

交差点に進入する際などで左右から接近する車両を検知し、ドライバーに警告するフロントクロストラフィックアラート機能。

車両が接近しているにもかかわらずドライバーが発進しようとした場合は、ブザーと表示で注意を促し、出会い頭の事故防止をサポートします。

カラーヘッドアップディスプレイやマルチインフォメーションディスプレイでは、車両が近づいてくる方向をアニメーションで表示。

フロントクロストラフィックアラート画像引用元:トヨタ

急な警告にもドライバーが対応出来るよう、瞬時にわかりやすい注意喚起を行います。

小さな子供が飛び出す危険の多い住宅街や、自転車の通行が多い交通路などを利用することの多いドライバーに嬉しい機能です。

遂にレーダークルーズコントロール装着

レーダークルーズコントロールは”アクセルを踏み続けなくても設定した一定の車速を維持して走るクルーズコントロール”の機能に加え、先行車に追いついた際には安全な車間距離を保ちながら、先行車の車速に合わせて追従していく機能です。

先行車がいなくなると再び設定した速度を上限に走り続けます。

ロングドライブでの疲労軽減や安全性の向上などの絶大な効果が注目され、最近は採用車種が増加。今回、ついにヴォクシーにも搭載されました。

レーダークルーズコントロールは以下の4つのサポート機能を備えています。

①最適な車間距離を保ち、ついていくをサポート

レーダークルーズコントロール画像引用元:トヨタ

先行車を検知して、安全な車間距離を保てる速度に自動で調整。先行車がいなくなった際は再度設定されている速度で走行を続けます。

徐行などの低速時でもしっかりと速度を調節し、先行車が止まった時は車間距離を保ったまま自動で停止。

高速道路での長距離移動時の運転をサポートし、ドライバーの疲労を軽減します。

②カーブ速度抑制機能でサポート

レーダークルーズコントロール画像引用元:トヨタ

カーブでのより安全な走行をサポートする、カーブ速度抑制機能。

レーダークルーズコントロールで走行中にシステムが必要と判断した場合、カーブの手前でで自動で速度抑制を開始し、減速

カーブ内では最適な速度に調整し、安全な位置でドライバーの手動操縦に切り替えます。

同時にマルチインフォメーションディスプレイでシステム作動中であることをお知らせします。

③高速域での走行中も、スムーズな車線変更をサポート

レーダークルーズコントロール画像引用元:トヨタ

レーダークルーズコントロール使用中にウインカー操作をした場合、先行車を追い越すための予備加速、または車線変更先にいる先行車に追従するための予備減速を実施。

高速での走行中も、自動の速度調整でスムーズな追い越しや車線変更をサポートします。

④高速道路の渋滞走行時などで、運転負荷の軽減をサポート

レーダークルーズコントロール画像引用元:トヨタ

渋滞などの少しずつしか進めないシーンで、停止・発進の操作をサポートします。

検知範囲拡大などの性能アップにより、前方認識範囲が拡大したミリ波レーダーや単眼カメラが周囲の状況を正確に把握。

先行車や先々行車の認識、進路の判定、割り込み車などに対して、優れた認識性能を確保しています。

(①-2)メーカーオプションでさらに充実する安全性能

安全画像引用元:istock

全車に標準装備されている「Toyota Safety Sense」に加え、よりハイレベルな安全性を保障するメーカーオプションも豊富にそろっています。

自身の想定使用シーンに合わせて、必要な安全機能をカスタマイズ出来ます。

【トヨタ初】緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)

衝突する可能性が高い場合、システムが車線内での衝突回避を支援する緊急時操舵支援機能。

歩行者、自転車運転者、自動二輪車、車両などと衝突する可能性が高いと判断した場合、ブザー音で警告。

警告後ドライバーによる回避操舵が行われなくても、自車線内に回避するための十分なスペースがある場合には、システムが弱いブレーキをかけながら操舵を行い衝突を回避します。

緊急時操舵支援機能画像引用元:トヨタ

障害物との衝突を回避した後は、自車線からの逸脱を防ぐための操舵もサポート。より安全に緊急時の危険回避を支援します。

回避するための十分なスペースがなかったり、回避先に障害物がある場合には作動しません。

また、横断歩行者など一定以上の速度を持った対象には作動しない場合があります。

【トヨタ初】プロアクティブドライビングアシスト(PDA)

リスクを先読みして運転操作をサポートするプロアクティブドライビングアシスト機能。

運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートし、ドライバーの安心につなげます。

さらに先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏み替え操作を軽減することにより、一般道などのシーンでドライバーの運転に寄り添い、優しくサポートする機能です。

以下の3つを備え、運転状況に応じて適切な操作をサポートします。

①歩行者・車両に対する操舵・減速支援

「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」などのリスクを先読みし、危険に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポートします。

画像引用元:トヨタ

②先行車に対する減速支援

先行車や隣接車の割り込みを検出した時、ドライバーのアクセルOFFに応じて、車間距離が近づきすぎないように緩やかに減速します。

画像引用元:トヨタ

③カーブに対する減速支援

先行車や隣接車の割り込みを検出した時、ドライバーのアクセルOFFに応じて、車間距離が近づきすぎないように緩やかに減速します。

画像引用元:トヨタ

ブラインドスポットモニター(BSM)&安心降車アシスト(SEA)

隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、ドアミラーでは確認しにくい後方の車両に加えて、急接近してくる車両も検知します。

車両を検知するとドアミラーに搭載されたLEDインジケーターが点灯します。

ブラインドスポットモニター画像引用元:トヨタ

さらに、ブラインドスポットモニターのセンサーを活用し、降車時に後方からの近づく自転車や車両などを検知。

安心乗降アシスト画像引用元:トヨタ

開いたドアや降車したドライバーと衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促します。

また、パワースライドドアを開けようとした場合は、パワースライドドアを途中でストップ。ブザーやドアミラー内のインジケーターの点滅、メーターの表示、音声通知などで危険を知らせます。

ポイント② 8インチディスプレイオーディオが大幅進化

ディスプレイオーディオ画像引用元:トヨタ

新型ヴォクシーは、8インチディスプレイオーディオが全グレードに標準装備されています。

ディスプレイオーディオとはその名の通り、ディスプレイを備えたカーオーディオメインユニットのこと。

スマートフォンと連携することでこれまでのナビに加えて色々なサービスが車内で楽しめるようになった点が通常のナビ画面と大きく異なるポイントです。

ディスプレイオーディオの基本的な機能は次の4つ。

ディスプレイオーディオ標準装備機能

  1. AM/FMチューナー(ワイドFM対応)
  2. Bluetooth(ハンズフリー&オーデイオ)
  3. USB入力(動画・音楽生成・給電)
  4. スマートフォン連携(AppleCarPlay/AndroidAuto/Miracast)

ラジオを聴くのはもちろん好きな音楽を流す、ハンズフリーで電話をかける、スマホの充電など、いつものドライブに役立つ機能を搭載。

特にスマートフォン連携機能ではお手持ちのスマホのアプリが車内で使えるようになり、その活用方法は多岐に渡ります。

OTTOCASTでiPhoneが完全ミラーリング可能

前記のように利便性が大幅にアップしたディスプレイオーディオですが、ひとつ大きな欠点がありました。

それは、iPhoneユーザーはミラーリングを使って動画視聴が出来ないことです。

「ミラーリング」とは、スマホ画面をディスプレイオーディオに映し出す機能です。

スマホ連携画像引用元:トヨタ

最近はTVよりもYouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどで動画を見ることのほうが多いという人も少なくなく、あらゆるデバイスでミラーリング機能が使えるかどうかが重要なポイントになっていました。

しかしトヨタのディスプレイオーディオではAndroidのみミラーリングが可能となっており、iPhoneでは対応不可。

別途ミラーリングユニットを取り付けたいという場合も、ディスプレイオーディオには外部入力がないため、それも出来ません。

しかし、「OTTOCAST CarPlay AI Box」というデバイスを使うことでiPhoneでもミラーリングが可能になりました。

OTTOCAST CarPlay AI Box画像引用元:amazon

接続方法はとても簡単。

通常の有線接続の場合は「Lightning USBケーブル」を使いiPhoneを接続しますが、ワイヤレス接続する場合には、ディスプレイオーディオのUSB端子側にOTTOCASTを接続します。

接続画像引用元:ヘイノナ

初回接続時にBluetooth接続を用いて登録を行う必要がありますが、2回目以降は自動的に接続。

毎回接続操作を行うことなく、スムーズに使用を開始することが出来ます。

これによってiPhoneユーザーも車内でお好きな動画を楽しめるようになり、ディスプレイオーディオのデメリットをカバー出来るようになりました。

5年間無料で受けられる充実のT-Connectスタンダードサービス

T-Connect

「T-Connect(ティーコネクト)」とは、トヨタが提供する通信サポートサービスの総称。

クルマと通信を繋ぐことで、日常のサポートだけでなく万が一の時にも迅速に対応し、安心・安全、快適・便利なサービスを提供します。

豊富に用意されているサービスの中で、ここでは5つの便利な機能を紹介します。

  1. コネクティッドナビ機能
  2. マイカーサーチ機能
  3. マイセッティング機能
  4. ヘルプネット(エアバック連動)機能
  5. eケア(走行アドバイス)機能

【1】コネクティッドナビ機能

ヴォクシーではT-Connectの契約で、センター通信型のナビゲーション「コネクティッドナビ」を5年間無料で使用できます

通信型の特徴として最も大きなポイントは、ナビの情報をアップデートする必要がなくなったことです。

従来のカーナビは、車載されたナビ内に入っている地図情報を定期的に新しくする必要がありました。

しかし、コネクティッドナビはトヨタスマートセンターとの通信により、リアルタイムで最新のデータに自動更新。

道路や施設、渋滞情報など、通信で取得した新しい情報で目的地・ルート設定を行えます。

コネクティッドナビ画像引用元:トヨタ

また、交通情報だけでなく施設の情報も豊富に掲載しています。

たとえば、店舗検索では口コミ点数や営業時間などを表示。

行く前に知っておきたい情報をあらかじめ確認することができ、お店に着いたら閉まっていた、ということもありません。

駐車場検索では料金や空き状況を地図上に表示してくれるため、目的地の選択にも便利です。

駐車場表示画像引用元:トヨタ

また、通信だと途切れてしまった時に迷子にならないかという不安があります。

しかしコネクティッドナビは、通信中は自車位置を中心に約80km四方の地図情報を常に保持。

また、ルート設定時はルート沿いの地図情報を事前に取得するため、通信が万が一途切れてしまっても安心な設計になっています。

【2】マイカーサーチ機能

「マイカーサーチ」は離れた場所にあるクルマの情報を知らせてくれる機能です。

【1】うっかり通知

ドアのロックやウィンドウの閉め忘れ、ライトの消し忘れなど、日常のうっかり忘れを検知してメールで知らせてくれる機能。

後から心配になって確認しに行くとやっぱり閉まっていた、という二度手間がなくなります。

【2】カーファインダー(駐車位置確認)

クルマの駐車位置をスマホの地図上で教えてくれる機能。広い駐車場でどこに停めたかわからなくなってしまっても、位置情報を頼りにスムーズに見つけることができます。

【3】リモート確認 /リモート操作

ドアのロック状態等がスマホで確認できる「リモート確認」。万が⼀鍵を閉め忘れていた時もわざわざ戻らずに「リモート操作」でロックすることができるとても便利な機能です。

マイカーサーチ画像引用元:トヨタ

さらに、「マイカーサーチ」の3つの機能に以下の便利な5つの機能が加わった「マイカーサーチPlus」もオプションで選択可能

  1. アラーム通知
  2. 車両の位置追跡
  3. 警備員の派遣
  4. エンジン始動通知
  5. リモートイモビライザー

ドアのこじ開けなどでオートアラームの作動を検知すると、 すみやかにメールや電話で連絡、もしくはスマホアプリ「My TOYOTA+」にお知らせ。

「マイカーサーチ」にくらべ、セキュリティ面を大幅に強化しています。

オプション料金は〔税込2,420円/年・税込220円/月〕とリーズナブル。追加される機能を考えると、付けておいて損はないオプションです。

【3】マイセッティング機能

マイセッティング画像引用元:トヨタ

「マイセッティング機能」とは、運転する人のお好みの車両設定を記録し、再生する機能です。

事前にナビの設定、オーディオの音量設定、運転席シート位置など、ドライバーの好みを設定しておけば、乗車時に自動で最適環境に調整してくれます。

乗車人が変わるたびに自分で調整しなおす必要がなくなり、スムーズに運転を始められます。

各々のスマートフォンやスマートキーで登録が可能なので、ご家族・ご友人でシェアすることの多いファミリーカーとして検討中の方には特にうれしい機能です。

【4】ヘルプネット機能

クルマの運転中に体調を崩して動けなくなった時や、事故で意識を失ってしまった時など、もしもの時に安心のヘルプネット機能。

クルマに接続したオペレーターがドライバーや事故の状況によって緊急車両やドクターヘリを派遣します。

ヘルプネット画像引用元:トヨタ

作動する状況で2つのタイプのヘルプネットをご用意。

①ワンタッチタイプ

意識はあるけれど、現在地がわからない時や自分だけでの解決が難しい場合に、ヘルプネットボタンを押すだけでオペレーターと接続。

状況を正確に伝えるのが難しい緊急事態でも、位置情報が専門のオペレーターに送信されるため、通常の通報より緊急車両の出動が短縮できます。

②エアバッグ連動タイプ

交通事故などでエアバッグが作動した場合、自動で専門のオペレーターに接続します。

オペレーターの呼びかけにお客様が応答できないときは、オペレーターが緊急車両の手配。

意識を失っていたり、怪我などで危険な状態でもスムーズに対応可能なので万が一のときも安心です。

ヘルプネットセンターでは緊急通報と同時に、車載システムからの「緊急情報」を受信し、オペレーター卓画面上に、会員情報、車両情報、及び緊急事態発生地点の地図を表示します。

オペレーターは、この画面を見ながらドライバーとの音声通話により救援活動に必要な情報の確認を行います。

【5】eケア機能

「eケア機能」とは、警告灯が点灯した時にクルマの状態をオペレーターに確認できる機能です。

警告灯が点いたもののどこが悪いのか、そのまま走れるのかわからない時に安心。

eケアコールセンターではドライバーからの連絡を受け、クルマから発信される情報をもとに適切なアドバイスをおこないます。

大まかな流れは以下の通りです。

  1. 警告灯点灯時、ポップアップが表示
  2. おクルマの状況に応じて、オペレーターが適切にアドバイス
  3. 必要に応じて、後日販売店で点検フォロー

eケア(走行アドバイス)画像引用元:トヨタ

運転中の迅速な対応だけでなく、問題があった場合には後日販売店で車両点検も行ってくれる等、アフターフォローも万全です。

自分は大丈夫だと思っていても、交通事故や車両の故障、盗難など、いつ何が起こるかわからないもの。

起きてしまってからでは遅いため、手遅れなってしまう前にもしもの事態に備えておくことが重要です。

有料オプション利用で、フルセグTV&CD・DVDコンテンツも拡充

車内で過ごす時間をより楽しく、充実させたい方には以下の機能がセットになったメーカーオプションがおすすめです。

  • ネットよりもTVを見ることの多い方や毎日の通勤でニュース番組をチェックしている方に便利な「フルセグTV」
  • お気に入りのDVDがある小さなお子様がいらっしゃるご家庭には必要不可欠な「CD・DVDデッキ」

税込74,800円と有料にはなりますが、ディスプレイオーディオの機能をうまく使いこなせるか心配な方は、従来の方法でも映像コンテンツが楽しめるようにしておくと安心です。

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【2022年】ヴォクシーのディスプレイオーディオについて徹底解説!スマホ連携で何ができるの?従来のナビに変わってヴォクシーにも搭載されたディスプレイオーディオ。いまトヨタが力を入れているこの装備は、スマホ連携機能により幅広い使い道を可能にしました。この記事ではこれまでのナビとの違いや新しい機能について、その弱点も踏まえて徹底解説します。...

ポイント③誰でも簡単・多彩なシートアレンジ

室内画像引用元:トヨタ

広々とした室内を最大限利用できる豊富なシートアレンジもヴォクシーの魅力のひとつです。

3列のシートそれぞれをフレキシブルに操作出来るため、車内での過ごし方がさらに自由かつ快適になります。

サードシートを簡単収納 ワンタッチホールドシート

少人数で荷物をたくさん積み込みたい時には、サードシートを収納する事が出来ます。

シートをフラットにするのではなくサイドに完全に格納してしまう仕様なので、荷室スペースが大幅に拡大。

ラゲージモード画像引用元:トヨタ

平らな床に載せられるため、高さのあるものはもちろん不安定な荷物や重たい荷物も安心してたくさん積み込めます。

さらにその操作は片手でのワンタッチでらくらく格納軽い力でスムーズに折りたためる機構を採用しています。

ワンタッチホールドシート画像引用元:トヨタ

シートバック下部にあるレバーでロックを解除し、シートを跳ね上げて固定するだけ。

わざわざ車内に乗り込む必要もなく、簡単にスペースを拡大できます。

セカンドシートがリビングに 超ロングスライド

セカンドシートにはストレート超ロングスライドを採用。

7人乗り仕様は745mm、8人乗り仕様でも705mmのロングスライドが可能です。

ロングスライド画像引用元:トヨタ

シートを後方へスライドさせたスーパーリラックスモードにすれば広々とした足元空間を確保でき、まるでリビングにいるかのようにゆったりとくつろぐことが出来ます。

シートアレンジ画像引用元:トヨタ

左右のシート間も185mmと広めにとってあるので、超ロングスライド時でもウォークスルーが可能。車内移動をスムーズに行え、休憩時などもストレスなく快適に過ごせます。

車中泊で大活躍 リヤフラットソファモード

セカンドシート・サードシートをフルフラットにすれば、足を延ばして横になれる広々空間に早変わり。

3列仕様車の嬉しいポイントは、前列は起こしたまま後席だけでスペースを確保出来る点です。

シートアレンジ画像引用元:トヨタ

これによりキャンプでの車中泊はもちろん、長距離移動時にお子様だけ後席で横になることが出来るので、移動だけで疲れてしまうということがありません。

クルマでの家族のお出かけも、より楽しくストレスフリーに満喫できます。

紹介した以外にも、運転席からセカンドシートのお子様のお世話が可能な「前席ベビーケアモード」や、フロントシートをフルフラットにしてくつろげる「フロントフラットソファモード」などあらゆるアレンジが可能。

必要に応じてさまざまな使い方が出来る、ユーザビリティーの高いシートが魅力です。

ポイント④世界初・フリーストップバックドア機能

ドアの位置をキープ画像引用元:トヨタ

新型ヴォクシーにはフリーストップバックドアという新機能が標準装備されています。

普段の使い方としては、ドア中央部のスイッチを押せば跳ね上げ式で後ろに開く点は通常のバックドアと同じです。

しかしトヨタが世界で初めて開発したフリーストップバックドアは、手動で好きな位置での保持が可能になりました。

これによって後ろが狭い場所でもバックドアを手で抑える必要がなく、最小限のスペースで荷物を積み込むことが出来ます。

また自分に合った位置で保持できるため、これまではバックドアが完全に上まであがってしまって手が届かなかった小柄な方でもらくらく開け閉めが可能なのも嬉しいポイントです。

ドアが閉じてしまうことがあるため、坂道や強風時のフリーストップバックドアの使用はお控えください。

新型ヴォクシー 大人気メーカーオプションをご紹介

plusα画像引用元:istock

標準装備だけでも充実した機能を搭載している新型ヴォクシーですが、それぞれの使用シーンに対応出来るよう、メーカーオプションも豊富に揃えられています。

中でも特に大人気の5つのオプション機能を紹介します。

新型ヴォクシー人気オプション

  1. パワーバックドア
  2. ハンズフリーデュアルパワースライドドア
  3. ユニバーサルステップ(助手席側)
  4. シートヒーター&オットマン(セカンドシート)
  5. アドバンストパーク機能

らくらく操作・パワーバックドアの実力

パワーバックドア画像引用元:トヨタ

荷室スペースの使用頻度が高い方にはパワーバックドアがおすすめ。

バックドア本体のスイッチを使った手動での開閉に加え、サイドのスイッチによる自動操作が可能になりました。

パワーバックドアは特に以下の3つの特徴が魅力です。

パワーバックドアの特徴

①ボディサイドに配置されたスイッチ

新型ヴォクシーのパワーバックドアは、トヨタとして初めて車両側面にスイッチを配置しました。

標準装備のフリーストップ機能と組み合わせれば、狭い場所でも後ろに回り込む必要がなく、よりスムーズに荷室スペースへの積み込みが可能になります。

またスイッチは両側に付いており、左右どちらからでも操作可能なのも人気のポイントです。

②安心・安全の挟みこみ防止機能

閉扉時に手や荷物などの不審物を感知し、自動で停止する挟み込み防止機能。

サイドのスイッチによる操作では反対側の様子がわからないため、小さなお子様と一緒の時でも安心安全にバックドアを使用できる嬉しい機能です。

③どんな場所でも任意の位置で停止 停止位置メモリー機能

停止位置を記憶し、自動で停まる停止位置メモリー機能。

バックドアをフリーストップ機能でお好みの位置で保持し、ドアに付いているスイッチで設定すれば次回以降もその位置で自動で停止します。

ご自宅の駐車場などのスペースに合わせたり、自分の身長に応じて設定するなど様々な使い方が可能です。

※S-Zにメーカーパッケージオプション

遂に実装!ハンズフリーデュアルパワースライドドア

これまでのパワースライドドアは、スマートキーを持っていればドアレバーのスイッチを押すだけドアが開く「キーフリー機能」が主流でした。

しかし新型ヴォクシーは「ハンズフリー機能」を搭載したデュアルパワースライドドアがオプション装備可能に。

パワースライドドア画像引用元:トヨタ

フロントドアのスイッチではなく、下側のセンサー部に足先をかざすだけで自動でスライドドアが開く仕組みです。

荷物で両手がふさがっていてもスムーズに乗り込むことが出来、買い物帰りなどに便利な機能です。

※全車にメーカーパッケージオプション

乗り降りらくらく・ユニバーサルステップ(助手席側)

小さなお子様やご年配の方がいるご家庭には、ユニバーサルステップのオプションがおすすめ。

パワースライドドアの作動に連動して、地上から200mmの位置に自動でステップが降りてくる仕組みです。

ユニバーサルステップ画像引用元:トヨタ

助手席側に搭載されるため運転席からサポートのために回り込む必要がなく、背の低いお子様でもひとりで簡単に乗り降りが可能になります。

スライドドアが閉まっている時は車体にすっきり隠れる格納構造を採用。

ヴォクシーのスタイリッシュな外観を損ねることなく利便性を高めることが出来ます。

※全車にメーカーオプション

快適シートヒーター&オットマン(セカンドシート)

セカンドシートのシートヒーター&オットマンは、コンパクトキャブワゴンクラス初。後席もよく使用するご家庭に嬉しい機能です。

前席の温熱シートが標準装備されているS‐Zグレードにオプションで搭載可能。

直接体を温めてくれるため、空調が効きにくい後席側でも冬の寒さからしっかり守ってくれます。

シートヒーター画像引用元:トヨタ

ロングスライドシートで確保した足元にオットマンを組み合わせれば、車内とは思えないほどゆったりとしたリラックス空間に。

ファミリーカーとして乗る人全員の快適性を追求した、ヴォクシーならではの機能です。

※S-Zにメーカーパッケージオプション(オットマンは2WD車のみ)

高度運転支援【トヨタ・チームメイト】アドバンストパーク機能

スイッチを押すだけで駐車操作をサポートしてくれるアバンストパークがさらに進化しました。

ステアリング・アクセル・ブレーキの全操作をクルマがアシストしてくれるため、駐車が苦手な方でも安心して簡単に停められます。

アドバンストパーク画像引用元:トヨタ

▼操作手順はらくらく3ステップ

  1. 駐車したいスペースの真横に停車
  2. アドバンストパークスイッチをONにしてディスプレイに表示される駐車位置を確認。
  3. 開始スイッチを押すと、あとはクルマが運転操作をサポートして駐車を完了

また、事前に駐車位置を登録することで、区画線のない駐車場や隣接車両がない環境下での駐車操作もアシスト可能です。

※全車にメーカーオプション

さらにハイブリッド車においてアドバンストパークをオプション装備した場合、車外から操作可能なリモート機能付となります。

スマホ操作画像引用元:トヨタ

専用スマートフォンアプリ「Remote Park」を操作することで、車外からでも遠隔で駐車および出庫が可能となります。

出庫後にバックドアから荷物を積みたい時や、お子様やご年配の方が広い場所で安全に乗り降りする時などに便利な機能です。

まとめ:フルモデルチェンジでさらに進化した新型ヴォクシーは外観や内装、安全性能すべてにこだわった大人気ミニバン車

今回は2022年1月のフルモデルチェンジでさらに人気が高まった新型ヴォクシーの魅力についてまとめました。

外観の高級感が増しただけでなく、より快適・便利・安全な走行を実現したヴォクシーは、小さなお子様からご年配の方まで幅広い層に対応可能。

ファミリーカーとしての性能もクラストップです。

さらに豊富なラインナップから、自分にぴったりなグレードやオプションを選択出来るのも嬉しいポイント。

どれがいいのかわからないという方でも、まずはお気軽にオニキス神戸にご相談くださいませ。

お客様のお好みや生活スタイルに合わせて、最適な一台をご提案させていただきます。

さらにオニキス神戸ではお得なお支払プランを多数ご用意しております。

ご予算でお悩みの方も無理のないクルマ選びができるよう、全力でサポートさせていただきます。

ABOUT ME
小笠原 高志
営業部所属 資格:三級自動車整備士 自動車保険募集人資格  自動車営業18年、このうち6年間は整備士としても業務に携わる。 オールメーカー新車・中古車を販売してきた経験を活かし、 クルマに関するお役立ち情報を発信しています。