自動車コラム

新車情報

車中泊ができるスズキのクロスビー! アウトドアにおすすめの理由を解説

クロスビー
大人二人の足と子供一人の足画像引用元:pixabay

最近キャンプなどのアウトドアが流行っていますが、テントを張るのが苦手な方には車中泊できる車がおすすめです。

スズキが発売している車中泊ができる車には、クロスビーやスペーシア、ジムニー、エブリイワゴンなどがあります。

今回はクロスビーについて徹底解説していきます。家族や恋人とまるで家にいる感覚で過ごせる快適な空間が魅力です。どのような機能が備わっているのかくわしくまとめてみました。

新車クロスビーの限界値引きプラン

クロスビーはシートアレンジが自由

車内とシートに顔を乗せる犬画像引用元:pixabay

車中泊をする時に気になることといえば、やはり室内空間の快適さではないでしょうか。

室内が狭いと体がつらくなったり、持って行きたい荷物が積めなかったりするのではという不安があります。

クロスビーはそんな問題を解決する、左右独立のリヤシートスライド機能が魅力です。どんな機能なのかくわしく解説します。

リヤシートスライド機能で後席が広々

クロスビーのインテリア画像引用元:スズキ

クロスビーの後席は左右独立して前後にスライドします。シートスライドの幅は165mmです。これにより後席に座っても足を組めるほど広々とした空間を確保できます。アウトドア先へ向かう移動中も快適に過ごすことが可能です。

リヤシートスライドとリクライニングでフラット化

車内で寝そべっている男性と女性画像引用元:スズキ

クロスビーで車中泊する際は、運転席と助手席のヘッドレストを外しシートを倒します。そうするとほぼフラット化が可能ですが、一番前はどうしても段差ができ、前方にかけて傾斜します。

しかし、クッションや布団などを敷くと段差がほとんど気にならなくなるでしょう。ディーラーオプションの「ベッドクッション」を活用するとさらに快適に過ごせます。

荷室の拡大が可能になる

シーンに合わせて後席を前方スライドさせると、荷室の容量が拡大します。

例えば、アウトドア用品をたくさん積む時は後席を全て前に倒したり、スノーボードの板など長さのあるものを積む時は左右どちらかのシートだけ前に倒したりできます。

リヤシートスライドとリクライニングは、ラゲッジ側からの操作も可能。

クロスビーは収納機能が豊富

車内とルームミラーに映る男女画像引用元:pixabay

クロスビーには収納機能がたくさんあります。

これが室内を広く便利にする要因でもあります。

あらかじめこれはここに収納するといった指標がある程度できるので、どこへしまったか分からなくなるという心配も減ります。

収納機能一覧

・インパネドリンクホルダー(運転席、助手席)

インパネドリンクホルダーの飲み物が入っている様子画像引用元:スズキ

・インパネトレー(助手席)

インパネトレーにティッシュペーパーが置いてある様子画像引用元:スズキ

・インパネセンタートレー

・インパネセンターポケット

・センターロアポケット[ペットボトルホルダー付]

・運転席アンダートレー

・フロントドアアッパーポケット(助手席)

・グローブボックス

・フロントドアポケット[ペットボトルホルダー付]

・リヤドアポケット[ペットボトルホルダー付]

・ユーティリティーナット(4ヶ所)

・助手席シートバックポケット(HYBRID MZ、HYBRID MVのみ)

・助手席シートアンダーボックス

助手席シートアンダーボックスに靴が2足入っている様子画像引用元:スズキ

・パーソナルテーブル[折りたたみ格納式](後席左右)(HYBRID MZ、HYBRID MVのみ)

パーソナルテーブルに飲み物が置いてある様子画像引用元:スズキ

クロスビーには以上の収納機能があります。前後席に充分な収納機能があるのでドライブ中もゆったり過ごせる上に、広々とした空間を確保して車中泊も快適です。

大容量のラゲッジアンダーボックス

ラゲッジスペースに荷物が入っている様子画像引用元:スズキ

ラゲッジの下には大容量の収納スペースがあります。2WD車は81L、4WD車は37L。

ラゲッジボードを外せば荷室高が拡大するので、高さがあるものも収納可能です。

例えばベビーカーを立てたままでも収納できます。

クロスビーは防汚性がある

道に置かれたワークブーツ画像引用元:スズキ

外で過ごすアウトドアでは、気をつけていても土に汚れたり雨に汚れたりすることがあります。土汚れや雨で車内を汚してしまうのは避けたいところ。クロスビーはそんな汚れに対して強い防汚性があります。どんな機能なのかご紹介します。

撥水加工シート

撥水シートに水がこぼれた様子画像引用元:スズキ

HYBRID MZ、HYBRID MVの前後席は撥水加工になっています。

雨に汚れたまま車に乗ってもさっと拭き取れるのがうれしい機能。

ペットボトルの中身をうっかりこぼしてしまっても安心です。

防汚タイプラゲッジフロア

防汚タイプラゲッジフロア画像引用元:スズキ

HYBRID MZ、HYBRID MVについては、後席背面とラゲッジフロアが防汚タイプとなっています。

汚れを拭き取りやすい素材ですので、少しくらい汚れているものや、濡れているものなども気兼ねなく積むことができます。

さらに、ラゲッジアンダーボックスは取り外しができるので水洗い可能。思いがけず汚してしまっても安心です。アウトドアでどうしても汚れてしまったものがあっても収納できるスペースとして便利。

クロスビーは安全予防機能がある

車内と車内から見える林道画像引用元:pixabay

アウトドアへ向かうのにロングドライブになる場合が多いでしょう。

クロスビーは事故を未然に防ぐ予防安全技術スズキセーフティサポートを搭載。

長距離の運転でもストレスが軽減されます。どんな機能があるのかくわしくご紹介します。

基本安全

・前方と後方の視界をしっかり確保するための視界性能

・運転しやすく、疲れにくいポジション運転姿勢と操作系

・見やすく、操作しやすいレイアウト

誰もが安心して乗れるような運転のしやすさを考えた基本安全性能が優れています。

予防安全

約55km/h以上で走行している時に急ブレーキを検知すると、続車に知らせるハザードランプが自動点滅するエマージェンシーストップシグナルなど危険な場面にあわないための技術を搭載。

夜間など、暗い状況下であっても歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキとして、デュアルカメラブレーキサポート後退時ブレーキサポート(HYBRID MZとHYBRID MVのみ)などもあります。

衝突安全

軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]は、衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散するボディー構造のこと。いざという時の衝撃に備えます。

前席乗員の頭部と胸部への衝撃を緩和する運転席・助手席SRSエアバッグは標準装備。

HYBRID MZとHYBRID MVには、側面衝突時頭部への衝撃を軽減するSRSカーテンエアバッグと、胸部への衝撃を軽減するためのフロントシートSRSサイドエアバッグも装備。

クロスビーは走行性が優秀

青空と山が見える道路を走る車画像引用元:pixabay

K10C型ブースタージェットエンジン

燃費とパワーを両立するエンジン。1.0L直噴ターボにより、1.5L自然吸気エンジン並みの高出力と高トルクを実現しています。

普段の街乗りからアウトドアのスポーツドライブまで、さまざまなアクセルワークに対応。

全グレード6AT採用

6ATの採用によって力強い走りを実現しています。発進時の力強い加速。登坂性能。高速走行時の燃費性能が優れています。

またATの特性を活かして、アクセル操作へのシフトレスポンスの素早さを体感できます。

さらに、ステアリングホイールのマニュアルモード付パドルシフトを操作して、指先で素早くシフトアップとダウンが可能に

クロスビーはさまざまな路面に対応する4WDグレードもある

雪山と道路を走る車画像引用元:pixabay

クロスビーのグレードには4WDが用意されています。4WDはさまざまなシチュエーションの路面に対応するので、アウトドア好きの方におすすめです。

舗装された路面はもちろんのこと、滑りやすい雪道や荒れた路面でも安心して走れます。路面状況に合わせて走行できるので、行動範囲がより一層広がります。

スポーツ

力強いトルクを発揮します。エンジンの回転数を高めにキープすることで、パワフルかつスポーティーな走りを実現。

スノー

必要以上のエンジントルクを抑制します。そうすることで、タイヤの空転を抑えて雪道やアイスバーンでのスムーズな発進と加速をサポートしてくれます。

グリップコントロール

タイヤの空転が発生した場合、車輪のブレーキ制御を早めて強くします。これによりぬかるみや滑りやすい路面での発進も楽になります。

ヒルディセントコントロール

ブレーキ操作をしなくても、自動的に車速約7km/hにコントロールしてくれます。これは急な下り坂での車速も制御してくれるので便利です。

車中泊におすすめなクロスビーのアクセサリー

緑と車とパラソルを立てる男性画像引用元:pixabay

車中泊するならチェックしておきたいクロスビーのアクセサリーをご紹介します。

自分で用意したグッズを利用するのもいいですが、純正でないものだとサイズがぴったり合わないことがあります。

より快適に車中泊をするために、ぜひ購入を検討してみてほしいアクセサリーをピックアップしてみました。

寝心地を快適にするベッド

まずは寝心地の良さを左右するベッドについてご紹介。座席を倒してフラットな状態にしてもすこし段差ができてしまうので、車中泊にはベッドの使用をおすすめします。

ベッドクッション1セットはメーカー希望小売価格35,200円(税込)です。2セット装着可能。

プライバシーを守るシェード

車中泊する時には、外からの視線を遮るシェードが必要です。朝日や街灯の光の遮断にもなります。

フロントガラスと左右のフロントに取り付けるフロントプライバシーシェード(メッシュ付き)は、メーカー希望小売価格24,200円(税込)。

リヤドア左右とリヤクォーター左右、バックドアがセットのリヤプライバシーシェード(メッシュ付き)は、メーカー希望小売価格27,500円(税込)。

小物収納に便利なネット

アウトドアにはさまざまな荷物の用意が必要です。そうすると車内が荷物であふれて、快適とはいえなくなってしまいます。

そんな時におすすめなのが、マルチネット(リヤゲート装着)メーカー希望小売価格12,375円(税込)です。リヤゲートに装着すると便利な収納機能が増えます。前後のシートに取り付けることも可能。

ラゲッジバー メーカー希望小売価格18,315円(税込)や、ユーティリティーカラーリングフック メーカー希望小売価格4,015円(税込)と組み合わせたり、ルーフカラーセット メーカー希望小売価格2,695円(税込)と組み合わせたりできます。

シーンに合わせて自由に取り付けられる5wayのマルチネットは、ぜひチェックしてみてほしいアクセサリーです。

車中泊する時の注意点

車と助手席に座る犬画像引用元:pixabay

宿泊料金を抑えられるなどのメリットがある車中泊。普段は連れていくことができないペットも一緒にお出かけできるなどの利点もあります。

しかし、車中泊にはいくつか注意点もあります。どのようなことに注意すれば良いかまとめてみました。

車中泊は許可された場所で行う

車中泊はオートキャンプ場などの決められた場所で行いましょう。許可されていない場所で車中泊を行えば、罰金などの対象になる恐れがあります。

マナーを守る

近隣の民家に配慮して騒音などに注意しましょう。また、キャンプ場であればほかの方の迷惑にならないようマナーを守らなくてはなりません。

場所ごとにゴミは持ち帰るなどの決まり事があるので、あらかじめキャンプ場のルールを読んでから参加するといいでしょう。

環境へ配慮する

環境問題に配慮して、必要以上にエンジンをかけないように注意してください。

また、一酸化炭素中毒や火災の恐れがあるので、睡眠または仮眠をする際にはエンジンを必ず停止しましょう。

一部地域では停車中のアイドリングが処罰の対象になる条例があります。

ペットの管理をきちんとする

ペットを連れていけるアウトドア先もたくさんあります。ですが、走行中ペットが運転の妨げにならないよう充分注意してください。

もしも運転中ペットが思いがけない行動をとって運転が乱れ、車線をはみ出すなどしては危険です。運転中はゲージに入れておくなどの管理をきちんとしておきましょう。

まとめ:車中泊もできるクロスビーでアウトドアへ行こう!

車中泊ができる設備が整っているクロスビー。車中泊用のアクセサリーなどもあるので、揃えるとさらに快適に過ごせます。

アウトドアに向いている走行性や安全性もクロスビーの特徴。キャンプや釣り、スキー、スノボ―などのアウトドアが好きな方は、ぜひクロスビーの購入を検討してみてください。