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【2022年】ヴォクシーのディスプレイオーディオについて徹底解説!スマホ連携で何ができるの?

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ディスプレイオーディオ画像引用元:トヨタ

これまでは輸入車に搭載されていることが多かった「ディスプレイオーディオ」。

しかし最近は国産新型車でも採用される車種が増え、トヨタのヴォクシーもそのうちのひとつです。

ディスプレイオーディオとはその名の通り、ディスプレイを備えたカーオーディオメインユニットのことです。

通常のカーオーディオと大きく異なる点は、スマートフォンと連携することで色々なサービスが車内で楽しめるようになったことです。

基本的にカーナビ機能は備えられていないか、有料オプション装備となっていますが、所有するスマートフォンと連携してナビアプリをディスプレイオーディオに表示することができます。

ただし、ヴォクシーのディスプレイオーディオの場合、10.5型ディスプレイオーディオにはカーナビが標準装備されております。

また、8型ディスプレイオーディオの場合は5年間無料でカーナビ機能が使用できるコネクティッドナビが搭載されております。(6年目以降有料となります)

ヴォクシーに搭載されているディスプレイオーディオには8型標準グレードと10.5型Plusの2つのグレードがあり、使用出来る機能が異なります。

それぞれの大まかな特徴は以下の通り。

8型標準グレードのディスプレイオーディオはBluetoothやスマホ連携機能が充実

10.5型Plusのディスプレイオーディオはこれに加えて従来型の車載ナビソフトフルセグTVなども標準装備

この記事ではディスプレイオーディオの性能やメリットについて、それぞれのグレードに分けて詳しくご紹介します。

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8インチディスプレイオーディオはこんなに便利(全車標準装備)

スマホ連携機能画像引用元:トヨタ

8インチディスプレイオーディオはヴォクシー全グレードに標準装備されています。

標準装備ながら、使い勝手の良い機能をご紹介します。

ディスプレイオーディオ標準機能のご紹介

ディスプレイオーディオに標準装備されている基本的な機能は次の4つです。

ディスプレイオーディオ標準装備機能

  1. AM/FMチューナー(ワイドFM対応)
  2. Bluetooth(ハンズフリー&オーデイオ)
  3. USB入力(動画・音楽生成・給電)
  4. スマートフォン連携(AppleCarPlay/AndroidAuto/Miracast)

ラジオを聴くのはもちろん好きな音楽を流す、ハンズフリーで電話をかける、スマホの充電など、いつものドライブに役立つ機能を搭載。

特にスマートフォン連携機能の活用方法は多岐にわたり、これまでのナビにはないさまざまなサービスが車内で受けられるようになります。

スマートフォン連携機能については次の章で詳しく解説します。

有料メーカーオプションでさらに便利さアップ

8インチサイズのディスプレイオーディオにはオプションで

  • フルセグTV
  • CD・DVDデッキ

の2つの機能を搭載可能です。

ネットよりもTVを見ることの多い方や毎日の通勤でニュース番組をチェックしている方に便利なフルセグTV。

お気に入りのDVDがある小さなお子様がいらっしゃるご家庭には必要不可欠なCD・DVDデッキ。

2つセットで税込74,800円と有料にはなりますが、利便性を高めるのはもちろん、車内で過ごす時間をより楽しく充実させてくれるおすすめのメーカーオプションです。

スマートフォン連携機能

スマホ連携機能画像引用元:トヨタ

ディスプレイオーディオの最大のメリットである「スマートフォン連携機能」。

お使いのスマートフォンのアプリをオーディオ画面に表示して車内でも使用可能にする、とても便利な機能です。

例えばナビアプリの地図を画面に映し出し、スマホではなく車内の画面上でのタッチ操作で目的地設定が可能に。

ミュージックアプリや音楽ストリーミングアプリもディスプレイ上で操作可能になります。

また、ナビ機能やCDデッキ等を搭載しなくて良いので価格が抑えられるのも利点のひとつです。

トヨタのディスプレイオーディオのスマホ連携には3種類あり、スマホの機種に合わせて使用可能です。

  1. TOYOTA SmartDeviceLink
  2. Apple CarPlay
  3. Android Auto™

連携アプリ画像引用元:トヨタ

シンプルなBluetooth接続機能でもアプリの操作を車載機側でも行えますが、これらのスマホ連携機能ではアプリそのものを使用可能にします。

それによって主要機能のみならずほぼすべての操作を車載機の画面上にて実行でき、操作の利便性に関してはBluetooth接続よりも圧倒的に高くなっています。

TOYOTA SmartDeviceLink

iPhone・Android™の両方に対応しています。

ヴォクシー搭載のディスプレイオーディオでは、次の3つの機能が使用可能。

TOYOTA SmartDeviceLinkで出来ること

  • ナビゲーションを使う
  • 音楽を聴く
  • ラジオを聴く

ナビゲーションアプリが使用出来るのが通常のBluetooth接続機能とは大きく異なるポイントです。

音楽アプリやラジオアプリもより利便性の高い操作が可能で、快適なドライブが楽しめます。

接続方法も3ステップでカンタン。

接続方法画像引用元:トヨタ

  1. TOYOTA SmartDeviceLinkアプリをスマホにダウンロード
  2. スマホの「設定」から「Bluetooth®」をタップし接続設定
  3. ディスプレイオーディオ画面から「Bluetooth®」の接続設定

Bluetoothでの接続が可能なため、USBケーブルが不要であるのがApple CarPlayやAndroid Auto™にはない大きなメリットです。

Apple CarPlay

iPhoneのオーディオアプリ、メッセージングアプリに対応しています。

オーディオ画面だけでなくSiriの音声コントロールでの操作も可能なので、運転中でも安全にiPhoneを使うことができます。

Apple CarPlayで出来ること

  • 音声で操作する
  • ナビゲーションを使う
  • メッセージを送る
  • 音楽を聴く
  • ラジオを聴く
  • 電話をかける・受ける

TOYOTA SmartDeviceLinkの機能に加えて、スマホ本来の電話やメッセージのやり取りをディスプレイオーディオでも使えるのが特徴です。

音声操作機能との組み合わせで、運転中で手が離せないときでもハンズフリーで安全に通話することでが出来ます。

こちらも接続は3ステップでカンタン設定。

接続方法画像引用元:トヨタ

  1. iPhoneの「設定」から手順をすすめ「Siriの設定を有効」に設定
  2. USBケーブルでスマホとディスプレイ機器を接続
  3. ディスプレイ上で「利用する」または「一度だけ利用する」をタップ

iPhoneの接続にはデータ通信が可能なUSBケーブルが別途必要となりますので注意してください。

Android Auto™

Androidのオーディオアプリ、メッセージアプリに対応しています。

こちらはGoogleアシスタント機能での音声操作が可能。

またGoogleマップを使えるため、GPSナビや交通情報通知機能を最新の状態で把握できるのが嬉しいポイントです。

Android Auto™で出来ること

  • 音声で操作する
  • ナビゲーションを使う
  • メッセージを送る
  • 音楽を聴く
  • ラジオを聴く
  • 電話をかける・受ける

基本的には使用可能な機能はApple CarPlayと同じで、iPhoneのandroid版といった感じです。

また、Android Auto™もスマホとの接続にはデータ通信可能なUSBケーブルが別途必要となります。

接続方法画像引用元:トヨタ

  1. アプリをスマホにダウンロード、初期設定
  2. USBケーブルでスマホとディスプレイ機器を接続
  3. 「利用する」または「一度だけ利用する」をタップ

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10.5インチディスプレイオーディオのご紹介(メーカーオプション装備)

ディスプレイオーディオ画像引用元:トヨタ

より高いエンターテイメント性を求める方にはメーカーオプション装備の「ディスプレイオーディオPlus」がおすすめ

具体的な装備機能や、8インチサイズのディスプレイオーディオとの違いについて解説します。

8インチディスプレイオーディオに追加される内容

「ディスプレイオーディオPlus」で追加された機能は主に次の6つ。

ディスプレイオーディオPlus 追加機能

  • 10.5インチの大画面ディスプレイ
  • コネクトナビ5年無料期間終了以降のナビ機能
  • フルセグTV視聴
  • CD・DVDデッキ
  • HDMI入力
  • ETC2.0(VICS機能付)+光ビーコンユニット

8インチサイズのディスプレイオーディオでは現代に対応した便利な機能が使用可能になりましたが、やはりTVやCDに視聴が出来ないのが不便だと感じる方も多くいます。

このように、従来のナビに搭載されていた機能をディスプレイオーディオで使いたい、という方におすすめなのが「ディスプレイオーディオPlus」です。

8インチサイズの4つの基本装備に加え、フルセグTVやCD・DVDデッキ、HDMI入力が標準装備されました。

ネットやアプリは普段あまり使わないという方も、お持ちの音源をそのままお楽しみいただけます。

ディスプレイも8インチから10.5インチのフルHDワイド画面に変更。

サイズ画像引用元:トヨタ

画面の見やすさが格段にアップし、より快適に映像コンテンツやナビ機能を使用できるようになりました。

さらにT-Connect契約で利用できるセンター通信型のナビゲーション「コネクティッドナビ」5年無料期間終了以降は従来の車載ナビ機能を使えるようになっているのも魅力的なポイントです。

オプションメーカー希望小売価格

「ディスプレイオーディオPlus」のオプションメーカー希望価格は、グレードやセット装備によって異なります。

上級グレードである【S-Z】は、12スピーカー仕様でハイブリッド車ガソリン車ともに税込190,300円です。

【S-G】は4スピーカー仕様で、以下の①か②とのセットでのメーカーオプションになっています。

  1. アドバンストパーク+パーキングサーポートブレーキ(周囲静止物)、パノラミックビューモニター+パーキングサーポートブレーキ(後方歩行者)※
  2. バックガイドモニター※

①選択時はハイブリッド車は税込302,500円、ガソリン車は税込269,500円。

②選択時は共通で税込176,000円です。

※【S-Z】では②が標準装備。①は別途メーカーオプションになっています。

メーカー希望小売価格まとめ

▼【S-Z】

〇共通で税込190,300円

▼【S-G】

①ハイブリッド車:税込302,500円 ガソリン車:税込269,500円

②共通で税込176,000円

次章ではコネクティッドナビ以外にもドライバーに嬉しい機能が満載のT-Connectサービスについて解説します。

5年間無料で使用できるT-Connectスタンダードサービス

T-Connect画像引用元:トヨタ

「T-Connect(ティーコネクト)」とは、トヨタが提供する通信サポートサービスの総称。

クルマと通信を繋ぐことで、日常のサポートだけでなく万が一の時にも迅速に対応し、安心・安全、快適・便利なサービスを提供します。

コネクティッドナビ&エージェント機能

ヴォクシーではT-Connectの契約で、センター通信型のナビゲーション「コネクティッドナビ」を5年間無料で使用できます

通信型の特徴として最も大きなポイントは、ナビの情報をアップデートする必要がなくなったことです。

従来のカーナビは、車載されたナビ内に入っている地図情報を定期的に新しくする必要がありました。

しかし、コネクティッドナビはトヨタスマートセンターとの通信により、リアルタイムで最新のデータに自動更新。

道路や施設、渋滞情報など、通信で取得した新しい情報で目的地・ルート設定を行えます。

コネクティッドナビ画像引用元:トヨタ

また、交通情報だけでなく施設の情報も豊富に掲載しています。

たとえば、店舗検索では口コミ点数や営業時間などを表示。

行く前に知っておきたい情報をあらかじめ確認することができ、お店に着いたら閉まっていた、ということもありません。

駐車場検索では料金や空き状況を地図上に表示してくれるため、目的地の選択にも便利です。

駐車場表示画像引用元:トヨタ

また、通信だと途切れてしまった時に迷子にならないかという不安があります。

しかしコネクティッドナビは、通信中は自車位置を中心に約80km四方の地図情報を常に保持。

また、ルート設定時はルート沿いの地図情報を事前に取得するため、通信が万が一途切れてしまっても安心な設計になっています。

さらに車載ナビ本体にも地図データを搭載している「ディスプレイオーディオPlus」なら、保持する地図情報の外に出てしまった場合でもルート案内を続けることができます

運転中など、手が離せない時に操作したい場合は「エージェント機能(音声対話サービス)」が便利。

エージェント機能画像引用元:トヨタ

ナビに話しかけるだけでエージェントが音声で応えて目的地や情報を検索。目的地のセットまで全て音声で操作できます。

ニュースや天気、取扱書検索などのお役立ち情報も検索可能なので、ドライブ中に欲しい情報が直ぐに手に入ります。

もし期待した回答が得られなかったり、質問がうまく認識されなかった時は、「オペレーター」と発話することで有人オペレーターへの接続も可能。(※オペレーターサービスは月額330円の有料サービスプランとなります。)

万全のサポートでスムーズに問題を解決します。

マイカーサーチ機能

「マイカーサーチ」は離れた場所にあるクルマの情報を知らせてくれる機能です。

主な機能は「うっかり通知」「カーファインダー」「リモート確認/操作」の3つで、T-Connectスタンダードのデフォルトサービスです。

マイカーサーチ機能

【1】うっかり通知

ドアのロックやウィンドウの閉め忘れ、ライトの消し忘れなど、日常のうっかり忘れを検知してメールで知らせてくれる機能。

後から心配になって確認しに行くとやっぱり閉まっていた、という二度手間がなくなります。

【2】カーファインダー(駐車位置確認)

クルマの駐車位置をスマホの地図上で教えてくれる機能。広い駐車場でどこに停めたかわからなくなってしまっても、位置情報を頼りにスムーズに見つけることができます。

【3】リモート確認 /リモート操作

ドアのロック状態等がスマホで確認できる「リモート確認」。万が⼀鍵を閉め忘れていた時もわざわざ戻らずに「リモート操作」でロックすることができるとても便利な機能です。

マイカーサーチ画像引用元:トヨタ

「マイカーサーチ」の3つの機能に、さらに便利な5つの機能が加わったのが「マイカーサーチPlus」です。

ドアのこじ開けなどでオートアラームの作動を検知すると、 すみやかにメールや電話で連絡、もしくはスマホアプリ「My TOYOTA+」にお知らせ。

「マイカーサーチ」にくらべ、セキュリティ面を大幅に強化しています。

T-Connectスタンダードサービス契約時に有料オプションとして追加可能です。

マイカーサーチPlus

【1】アラーム通知

ドアのこじ開けなど、緊急時にクルマのオートアラームが作動した場合、メールや電話で知らせてくれます。

【2】車両の位置追跡

車が盗難にあった際や行方がわからなくなってしまった時など、ドライバーからの要請に基づいてオペレーターが車両の位置情報を追跡します。

【3】警備員の派遣

クルマのオートアラーム作動を検知した場合、ドライバーからの要請があればエンジン停止を確認したのちに警備員を現場に派遣。状況を確認してドライバーへ報告します。

【4】エンジン始動通知

あらかじめセットしておけば、エンジン始動・ハイブリッドシステム始動を検知して、指定のメールアドレスに通知します。不審な使用などがあればすぐに対応可能になります。

【5】リモートイモビライザー

クルマのオートアラーム作動を検知した場合、ドライバーからの要請によりエンジンの再始動やステアリングロックの解除を禁止します。アラーム通知機能やエンジン始動通知機能との組み合わせで、クルマの不正利用を速やかに防止することが出来ます。

マイカーサーチ マイカーサーチ画像引用元:トヨタ

オプション料金は〔税込2,420円/年・税込220円/月〕とリーズナブル。追加される機能を考えると、付けておいて損はないオプションです。

マイセッティング機能

マイセッティング画像引用元:トヨタ

【マイセッティング機能】とは、運転する人のお好みの車両設定を記録し、再生する機能です。

事前にナビの設定、オーディオの音量設定、運転席シート位置など、ドライバーの好みを設定しておけば、乗車時に自動で最適環境に調整してくれます。

乗車人が変わるたびに自分で調整しなおす必要がなくなり、スムーズに運転を始められます。

各々のスマートフォンやスマートキーで登録が可能なので、ご家族・ご友人でシェアすることの多いファミリーカーとして検討中の方には特にうれしい機能です。

ヘルプネット(エアバック連動)機能

クルマの運転中に体調を崩して動けなくなった時や、事故で意識を失ってしまった時など、もしもの時に安心のヘルプネット機能。

クルマに接続したオペレーターがドライバーや事故の状況によって緊急車両やドクターヘリを派遣します。

ヘルプネット画像引用元:トヨタ

さらに、あおり運転などのトラブルのときでも、状況に応じて警察へ通報します。

作動する状況で2つのタイプのヘルプネットをご用意。

ワンタッチタイプ

意識はあるけれど、現在地がわからない時や自分だけでの解決が難しい場合に、ヘルプネットボタンを押すだけでオペレーターと接続。

状況を正確に伝えるのが難しい緊急事態でも、位置情報が専門のオペレーターに送信されるため、通常の通報より緊急車両の出動が短縮できます。

エアバッグ連動タイプ

交通事故などでエアバッグが作動した場合、自動で専門のオペレーターに接続します。

オペレーターの呼びかけにお客様が応答できないときは、オペレーターが緊急車両の手配。

意識を失っていたり、怪我などで危険な状態でもスムーズに対応可能なので万が一のときも安心です。

ヘルプネットセンターでは緊急通報と同時に、車載システムからの「緊急情報」を受信し、オペレーター卓画面上に、会員情報、車両情報、及び緊急事態発生地点の地図を表示します。

オペレーターは、この画面を見ながらドライバーとの音声通話により救援活動に必要な情報の確認を行います。

eケア(走行アドバイス)機能

eケア機能とは、警告灯が点灯した時にクルマの状態をオペレーターに確認できる機能です。

警告灯が点いたもののどこが悪いのか、そのまま走れるのかわからない時に安心。

eケアコールセンターではドライバーからの連絡を受け、クルマから発信される情報をもとに適切なアドバイスをおこないます。

大まかな流れは以下の通りです。

  1. 警告灯点灯時、ポップアップが表示
  2. おクルマの状況に応じて、オペレーターが適切にアドバイス
  3. 必要に応じて、後日販売店で点検フォロー

eケア(走行アドバイス)画像引用元:トヨタ

運転中の迅速な対応だけでなく、問題があった場合には後日販売店で車両点検も行ってくれる等、アフターフォローも万全です。

自分は大丈夫だと思っていても、交通事故や車両の故障、盗難など、いつ何が起こるかわからないもの。

起きてしまってからでは遅いため、手遅れになってしまう前にもしもの事態に備えておくことが重要です。

iPhoneユーザー必見!ディスプレイオーディオの唯一の弱点が遂に克服

plusα画像引用元:istock

上記のように、ディスプレイオーディオは従来のナビにはなかった様々な機能が使用可能になった便利な装備です。

しかしその反面、大きな落とし穴があります。それはHDMI入力端子が無い8型ディスプレイオーディオです。

10.5型と違いHDMI入力端子が存在しないため、ミラーリング機能が使用出来ない事が最大のデメリットだと言われています。

そもそも各自動車メーカーが投入し始めたディスプレイオーディオでHDMI入力端子が装備されているのは、新型ヴォクシーやノアの10.5型のみと言っても過言ではありません。

アルファードやヴェルファイアといった最上級ミニバンにも無かったため、ミラーリング機能が使用できないディスプレイオーディオの評価が伸び悩んでいました。

そんな中、iPhoneユーザーがディスプレイオーディオと簡単にミラーリングが出来るようになる器機が登場し注目を集めています。

ここでは具体的な解説と、その解消方法を詳しく紹介します。

ディスプレイオーディオの弱点はiPhoneのミラーリング

スマホ画面をディスプレイオーディオに映し出せる「ミラーリング」。

最近はTVよりもYouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどで動画を見ることのほうが多いという人も少なくなく、あらゆるデバイスでミラーリング機能が使えるかどうかが重要なポイントになっています。

スマホ連携画像引用元:トヨタ

しかし8型ディスプレイオーディオでは現時点ではMiracast(ディスプレイオーディオ標準搭載機能) を利用したAndroidのみ対応しており、iPhoneでは対応不可となっています。

※Androidは現状対応しておりますが、携帯のVerアップ自動更新や機種変更等により、突然使用出来なくなる場合がございますので、その場合はAndroid用ミラーリングツールであるOTTOCAST U2-LITEをご利用ください。

ミラーリングユニットを取り付けたいという場合も、ディスプレイオーディオには外部入力がないため、それも出来ません。

そのため、iPhoneユーザーはミラーリングを使って動画視聴ができず、ここが大きな欠点でした。

OTTOCAST CarPlay AI Boxで弱点を克服

しかし、「OTTOCAST CarPlay AI Box」というデバイスを使うことでiPhoneでもミラーリングが可能になりました。iPhoneユーザーも車内でお好きな動画を楽しめます。

OTTOCAST CarPlay AI Box画像引用元:amazon

接続方法はとても簡単。

通常の有線接続の場合は「Lightning USBケーブル」を使いiPhoneを接続しますが、ワイヤレス接続する場合には、ディスプレイオーディオのUSB端子側にOTTOCASTを接続します。

接続画像引用元:ヘイノナ

初回接続時にBluetooth接続を用いて登録を行う必要がありますが、2回目以降は自動的に接続。

毎回接続操作を行うことなく、スムーズに使用を開始することが出来ます。

さらに「OTTOCAST CarPlay AI Box」を使えば、動画視聴だけでなくさまざまな機能が使用可能になります。

主な便利機能をまとめました。

▼「OTTOCAST CarPlay AI Box」機能一覧

【1】各種動画アプリ視聴

「OTTOCAST CarPlay AI Box」はGooglePlayに対応。YouTubeやNetflix、Amazonプライムなどのアプリをインストールすることで、各種動画アプリを利用することができます。

【2】マップアプリ使用

上記で説明した、iPhone連携機能であるCarPlayと同様に地図アプリを利用することができます。

通常CarPlayの場合はCarPlay専用のレイアウトや機能で地図アプリを利用することになります。

しかし「OTTOCAST CarPlay AI Box」は通常の地図アプリの機能が利用可能になり、通常のカーナビモード以外の徒歩モードなども利用できます。

また、「OTTOCAST CarPlay AI Box」本体にGPSが搭載されていますので別途用意する必要がありません。

【3】外部ストレージの使用

「OTTOCAST CarPlay AI Box」はマイクロSDカードなどの外部ストレージも使用可能です。

そのためSDカードに保存した動画や音楽を楽しんだり、ドライブレコーダーの映像も車内ですぐに再生することができます。

ドライブレコーダーで採用されがちなTSファイルなど、iPhoneでは扱いにくいファイルも再生できるのも嬉しいポイントです。

【4】スマホとのBluetooth接続

ディスプレイオーディオと「OTTOCAST CarPlay AI Box」を接続すると、スマホの接続が有線では行えなくなります。

ディスプレイオーディオ自体のBluetoothを使うことはもちろん可能ですが、「OTTOCAST CarPlay AI Box」自体にもスマホとBluetoothと接続する機能があり、遜色ない性能なためお好みでお使いいただけます。

価格は約1.5万円~4万柄前後の設定になっており、金額の違いは主にストレージの記憶容量の差となっています。

TVよりネット利用の多いiPhoneユーザーにとってはコストパフォーマンスの高い製品です。

ディスプレイオーディオの最大の欠点をカバーする「OTTOCAST CarPlay AI Box」は、毎日の通勤やお出かけをより快適に過ごしたい方におすすめです。

新車ヴォクシー S-G

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新車ヴォクシーSGの台数限定特別プラン

まとめ:ディスプレイオーディオはスマホ連携でより快適なドライブを実現

車内画像引用元:トヨタ

10.5インチディスプレイオーディオはこんな人におすすめ

スマホ連携によって現代に対応した基本的な機能に加え、車載ナビやフルセグTV、CD・DVDデッキなど従来のナビの機能も搭載した10.5インチの「ディスプレイオーディオplus」

8インチに比べて画面が大きく映像コンテンツを利用できる手段が豊富なので、車内でも不自由なく動画を楽しみたいという方におすすめです。

また、小さなお子様や年配の方など、ネットを利用する機会が少ない方でもストレスなく使用出来るため、ファミリーカーとしてのご利用を検討のご家庭にもぜひお付けいただきたいオプションです。

OTTOCASTがあれば8インチディスプレイオーディオで十分すぎる性能を発揮

「ディスプレイオーディオplus」を付けるには予算が足りないけれど、音楽だけでなく動画も楽しみたいというスマホユーザーは、8インチのディスプレイオーディオに「OTTOCAST CarPlay AI Box」を追加することをおすすめします。

とくにDVDなどのハードディスクはあまり使わない方は、スマホのミラーリング機能で充分動画を楽しめ、価格もディスプレイオーディオplusよりもリーズナブルに抑えられます。

ヴォクシーをご検討の方はぜひご検討してみてください。

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ABOUT ME
小笠原 高志
営業部所属 資格:三級自動車整備士 自動車保険募集人資格  自動車営業18年、このうち6年間は整備士としても業務に携わる。 オールメーカー新車・中古車を販売してきた経験を活かし、 クルマに関するお役立ち情報を発信しています。