自動車コラム

新車情報

【2022年】新型ノアのグレードを徹底解説!あなたにぴったりのグレードをご紹介

アイキャッチ

ノアのイメージ写真画像引用元:トヨタ

車を購入するときに重要になってくるのが、車種の中のグレードの選択です。

エントリーグレードと上級グレードでは同じ車種でも価格や装備が全く異なりますので、自分に合った一台を選択するためにも、欲しい装備が搭載されているグレードをしっかりと見極める必要があります。

この記事では新型ノアの購入を検討している方のために、それぞれのグレードの特徴を徹底解説します。

グレード選択でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

新型ノアの全5グレードをご紹介

1から5までの番号が付いた木を積み上げている画像引用元:istock

新型ノアは2022年1月に8年ぶりのフルモデルチェンジを経て、グレード構成も少し変わっています。

大きく分けると

  • エントリーグレードの「X」
  • 中間グレードの「G」
  • 上級グレードの「Z」

の3種類です。

これに加え、「G」「Z」に専用エアロパーツが装備されてガラッとエクステリアの印象を変えた

  • エアロモデル「S-G」
  • エアロモデル「S-Z」

の2グレードを用意し、トータルで全5種類のグレード構成になっています。

それぞれのグレードにハイブリッド車とガソリン車があり、以前はガソリン車でしか4WDを選択出来ませんでしたが、今回のモデルチェンジでハイブリッド車でも4WDが選べるようになりました

さらにグレードによってはセカンドシートの仕様も選択可能。

キャプテンシートを使用した7人乗り仕様とチップアップシートを仕様した8人乗り仕様があり、こちらもガソリン車だけでなく一部のハイブリッド車で選べます。

ハイブリッド車を考えていた人には嬉しい改良点と言えるでしょう。

グレードごとの詳しい搭載装備を見る前に、ハイブリッド車・ガソリン車、2WD・4WDそれぞれの価格と燃費情報を一覧にまとめました。

ベースグレードである「ハイブリッドX」「X」

ベースグレードである「ハイブリッドX・X」は、「ハイブリッドX/4WD」以外に8人乗り仕様車の用意があります。

全グレードの中で唯一200万円台で4WDを購入でき、基本的な機能をおさえつつ、価格もリーズナブルに抑えることが出来るグレードです。

▼カタログ燃費

【ハイブリッド】 2WD E-four
WLTCモード 23.4km/L 22.0km/L
市街地モード 22.6km/L 22.0km/L
郊外モード 25.4km/L 23.9km/L
高速道路モード 22.5km/L 20.9km/L
【ガソリン】 2WD 4WD
WLTCモード 15.1km/L 14.4km/L
市街地モード 11.5km/L 11.2km/L
郊外モード 15.5km/L 14.8km/L
高速道路モード 17.1km/L 16.2km/L

▼メーカー希望小売価格(税込)

2WD 4WD
HYBRID X 3,050,000円※ 3,270,000円
X※ 2,670,000円 2,868,000円

※8人乗り仕様車も同じ価格です。

人気装備が充実の「ハイブリッドG」「G」

「ハイブリッドG・G」も「ハイブリッドG/4WD」以外に8人乗り仕様車を用意。

人気装備をしっかりと搭載したこのグレードは、種類によっては200万円台で購入可能な高いコストパフォーマンスが魅力です。

選べるメーカーオプションも充実しており、自分に合った機能をチョイスして装備したい方にもおすすめのグレードです。

▼カタログ燃費

【ハイブリッド】 2WD E-four
WLTCモード 23.2km/L 22.0km/L
市街地モード 22.5km/L 22.0km/L
郊外モード 25.2km/L 23.9km/L
高速道路モード 22.3km/L 20.9km/L
【ガソリン】 2WD 4WD
WLTCモード 15.1km/L 14.3km/L
市街地モード 11.5km/L 11.1km/L
郊外モード 15.5km/L 14.6km/L
高速道路モード 17.1km/L 16.1km/L

▼メーカー希望小売価格(税込)

2WD 4WD
HYBRID G 3,320,000円※ 3,540,000円
G※ 2,970,000円 3,168,000円

※8人乗り仕様車も同じ価格です。

外観と装備の両方が充実の「ハイブリッドZ」「Z」

上級グレードの「ハイブリッドZ・Z」は新しくなった機能のほとんどが標準装備されており、新型ノアの魅力をしっかりと堪能したい方におすすめです。

また機能面だけでなく外観の上質感にこだわり、ミニバン車とは思えない高級感を演出します。

ただし、「ハイブリッドZ・Z」は8人乗り仕様車の用意がないため注意が必要です。

▼カタログ燃費

【ハイブリッド】 2WD E-four
WLTCモード 23.0km/L 22.0km/L
市街地モード 22.2km/L 22.0km/L
郊外モード 25.0km/L 23.9km/L
高速道路モード 22.1km/L 20.9km/L
【ガソリン】 2WD 4WD
WLTCモード 15.0km/L 14.3km/L
市街地モード 11.4km/L 11.1km/L
郊外モード 15.3km/L 14.6km/L
高速道路モード 16.9km/L 16.1km/L

▼メーカー希望小売価格(税込)

2WD 4WD
HYBRID Z 3,590,000円 3,810,000円
Z 3,240,000円 3,438,000円

充実装備のGグレードに専用エアロを組んだ「ハイブリッドS-G」「S-G」

人気の「ハイブリッドG・G」グレードにエアロパーツを装備した「ハイブリッドS-G」「S-G」。

フロントグリルをボディ同色グリルからメッキ加飾のグリルに変更し、スタイリッシュな印象です。

▼カタログ燃費

「ハイブリッドZ」「Z」と同値

▼メーカー希望小売価格(税込)

2WD 4WD
HYBRID S-G 3,390,000円※ 3,610,000円
S-G※ 3,040,000円 3,238,000円

※8人乗り仕様車も同じ価格です。

外観と装備の両方が充実のZに専用エアロを組んだ「ハイブリッドS-Z」「S-Z」

上級グレードの「ハイブリッドZ・Z」にエアロパーツを装備したエアロモデルで、こちらも7人乗り仕様のみの設定となっています。

先鋭的なデザインと充実した装備のどっちも欲しい!という方は最上級グレードの「ハイブリッドS-Z・S-Z」を選ぶのがいいでしょう。

▼カタログ燃費

「ハイブリッドZ」「Z」と同値

▼メーカー希望小売価格(税込)

2WD 4WD
HYBRID S-Z 3,670,000円 3,890,000円
S-Z 3,320,000円 3,518,000円

「ハイブリッドX」・「X」グレード

Xグレードのノア画像引用元:トヨタ

新型ノアのエントリーグレードである「ハイブリッドX」・「X」。

税込2,670,000円~と価格もリーズナブルですが、実際の機能はどうなんでしょうか。

ここではおすすめポイントとウィークポイントの両面から紹介します。

「ハイブリッドX・X」のおすすめポイント

「ハイブリッドX・X」はおすすめポイントは大きく以下の4つです。

おすすめポイント

  1. Toyota Safety Sence
  2. 電動パーキングブレーキ
  3. オート電動格納式サイドミラー
  4. LEDヘッドライト・LEDルームライト

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】Toyota Safety Sence

まず一番の魅力ポイントは、新型ノア全車に標準搭載されている「Toyota Safety Sence」。

トヨタセーフティセンスのイメージ写真画像引用元:トヨタ

「Toyota Safety Sense」は、事故が起こりやすい場面で危険を回避したり被害を軽減する、トヨタ独自開発の予防安全パッケージです。

以下の8つの機能を備え、安全安心なドライブを提供します。

8つの基本機能

①プリクラッシュセーフティ

進化した「単眼カメラ」+「ミリ波レーダー」により、周囲の車両や歩行者を感知。

衝突の可能性があればブザーやディスプレイで警告。いざという時はプリクラッシュブレーキが作動し、衝突回避や被害軽減をサポートします。

②レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート

渋滞時など白線が見えにく場合も、先行車を追従してハンドル操作をサポートします。ウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある時は、車線変更時かどうかを見極め、ブザー&ディスプレイ表示でお知らせします。

③レーダークルーズコントロール

アクセルを踏み続けなくても設定した一定の車速を維持して走る「クルーズコントロール機能」に加え、先行車に追いついた際には、安全な車間距離を保ちながら先行車の車速に合わせて追従していく機能。

渋滞時や高速道路走行時のドライバーの負担を軽減します。

④オートマチックハイビーム

先行車や対向車のライトを検知し、ハイビームとロービームの切り替えを自動で行います。

常時ハイビームにすると迷惑になる場面でも必然に応じてロービームから切り替えてくれるため、歩行者などの早期発見につながり夜間でも安心して運転出来ます。

⑤ロードサインアシスト

標識をカメラで認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示。

速度規制値を超えた場合は、表示の点滅などでお知らせします。

⑥ドライバー異常時対応システム

ハンドルの無操作状態が続いた時などドライバーの異常を認識した場合、警告でドライバーに操作を促すほか、自車線内への減速停車をサポート。

事故の回避・被害低減を支援します。

⑦プロアクティブドライビングアシスト

「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など危険リスクの先読みを行い、必要に応じて自動でステアリング・ブレーキなどの運転操作を行います。

危険に近づきすぎないようサポートし、ドライバーの安心につなげます。

⑧発進遅れ告知機能

信号待ちなど、ブレーキペダルを踏んでの停車時、先行車が約4m以上進んでも発進しなかったときにブザーとディスプレイ表示でお知らせします。

【2】電動パーキングブレーキ

電動パーキングブレーキ画像引用元:トヨタ

電動パーキングブレーキでは、自動または手動でパーキングブレーキをかける・解除することができます。

オートモードのときは、シフトレバーの操作に応じてパーキングブレーキが自動で作動。

また、オートモードのときでも手動でパーキングブレーキをかける・解除することも可能です。

さらに、シフトレバーを「P」ポジションに入れると自動で作動し、ブレーキを踏みながら「P」以外のポジションにシフトすると解除される便利なオート機能付きです。

【3】オート電動格納式サイドミラー

サイドミラーにはドアの施錠・解錠と連動して格納・復帰する「オート電動格納式サイドミラー」を採用。

乗り降りの際に手動で操作する必要がなく、出し忘れやしまい忘れの心配がありません。

【4】LEDヘッドライト・LEDルームライト

ノアでは全てのグレードのヘッドライト・ルームライトににLEDを使用しています。

夜間も周囲を明るく照らし、標準搭載品のままでも安全性をしっかり確保。

安心してドライブを楽しむことが可能です。

さらにLED特有の白い光が見た目にも先進的な雰囲気を演出します。

「ハイブリッドX・X」のウィークポイント

「ハイブリッドX・X」のウィークポイントは次の5つです。

ウィークポイント

  1. ワンタッチスイッチ付パワースライドドア未装着(ハイブリッド車のみ助手席側装着)
  2. スマートエントリー未装着(ハイブリッド車のみ装着)
  3. 8型ディスプレイオーディオ未装着
  4. 「Toyota Safety Sence」拡張メーカーオプション設定無し
  5. スチール製のホイールキャップ

一世代前ではオプションとして扱われていた装備の多くが標準装備されているものの、基本的な機能にとどまり、あると嬉しい便利機能は装備されていません。

最先端の安全装備もオプション選択不可であったり、エクステリアデザインやインテリアでは多くが簡素化されているなど、物足りないと感じる方も多いでしょう。

ただしディスプレイオーディオレスが唯一選択可能なので、社外のナビを別途装備したい人は「ハイブリッドX・X」一択になります。

「ハイブリッドG」・「G」グレード

Gグレードのノア画像引用元:トヨタ

新型ノアの中級グレードである「ハイブリッドG」・「G」。

人気が高いグレードで、購入を検討している方も多いかと思います。

この章ではエントリーグレードの「X」に追加される標準装備機能と、「ハイブリッドG・G」以降でオプション可能になる装備を紹介します。

「ハイブリッドG・G」の特徴|Xグレードに追加される標準装備

「X」グレードに追加される標準装備機能で、代表的なものは以下の4つです。

追加標準装備機能

  1. 8インチ型ディスプレイオーディオ
  2. 助手席側ワンタッチスイッチ付パワースライドドア
  3. 上級ファブリックシート
  4. 16インチタイヤ&アルミホイール
  5. 本革巻きステアリングホイール&シルバー加飾シフトレバー

【1】8インチ型ディスプレイオーディオ

8インチディスプレイオーディオと携帯電話画像引用元:トヨタ

「G」以降のグレードには、8インチ型ディスプレイオーディオが標準装備されています。

ディスプレイオーディオとはその名の通り、ディスプレイを備えたカーオーディオメインユニットのことです。

ラジオを聴くのはもちろん好きな音楽を流す、ハンズフリーで電話をかける、スマホの充電など、いつものドライブに役立つ機能が満載です。

さらに従来のナビと大きく異なるポイントとして、「スマートフォン連携機能」を搭載

お手持ちのスマホのアプリがディスプレイ画面で使えるようになり、車内での過ごし方が無限に広がります。

【2】助手席側ワンタッチスイッチ付パワースライドドア

助手席側後席ドアには「ワンタッチスイッチ付きパワースライドドア」を採用。

ドアハンドルのスイッチに触れるだけで自動でスライドドアが開くため、買い物帰りなど手が荷物でふさがっていてもスムーズに載せることが出来ます。

また小さなお子様でもひとりで簡単に開けられ、わざわざ運転席から回り込む必要がないのも嬉しいポイントです。

【3】上級ファブリックシート

中間グレードの「S-G」「G」のシートには、肌触りにこだわった上級ファブリックを使用しています。

ノアのS-G,Gグレードに装備されている上級ファブリックシート画像引用元:トヨタ

「X」グレードの通常ファブリックとは座り心地や触り心地が全く異なり、見た目の上質感もぐっとアップ。

さらにこの「G」グレードでのみ、フロマージュのインテリアカラーへの変更が可能です。

ノアのフロマージュインテリア画像引用元:トヨタ

明るすぎない落ち着いたベージュカラーなので、新型ノアのカッコいいイメージを邪魔することなく、開放感のある室内に仕上げることが出来ます。

また、全7色のボディカラーの中で唯一明るめに設定された「スティールブロンドメタリック」との相性もバツグン

スティールブロンドメタリックのノア画像引用元:トヨタ

フロマージュ×スティールブロンドメタリックは、柔らかい雰囲気に統一したい方にはおすすめの組み合わせです。

アイキャッチ
【2022年】新型ノアの全ボディカラーを紹介!人気カラーやおすすめのアクセサリー情報もトヨタのミニバン車を代表する新型ノア。2022年1月に8年ぶりのフルモデルチェンジがあり、今の上級志向なトレンドに沿った高級感のあるエクステリアに生まれ変わりました。それに伴いボディカラーも一新。この記事では新型ノアの全7色のカラーラインナップをランキング形式で紹介します。...

【4】16インチタイヤ&アルミホイール

「G」以降はスチールホイールからシルバーメタリック塗装のアルミホイールにグレードアップ。

鉄ホイールからアルミホイールに画像引用元:トヨタ

アルミホイールはスチールホイールに比べて軽量なため、ハンドル操作性や車の燃費性能が向上します。

またスチールに比べて腐食しにくく、ブレーキの放熱にも高い耐久性を発揮します。

【5】本革巻きステアリングホイール&シルバー加飾シフトレバー

インテリアでは「X」グレードのウレタンから、シルバー加装が施された本革巻きのステアリングホイールに変更。シフトレバーにもシルバー加飾を施しました。

ステアリングホイール、シフトレバーの変更画像引用元:トヨタ

本革巻きホイールはグリップ感が良く、握った時に手にしっかりと馴染むのが魅力。

見た目もウレタンにはない高級感があります。

車内のインテリアにこだわりたい方はぜひ本革巻きのグレードを検討してみてください。

「ハイブリッドG・G」から選べるメーカーオプション

「ハイブリッドG・G」以降のグレードに追加搭載可能なメーカーオプションの中で、特におすすめなのが次の7つです。

おすすめメーカーオプション

  1. 10.5型ディスプレイオーディオ
  2. Toyota Safety Sence|緊急時操舵支援システム
  3. ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト
  4. パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)
  5. トヨタチームメイト|アドバンストドライブ
  6. パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)
  7. 快適便利パッケージ(ミドル)

【OP1】10.5型ディスプレイオーディオ

第一におすすめしたいのが、8インチ型ディスプレイオーディオをさらに進化させた10.5インチ型の「ディスプレイオーディオplus」です。

10.5インチディスプレイオーディオplusのイメージ画像画像引用元:トヨタ

「G」以上のグレードに標準装備の8インチ型では、現代に対応した便利な機能が使用可能になった反面、TVやCDなど、これまでのコンテンツが使用できないというデメリットがありました。

そのデメリットを解消し、従来のナビに搭載されていた機能をディスプレイオーディオで使えるようにしたのがこの「ディスプレイオーディオPlus」です。

8インチ型の基本装備に加え、フルセグTVやCD・DVDデッキ、HDMI入力を搭載。

ネットやアプリは普段あまり使わないという方も、お持ちの音源をそのままお楽しみいただけます。

さらに、T-Connect契約で利用できるセンター通信型のナビゲーション「コネクティッドナビ」5年無料期間終了以降は、従来の車載ナビ機能を使えるようになっているのも魅力的なポイントです。

【OP2】Toyota Safety Sence|緊急時操舵支援システム

基本の8つの機能に加え、さらに高度な安全予防技術を組み込んだ「緊急時操舵支援システム」はToyota Safety Senceのおすすめメーカーオプションです。

歩行者や自動車との衝突を回避しようと突然ステアリングを切ると、車両が不安定になったり、車線から車がはみ出してしまったりと、さらなる危険が生じる場合があります。

緊急時操舵支援はそんな危険を回避する機能。

緊急時操舵支援の作動イメージ画像引用元:トヨタ

衝突の危険がある場面で、充分なスペースがあるとシステムが判断した場合には、弱いブレーキをかけながら操舵を行い衝突を回避します。

さらに衝突を回避した後は、自車線からの逸脱を防ぐための操舵もサポート。より安全に緊急時の危険回避を支援します。

さらに、このオプションには以下の機能も含みます。

●フロントクロストラフィックアラート

交差点に進入する際など、左右から接近する車両を検知。車両が接近しているにもかかわらずドライバーが発進しようとした場合は、ブザーと表示で注意を促します。

●レーンチェンジアシスト

ドライバーのウインカー操作を支援開始の合図として、レーンチェンジのための操舵、加減速(LS)、車線変更先車両監視の支援を行います。

【OP3】ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト

ブラインドスポットモニターは、見落としやすい後方にいる車を検知し、ドアミラー上のインジゲーターで存在を知らせてくれる機能です。

隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、ドアミラーでは確認しにくい後方の車両に加えて、急接近してくる車両も検知します。

ブラインドスポットモニターの作動イメージ画像引用元:トヨタ

さらに、「安心降車アシスト機能」が降車時に後方からの近づく自転車や車両などを検知。

安心乗降アシストの作動イメージ画像引用元:トヨタ

開いたドアや降車したドライバーと衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促します。

また、後方から車や自転車が近づいているのにも関わらずパワースライドドアを開けようとした場合は、パワースライドドアを途中でストップ。

ブザーやドアミラー内のインジケーターの点滅、メーターの表示、音声通知などで危険を知らせます。

【OP4】パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)

後方から接近する車両を知らせ、衝突被害を軽減させる「パーキングサポートブレーキ」。

後退する際に、自車の左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーによりドライバーに注意を喚起します。

さらに衝突の危険性がある場合には自動的にブレーキ制御を行うことで、接近車両との衝突被害を軽減。

視界が悪い場所でのより安全な駐車をサポートします。

【OP5】トヨタチームメイト|アドバンストドライブ

トヨタチームメイトとは、購入後も機能をアップデートをすることで最新の高度運転支援や駐車支援が使用できる安全装備です。

そのうちのひとつである渋滞時支援機能「アドバンストドライブ」は、主に高速道路でのドライビングをサポートします。

アバンストドライブの支援イメージ画像引用元:トヨタ

具体的には、分岐、車線変更、追い越しなどさまざまなシーンに対応して、システムがステアリング操作を支援。

これによりドライバーは渋滞時の疲労の軽減が可能となり、より周囲に注意を払った安全運転が可能になります。

【OP6】パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)

前後左右のカメラ映像をディスプレイオーディオ画面に表示させるパノラミックビューモニター。

クルマの斜め後ろや真横など、直接目視できない死角も確認できるため、いち早く障害物に気が付くことができます。

パノラミックビューモニター、パーキングサポートブレーキの作動イメージ画像引用元:トヨタ

さらに、後方から接近する歩行者に接触しそうになればパーキングサポートブレーキ機能が作動。

駐車場での衝突被害の軽減をサポートします。

【OP7】快適便利パッケージ(ミドル)

「S-G」「G」グレードには、メーカーオプションパッケージの「快適利便パッケージ(Mid)」を取り付けることが可能です。

以下の3つの人気機能がセットになり、車内空間の快適性をぐっと高めます。

  1. 快適温熱シート(運転席・助手席シートヒーター)
  2. デュアルオートエアコン(左右独立温度コントロールオートエアコン)
  3. 受電用USB端子

特に車内の温度管理にフォーカスを当てたこのパッケージは、寒い地域にお住いの方やシートのひんやりとした感覚が苦手な方におすすめのオプションです。

「ハイブリッドG・G」以降に追加できるメーカーオプションは、予防安全機能や走行支援機能など、より安全なドライブをサポートする機能が充実!

「ハイブリッドZ」・「Z」グレード

ノアのZグレード画像引用元:トヨタ

上級グレードである「ハイブリッドZ」・「Z」。

フルモデルチェンジで一新された最新装備も惜しみなく搭載しており、新型ノアの魅力を十分に楽しみたい方にはぜひ検討していただきたいグレードです。

この章では中級グレードの「G」に追加される標準装備機能と、「ハイブリッドZ・Z」で追加可能なオプション装備を紹介します。

「ハイブリッドZ・Z」の特徴|Gグレードに追加される標準装備

「ハイブリッドZ・Z」で追加される標準装備機能は、上級グレードに相応しい上質さが特徴です。

追加標準装備機能

  1. LEDフロントフォグライト
  2. バックガイドモニター
  3. デュアル両側ワンタッチスイッチ付パワースライドドア
  4. バックドアイージークローザー
  5. 合成皮革+ファブリックシート
  6. 快適温熱シート(運転席・助手席シートヒーター)
  7. デュアルオートエアコン(左右独立温度コントロールオートエアコン)

【1】LEDフロントフォグライト

フォグ(霧)という名前の通り、霧で視認性が悪くなっている時に活躍するフォグランプ。

その他のグレードではオプション装備になっていますが、「S-Z」「S-G」「Z」には標準搭載されています。

ノアのフロントフォグライト装備イメージ

またフォグランプはその広い照射特性から、濃霧だけではなく、降雪時や雨天時にも存分に効果を発揮。

真っ暗な夜の山道などでも安心してドライブ可能です。

【2】バックガイドモニター

車両後方の映像をナビ画面に表示し、駐車などの後退操作をサポートするバックガイドモニターを標準装備。

バックガイドモニターの作動イメージとカメラの装着イメージ画像引用元:トヨタ

縦列駐車時は音声でも案内。予想進路を確認できるため、駐車が苦手な方も安心です。

【3】デュアル両側ワンタッチスイッチ付パワースライドドア

ドアハンドルのスイッチに触れるだけで自動でスライドドアが開くため、小さなお子様がいるご家庭や買い物等に使用する方に嬉しい「ワンタッチスイッチ付きパワースライドドア」。

中級グレードの「G」では助手席側だけだったこの装備が、上級グレードの「Z」には両側後席ドアに搭載されています。

【4】バックドアイージークローザー

バックドアイージークローザーは、バックドアが半ドア状態の時に自動で全閉してくれる機能です。

弱い力でも確実に閉められるため、小さなお子様やご年配の方でも安心です。

【5】合成皮革+ファブリックシート

上級グレードの「S-Z」「Z」には、シートの周囲に合成皮革を、背中や足が接する部分にはファブリックを使用しています。

Zグレードの内装イメージ画像引用元:トヨタ

ファブリック部分も他グレードのファブリックシートとは異なるデザインを採用し、通気性の良さと見た目の高級感の両立を実現しました。

さらに「Z」グレード専用でダークブラウンのインテリアカラーを用意。

Zグレードのダークブラウンインテリア画像引用元:トヨタ

上品な深いブラウンは、ブラックに比べて柔らかい印象を作りながらも、「G」のフロマージュに比べて落ち着いた雰囲気を演出。

7種類のボディカラーとの相性もよく、上級グレードにぴったりなインテリアカラーです。

【6】快適温熱シート(運転席・助手席シートヒーター)

合成皮革+ファブリックの上質なシートには、快適温熱シートヒーターを内蔵しています。

シートヒーターの作動イメージ画像引用元:トヨタ

寒い季節や寒冷地でも座面と背もたれを素早く温め、シートに座った瞬間に感じる「ヒヤッ」とした感覚を解消してくれます。

【7】デュアルオートエアコン(左右独立温度コントロールオートエアコン)

さらに快適な室内温度を叶える空調設備も完備。

左右独立して温度をコントロールできるフロントエアコンと、リアオートエアコンを搭載した上級グレードは、「乗る人に合わせた温度調節がしたい」という方におすすめです。

「ハイブリッドZ・Z」から選べるメーカーオプション

上級グレードである「ハイブリッドZ・Z」は、後から付け足す必要のないくらいにほとんどの機能が標準装備されています。

しかし、その上でおすすめしたいメーカーオプションが次の3つです。

「Z」おすすめメーカーオプション

  1. ドライビングサポートパッケージ
  2. 快適便利パッケージ(ハイ)
  3. オートレベリング機能付プロジェクター式LEDヘッドランプ

【OP1】ドライビングサポートパッケージ

ドライビングサポートパッケージは、次の2つの装備がセットになったパッケージオプションです。

ドライビングサポートパッケージ

①カラーヘッドアップディスプレイ

カラーヘッドアップディスプレイの動作イメージ画像引用元:トヨタ

ヘッドアップディスプレイとは、フロントガラスやガラス板にナビや道路情報を投影する機能です。

運転に必要な情報を前方から視点を外さずに確認できるため、安全性を高めることが出来ます。

②デジタルインナーミラー

デジタルインナーミラーの動作イメージ画像引用元:トヨタ

デジタルインナーミラーは、鏡ではなく液晶ディスプレイを内蔵。バックドア内側に備えたカメラで撮影した映像を液晶ディスプレイに映す仕掛けです。

クルマの後ろを広い範囲で表示するため、後席に同乗者がいても後方の状況をしっかりと把握できます。

【OP2】快適便利パッケージ(ハイ)

「G」でオプション選択可能だったミドルをさらにグレードアップさせた快適便利パッケージ(ハイ)は、次の嬉しい6つの装備をセットにしました。

  1. ハンズフリーデュアルパワースライドドア
  2. パワーバックドア
  3. ナノイーX
  4. ステアリングヒーター
  5. シートヒーター(セカンドシート)
  6. セカンドシートオットマン(ガソリン2WD車専用装備)

快適便利パッケージ(ハイ)の6つの装備

①ハンズフリーデュアルパワースライドドア

これまでのパワースライドドアは、スマートキーを持っていればドアレバーのスイッチを押すだけドアが開く「キーフリー機能」が主流でした。

しかし新型ノアは「ハンズフリー機能」を搭載したデュアルパワースライドドアがオプション装備可能に。

ハンズフリーデュアルパワースライドドアの使用例画像引用元:トヨタ

フロントドアのスイッチではなく、下側のセンサー部に足先をかざすだけで自動でスライドドアが開く仕組みです。

荷物で両手がふさがっていてもスムーズに乗り込むことが出来、買い物帰りなどに便利な機能です。

②パワーバックドア

荷室スペースの使用頻度が高い方に嬉しいパワーバックドアは、スイッチひとつで簡単にバックドアの開け閉めが行えます。

バックドア本体のスイッチを使った手動での開閉に加え、サイドのスイッチによる自動操作が可能になりました。

パワーバックドアの使用例画像引用元:トヨタ

  • 閉扉時に手や荷物などの不審物を感知し、自動で停止する「挟み込み防止機能」
  • 停止位置を記憶し自動で停まる「停止位置メモリー機能」

などの便利な機能も充実しています。

③ナノイーX

「ナノイー X」とは、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオンのことです。

水に溶けにくい酸素や窒素とは結合せず、ウイルス等にしっかり届き抑制。

車内の清潔・快適な空気環境を守ります。

④ステアリングヒーター

ステアリングヒーターの作動イメージ画像引用元:トヨタ

画像のオレンジ部分にヒーターを内蔵。

360度・ステアリングをぐるっと囲うヒーターが、寒さに凍えた指先を瞬時に温めてくれます。

⑤シートヒーター&オットマン(セカンドシート)

セカンドシートのシートヒーター&オットマンは、コンパクトキャブワゴンクラス初。後席もよく使用するご家庭に嬉しい機能です。

直接体を温めてくれるため、空調が効きにくい後席側でも冬の寒さからしっかり守ってくれます。

シートヒーターの作動イメージとオットマン画像引用元:トヨタ

ロングスライドシートで確保した足元にオットマンを組み合わせれば、車内とは思えないほどゆったりとしたリラックス空間を演出できます。

※オットマンはガソリン2WD車専用装備。

【OP3】オートレベリング機能付プロジェクター式LEDヘッドランプ

「ハイブリッドZ・Z」限定で、オプションでプロジェクター式LEDを取り付けることが可能です。

プロジェクターLEDは標準搭載のリフレクターLEDとは光の拡散方法が異なります。

従来のリフレクターヘッドライトは光が分散し、本来必要ないところまで照らされていました。しかし、プロジェクターヘッドライトはプロジェクター内部にリフレクターがあります。

内部で反射させた光をレンズに集めて必要な箇所にだけ効率良く光を照射することが出来るため、より視認性を良くすることができます。

プロジェクター式LEDヘッドライトの点灯イメージ

さらにヘッドライトの照射軸を自動的に調整してくれるオートレベリング機能付きです。

これにより、光が強いLEDヘッドライトのデメリットでもあった”ロービームでも対向車にとって眩しすぎて前が見えなくなる”という問題を解消。

夜間での走行性をこれまで以上に高めることが出来ます。

専用エアロ装着車「S-G・S-Z」シリーズ

エアロパーツ装着グレードのS-Z、S-Gグレード画像引用元:トヨタ

中級グレードの「G」・上級グレードの「Z」には、専用のエアロパーツを装着した「S-G」・「S-Z」シリーズがあります。

それぞれの機能はそのままで外観をガラッと変えたこのエアロモデルは、ノーマルモデルに比べてスタイリッシュさが格段にアップしています。

S系グレード専用エアロパーツ

車にダイナミックな印象を与えるエアロパーツ。

「S-Z」「S-G」はフロントバンパー・リヤバンパー・フロントグリルなどをメッキ加飾のエアロパーツに変更し、一層アグレッシブな印象に仕上げています。

オプションでしか設定がない車種も多い中、ノアのS系モデルならノーマルのままで力強い見た目を手に入れることが可能です。

専用エアロパーツ

①専用フロントバンパー

②フードモールディング(ブラック塗装)

③専用フロントグリル(スモークメッキ)

ノア専用のエアロパーツ画像引用元:トヨタ

④専用リヤバンパー&サイドマッドガード

ノア専用リヤバンパー&サイドマッドガード画像引用元:トヨタ

S系グレード専用ホイール

さらにエアロモデルには専用のホイールが用意され、S系グレードならではの特別感を演出出来ます。

●16インチアルミホイール(シルバーメタリック塗装)

ノアのS-Gグレードに装備されているアルミホイール画像引用元:トヨタ

「S-G」と「S-Z」のE-four/4WD車は専用の16インチアルミホイールを標準装備しています。

「Z」・「G」に搭載されたアルミホイールにも同じシルバーメタリック塗装が施されていますが、異なるデザインを採用。

エアロ専用グレードの方がスポークが多く、より高級感のある仕上がりです。

●17インチアルミホイール(切削輝光・ブラック塗装)

ノアのS-Zグレードに装備されているアルミホイール画像引用元:トヨタ

「S-Z」の2WD車限定で、ブラック塗装の17インチアルミホイールを採用。

アルミを削り出す切削輝光を使用し、エクステリアに重厚感を与えてくれるこのデザインは近年人気が急上昇。

上質な印象に加え、トレンド感も取り入れたい方におすすめです。

まとめ:Toyota Safety Senseの拡張が可能なGグレード以上がおすすめ

新型ノアの全5つのグレードについて紹介してきました。

見てきたように各グレードごとに価格や搭載装備が全く異なり、どれを選べばいいかわからない方もいらっしゃるかと思います。

そんな方には、Toyota Safety Senseの拡張などの選べるメーカーオプションが充実した「G」以上のグレードがおすすめです。

当店にご来店の際にご相談いただければ、お客様のご予算や生活スタイルに合ったオプションをご提案させていただきます。

ぜひあなただけのノアをカスタマイズしてみてください。

新型ノアの燃費性能
【2022年】新型ノアは燃費が約2割もアップ!新機構の情報から他車との比較まで徹底解説使い勝手のいいミニバン車として、発売以来高い人気を獲得し続けているトヨタの新型ノア。2022年1月のフルモデルチェンジで格段にグレードアップした燃費性能について、比較情報をふまえてわかりやすく解説します。燃費向上のポイントも紹介しますので、ご検討の方は参考にしてください。...
ABOUT ME
小笠原 高志
営業部所属 資格:三級自動車整備士 自動車保険募集人資格  自動車営業18年、このうち6年間は整備士としても業務に携わる。 オールメーカー新車・中古車を販売してきた経験を活かし、 クルマに関するお役立ち情報を発信しています。