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ムーヴキャンバスは2016年よりダイハツから販売されているムーヴシリーズの軽ハイトワゴン。
パステルカラーを使用した可愛いエクステリアや使いやすさを重視した内装で、女性を中心に子育て中のファミリー層からも人気の高いモデルです。
そんなムーヴキャンバスが2022年7月に待望のフルモデルチェンジ。
エクステリアは先代のコンセプトをキープした一方、インテリアは印象をガラッと変えました。
ここでは内装デザインから便利な搭載装備まで、新しくなったムーヴキャンバスの室内空間について徹底解説します。
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ムーヴキャンバスってどんな車?
軽自動車市場に“可愛い系ワゴン”という新しいスタイルを開拓したムーヴキャンバスは、今回のモデルチェンジによって性能面が大幅に進化。
見た目だけじゃない新型ムーヴキャンバスの魅力ポイントを紹介します。
可愛いからかっこいいまで充実したカラーラインナップ
新型ムーヴキャンバスには初代の可愛らしさを継承しながら異なる世界観を持つふたつのシリーズが設定されています。
ムーヴキャンバスの2つのモデル
●従来の可愛らしさを引き継ぎながらもすっきりと洗練させた『ストライプス』
●これまでのイメージを一新した上質で落ち着いた世界観の『セオリー』
それぞれ異なるカラー設定になっており、ストライプスはメインカラーにシャイニングホワイトパールのラインが入ったツートーン。
セオリーはメインカラーのみのシンプルなモノトーンを採用。
メインカラーは全部で10色で、共通カラーが5色・ストライプス専用カラーが3色・セオリー専用カラーが2色の内訳になっています。
ストライプスのボディカラー
ストライプスのメインカラーは次の8色で、★マークはストライプ専用カラー。
これら全てにシャイニングホワイトパールのラインアクセントが入っています。
- スムースグレーマイカメタリック
- サンドベージュメタリック
- ファインミントメタリック★
- アプリコットピンクメタリック★
- シトラスイエロークリスタルシャイン★
- ファイアークォーツレッドメタリック
- レーザーブルークリスタルシャイン
- レイクブルーメタリック
ルーフ・ボンネット・フロントグリル・ボディ下部を塗り分けた特徴的なストライプは、ムーヴキャンバスの開発に合わせて採用された専用デザイン。
そのためムーヴキャンバスといえばこのデザインを思い浮かべる方も多い、トレードマーク的なカラーリングです。
セオリーのボディカラー
大人なおしゃれをコンセプトに設定されたセオリーにはシンプルなモノトーンを採用し、カラーも落ち着いた色味を揃えました。
全7色のうち、★マークの2色がセオリー専用カラーです。
- シャイニングホワイトパール★
- ブラックマイカメタリック★
- スムースグレーマイカメタリック
- サンドベージュメタリック
- レイクブルーメタリック
- ファイアークォーツレッドメタリック
- レーザーブルークリスタルシャイン
定番の白・黒から個性的なレッドまで幅広いバリエーションを用意。
今回新しく追加されたターボエンジン搭載グレード「Gターボ」と組み合わせれば、一層様々なシーンで新型ムーヴキャンバスでのドライブを楽しむことが出来ます。
ターボエンジン搭載モデルが追加
ガソリンエンジンには「自然呼気エンジン」と「ターボエンジン」の2つの種類があり、従来のムーヴキャンバスには自然呼気エンジンが使用されていました。
しかし今回のモデルチェンジで、ターボエンジンを使用したグレード『Gターボ』が追加され話題となっています。
ターボエンジンの一番のメリットは、自然呼気エンジンに比べて圧倒的に大きなパワーが出せることです。
これまで軽自動車はターボ車の設定がない車種が多く、そのため急な坂道や起伏の激しい山道には乗っていけないという認識が一般的でした。
「母と娘」での車の共有をコンセプトにしていた先代のムーヴキャンバスでもターボエンジンは不要と考え、ターボエンジンの採用は見送られていました。
しかし近年は休日にひとりでドライブを楽しむ人や、子供が出来ても燃費以外の性能が普通車と並ぶまでに向上した軽自動車から乗り換えないというファミリーが増加。
「母と娘」ではなく「家族」のクルマとして選ばれることも意識してコンセプト設計された新型ムーヴキャンバスも、今回のモデルチェンジで父親など男性も乗ることを考慮してターボエンジン搭載車が採用されました。
ターボエンジンの排気量以上のパワーが出ることによる快適な走行性は、特に上り坂での走行で顕著になります。
山道を走る際もスピード落とさずスムーズに走れるので、ターボのあるとないとではストレスの感じ方がかなり異なることでしょう。
キャンプや海水浴、旅行など、街乗り以外の目的で利用する機会が多い方には必須ともいえるメリットです。
また、日本では排気量が大きくなれば自動車が高くなりますが、ターボ車なら税金の安い小さな排気量でも十分なパワーを引き出き出すことができます。
ターボのメリット
✅ターボのパワーで山道でもストレスなく快適な走行が可能
✅排気量以上のパワーにより自動車税の節約が可能
自分好みのスタイルを作れる豊富なアクセサリーパーツ
新型ムーヴキャンバスには、雰囲気で選べる3つのアナザースタイルパッケージが用意されています。
ストライプスにはガーリーな可愛さで癒される「リラックススタイル」。
セオリーには、上品でキレイめな雰囲気の「エレガントスタイル」と、クラフト感を漂わせ渋くキメる「ビタースタイル」を設定。
さらに上記の基本パッケージにプラスして、ワンランク上のアレンジが楽しめるスタイル専用の追加パーツもあり、こちらは好みに合わせてひとつひとつチョイスすることが出来ます。
【ストライプス】リラックススタイル
ガーリーな可愛さで、キュンと癒される「リラックススタイル」。
4つのメーカーオプションアイテムと6つのディーラーオプションがセットになっており、パッケージ価格で税込84,964円で装着可能です。
▼メーカーオプションパーツ▼
- シャイニングホワイトパールサイドガーニッシュ
- シャイニングホワイトパールドアアウターハンドル
- シャイニングホワイトパールフォグランプガーニッシュ
- アルファベットエンブレムレス(フロントフェイス)
▼ディーラーオプションパーツ▼
- フロントアイコンエンブレム(メッキ)
- バックドアガーニッシュ(メッキ)
- フードネームエンブレム(メッキ)
- センタークラスターパネル(ライトウッド調)
- インパネパネル(ライトウッド調)
- パワーウインドゥスイッチサイドパネル(ライトウッド調)
エクステリアはストライプスの全カラーに使われているパールホワイトのパーツで揃え、ツートーンを強調。
全体のホワイトの割合が増えたことで、より華やかかつ可愛らしい外観になります。
インテリアにはライトウッド調のパネルを採用し、暖かみをプラスしました。
ホワイトとベージュでコーディネートしたキャンバスに癒されて、心もからだもリラックス出来るスタイルです。
【セオリー】エレガントスタイル
上品で落ち着いた、キレイめな雰囲気の「エレガントスタイル」。
2つのメーカーオプションパーツと8つのディーラーオプションパーツの計10個のパーツがセットになっており、価格は税込118,800円です。
▼メーカーオプションパーツ▼
- シルバー×メッキ サイドガーニッシュ
- アルファベットエンブレムレス(フロントフェイス)
▼ディーラーオプションパーツ▼
- フロントアイコンエンブレム(メッキ)
- フードガーニッシュ(メッキ)
- バックドアガーニッシュ(メッキ)
- ドアミラーガーニッシュ(メッキ)
- センタークラスターパネル(ダークブラウン)
- インパネパネル(ダークブラウン)
- パワーウインドゥスイッチサイドパネル(ダークブラウン)
- インパネモール(メッキ調)
エクステリアの各所に散りばめられたメッキパーツがエレガントな雰囲気を演出。
セオリーのシックなボディカラーとの相性バツグンで、高級感を一段と高めることが出来ます。
またブラウンとネイビーでまとめられたインテリアには光沢感のあるダークブラウンを追加。
落ち着いた空間の中で上品な輝きがアクセントとなり、ぐっとおしゃれな印象になります。
【セオリー】ビタースタイル
クラフト感を漂わせ渋くキメる「ビタースタイル」。
3つの中で最多のパーツを使用しているスタイルで、12個のメーカーオプションパーツと6個のディーラーオプションパーツの計18のアイテムパッケージです。
しかし価格は税込120,406円と、アイテム数に対してリーズナブルな設定になっています。
▼メーカーオプションパーツ▼
- ブラックマイカメタリック ドアアウターハンドル
- ブラックマイカメタリック サイドガーニッシュ
- ブラックマイカメタリック フォグランプガーニッシュ
- ブラックマイカメタリック リヤバンパーモール
- ブラックマイカメタリック ロアバンパー(フロント)
- ブラックマイカメタリック ロアバンパー(リヤ)
- ブラックマイカメタリック カラードドアミラー
- ブラックピンストライプ
- アルファベットブラックメッキエンブレム(バックドア)
- ブランドマークブラックメッキエンブレム(バックドア)
- 14インチ2トーンカラードフルホイールキャップ(シルバー×ブラック)
- アルファベットエンブレムレス(フロントフェイス)
▼ディーラーオプションパーツ▼
- フロントアイコンエンブレム(ダークブラックメッキ調)
- フードネームエンブレム(ダークブラックメッキ調)
- サイドロアガーニッシュ(ブラック)
- センタークラスターパネル(ダークブラウン)
- インパネパネル(ダークブラウン)
- パワーウインドゥスイッチサイドパネル(ダークブラウン)
ビタースタイルはムーヴキャンバスをかっこよく乗りこなしたい方にイチオシのスタイルです。
クールな重厚感が特徴のブラックマイカでドレスアップされたボディは、人気のSUVを思わせる大人のカジュアルスタイルに。
レジャーシーンでもぱっと目を引く存在感があり、ターボエンジン搭載の「Gターボ」と組み合わせておしゃれにお出かけを楽しむのがおすすめです。
他にもインテリアパネルセットやLEDイルミネーションパックなど様々なオプションアイテムが充実しており、ムーブキャンバスを自分好みの一台にフルコーディネートすることが出来ます。
新ムーヴキャンバスのインテリアデザイン
新型ムーヴキャンバスでは、エクステリアデザインは初代のイメージを継承した一方、インテリアは新たな視点からデザインするという方法が取られました。
どのように変わったのか、ストライプスとセオリーの2つのモデルごとに見ていきましょう。
新ムーヴキャンバスの室内サイズ
ムーブキャンバスは軽トールサイズワゴンというタイプの車種で、小型のサイズながら車高が高く車内が広いという特徴があります。
その特徴通り、車内高については軽自動車ながら1,300mm弱の高さが設定されており、車高の高さを活かして広々とした開放的な室内空間になっています。
車内長に関しても2,180mmもの長さが確保され、先代でも軽自動車としてはかなり広いと評価されていた2,115mmからさらに拡大しました。
車内幅については左右の制限が大きい※ため1,345mmと軽自動車として一般的なサイズにはなっていますが、前席も後席も2人乗りなので窮屈すぎるということはありません。
外から見たコンパクトな印象に反した広々とした車内は、4人で乗っても快適に過ごすには十分な空間を確保しています。
※5ナンバーの条件
5ナンバーは以下の基準をすべて満たした小型乗用自動車が該当し、基準を1つでも超えた自動車は3ナンバーになります。
- 排気量:2000cc以下
- 全長:4700mm以下
- 全幅:1700mm以下
- 全高:2000mm以下
ストライプスの内装デザイン
ストライプスのエクステリアは先代と似たデザインを採用しましたが、インテリアは今回印象をガラッと変えました。
先代はシートやインパネ、内壁などをベージュで統一し、オプションのアクセントカラーとしてマイルドモカ・ファインミント・ミストピンクの3色から選べる仕様でした。
しかし新ムーヴキャンバスは、ブルーのサイドアクセントが特徴的なライトグレーのファブリックシートを採用。
スタンダードな状態でもオプションいらずの高いデザイン性に仕上げました。
また、ハンドルやセンターコンソールにはブラックを使用して落ち着きを出した一方、インパネやドアリムなどには運転席を囲うようにホワイトを配置し、明るい前方視界を確保しています。
また上級グレードの「G」や「Gターボ」は、ツートーンのステアリングホイールやインパネセンターシフトにシルバーメッキ加飾が施され、高級感も追加。
シートに施されたホワイトのパイピングがポップな可愛さを演出しています。
新しくなったストライプスは、明るく可愛い雰囲気はそのままに、すっきりとした爽やかさも感じられるインテリアです。
セオリーの内装デザイン
明るく爽やかさなストライプスのインテリアから一転、セオリーはシックなリラックス空間を意識した内装です。
ファブリックシートには深みのあるネイビーを採用。
セオリーのシートはワントーンでシンプルにした分、「X」を含む全グレードにグレーのパイピングが施され、落ち着いた色ながら地味な印象は全くありません。
運転席周りには優しい色味のブラウンを使用し、リビングのようなリラックス出来る空間になっています。
さらに「G」以上のグレードは、ステアリングホイールやインパネセンターシフトにシルバー加飾に加えて本革巻が採用されています。
セオリーは「大人の価値観・持論を表現できるクルマ」をテーマにしているためか、同価格設定ながらもストライプスよりも上質な高級感を味わうことが出来ます。
高評価の『置きラクレイアウト』
インテリアデザインは新たな視点を盛りこんで一新されましたが、『置きラクレイアウト』など先代で好評だった装備はしっかりと継承。
その上で新たな便利機能を追加し、デザイン性だけでなく使い勝手の良さも向上させました。
両側パワースライドドア
多くの車種が上級グレードまたはメーカーオプションでないと装備されない両側パワースライドドア。
しかし、ムーヴキャンバスはエントリーグレードの「X」を含む全グレードに標準搭載されています。
ワンタッチで電動で開閉できるパワースライドドアは「タッチ&ゴーロック機能」付きで、ドアが閉まった後の⾃動ロックの予約が可能。
半ドアから⾃動で全閉する「スライドドアイージークローザー」と併用すれば、ドアが閉まりきるのを待たずにスムーズに次の行動に移ることが出来ます。
さらに、電⼦カードキーを携帯していればフロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れるだけでドアを施錠‧解錠できる「キーフリーシステム」も搭載。
IDコードが登録された正規キー以外ではエンジンが始動しないイモビライザー機能付で、盗難防⽌など安全面も万全です。
新しくなった両側パワースライドドアの最大の特徴は、「G」以上のグレードに追加された「パワースライドドアウェルカムオープン機能」です。
降車時にインパネのスイッチで予約をしておけば、乗車時に鍵を持ってクルマに近づくだけでパワースライドドアが自動で解錠・オープン。
キーを取り出すことなくスムーズに乗り込むことができるため、買い物帰りやお子様を抱っこしている時など、両手がふさがっているときにとても便利です。
置きラクボックス
他の軽自動車にはないムーヴキャンバスならではの装備である「置きラクボックス」。
ユーザー人気の高かった装備のひとつで、こちらもしっかり新型に受け継がれました。
後席シート下に装備される引き出し式の置きラクボックスは、直接床面に置きたくないものを置いたり、濡れた荷物を置いたりなど様々な用途で使用できる優れもの。
ついたてを倒したままの「ケースモード」で使用すれば、普段使わないものや人に見られたくない物を積みっぱなしでシート下に格納できます。
ちょっとした休憩時に使える薄手のブランケットや、緊急事態に備えて薬や絆創膏を入れておくのもいいかもしれません。
さらに今回、ボックスをスライドさせた状態で先端に折りたたみ式のついたてが立てられる「バスケットモード」が新展開。
ついたてが新しく設置されたことで、ボックスに高さのある買い物袋などを入れても動きにくくなり、倒れたら困る食料品などの荷物も安定して積むことができます。
テイクアウトしたご飯など、シートに置くには不安だけど床に直置きもしたくないものをちょっと置いておくのにも便利です。
ワイヤレス充電器Qi
さらにインパネトレイには、スマホユーザーには嬉しい「ワイヤレス充電規格Qi」を採用した充電パッドを新搭載。
Qiに対応した機器であれば、スマートフォンやタブレットなどさまざまな機器をパッドの上に置くだけで充電出来ます。
専用のケーブルに接続する必要がなくなるため、見た目のスマートさを確保するだけでなく、日常的に持ち運ぶ荷物を減らすこともできるとても便利な装備です。
アレンジ自在なくつろぎシート
車内で快適に過ごすための重要な要素として、シートの性能はかかせません。
ソファをイメージしたムーヴキャンバスのシートは、まるでリビングでくつろいでいるかのような居心地のよさ。
旅行中や移動先でちょっと一息つきたい時にカフェ代わりに使ったり、家でも仕事場でもない第三の場所としてひとりになれる時間を作ったりなど、車内での時間の使い方が広がるシートの特徴やアレンジ例を紹介します。
簡単操作の分割ベンチシート採用
ムーヴキャンバスの特徴のひとつとして、少し変わったシート構成があります。
一般的に車のシートは、前席には左右のシート間にインパネを設置した独立式を採用し、後席には座ったときの開放感の高さに加えて荷物を載せるときの使い勝手も考え、左右がつながったベンチシートを採用していることがほとんどです。
しかしムーブキャンバスは前席にも左右がつながっているベンチシート式の「フロントコンフォートシート」と呼ばれるタイプのものを採用。
通常シートの間にあるシフトレバーはインパネに設置されています。
間のスペースを省いた分、座面・背面ともに男性が座ってもゆとりのあるサイズ感を確保でき、さらに分割されていないことから左右の行き来がしやすいなどのメリットがあります。
わざわざ一度外に出ることなく運転席から助手席にスライドして移動できるのは子育て世代には特に嬉しいポイント。
パーソナルスペースを確保したい時は、フロントセンター設置されたアームレストをおろすだけで空間を分けることも出来ます。
また、後席には最大240mmのスライドに加え、4~50°のリクライニングが可能な左右独立のベンチシートを採用。
後ろにスライドさせれば足を伸ばしてくつろげる足元空間に、前にスライドさせれば大きな荷物が積載可能な大容量のラゲッジスペースになり、用途に合わせたフレキシブルな使い方が出来ます。
豊富なシートアレンジ例
これらのシートを組み合わせれば、目的に応じて様々なアレンジが可能になります。
たくさんあるシートアレンジのうち、ここではおすすめの4つを紹介します。
①ロングソファモード
前席のヘッドレストを外して後ろに倒せば、車内での休憩時やキャンプでの車中泊などに便利なロングソファモードになります。
前席にもベンチ式シートを使用していることにより、フラットにしたときに隙間ができないのが魅力。
横になった時に床がボコボコしないので、よりリラックスして休むことが出来ます。
②フルラゲージモード
後席を左右どちらも倒せば、単体ではあまり広いとは言えなかったラゲッジスペースが大幅に拡大。
シートの背面が平らにデザインされており、荷物を積むには十分な安定感があります。
背もたれの上部にもレバーが付いているので、テールゲート側から操作してそのまま積み込むことが可能です。
③ハーフゲージモード
左右分割式の後席の片側だけを折りたためば、3人乗った状態でも荷室に入らない大きな荷物が積載可能になります。
平らながらも、完全な水平ではなく少し傾斜のある状態なので、運転中に荷物が前に滑り落ちにくく安心です。
④フロントサイドフラットモード
フロントシートの片側だけをフラットにすれば、縦に長い荷物にも対応。
テントやサーフボードなど、アウトドアに必要なものを一台にすべて載せられるため、思い立ったときにすぐお出かけ出来ます。
新ムーヴキャンバスの収納機能
ターボ車の追加でレジャーにも使えるようになったムーブキャンバスは、どのくらいの収納機能を持っているのでしょうか。
荷室のスペックや小物収納を確認していきましょう。
用途に合わせて拡大可能なラゲッジスペース
ムーヴキャンバスのラゲッジルームの大きさは高さ855㎜、幅880㎜、奥行き330㎜。
これは同クラスの軽自動車と比較すると多少小さめのサイズ感になっています。
ですがムーブキャンバスのリアシートは前方へ240㎜スライドでき、後席の足元は少し狭くなってしまいますが奥行きを570㎜に拡大することが可能です。
またリアシートを前方に倒せばラゲッジスペースと繋がったひとつのフラットなスペースになり、その奥行きは1,340㎜。大きな荷物や長さのある荷物などよりたくさんの荷物を積めるようになります。
さらにラゲッジルームのデッキボード下にはラゲッジアンダーボックスを用意。
床下収納的な使用方法はもちろん、ボードを跳ね上げてしまえば鉢植えなどの背の高い荷物も収納でき、収納物に合わせて様々にアレンジできる点が魅力です。
便利な小物収納
ラゲッジスペースはコンパクトな設定でしたが、その反面ちょっとした小物を収納出来るスペースが豊富に設置されています。
特にインパネ周りは充実しており、これまでなかった便利な新機能も搭載しています。
前席の収納機能
▼ホッとカップホルダー【new】
運転席・助手席のカップホルダーには、軽自動車初の「ホッとカップホルダー」が新しく追加搭載されました。
ホルダー内にヒーターが仕込まれており、ドリンクを温かいままキープすることが出来ます。
※G・Gターボに標準搭載
▼インパネセンタートレイ【new】
インパネの中央部にはスマホを置くのにぴったりなトレイを設置。くぼみのある形状なので、運転中に滑り落ちる心配がなく安心です。
また、G・Gターボはディスプレイオーディオとセットでワイヤレス充電機能Qiがメーカーオプションで搭載可能。
コードレスにスマホの充電ができ、見た目のスマートさを確保出来る嬉しい機能です。
▼インパネアッパーボックス
インパネの上部には蓋付きの小さなボックスが設置可能で、コインケースやマスクなどあまり一目に触れたくない小物の収納に便利です。
※ディスプレイオーディオとセットでメーカーオプション
▼インパネロアボックス
インパネの下部には深さがあるボックスがあり、ウェットティッシュなども箱ごと収納することが出来ます。
▼グローブボックス
車内の収納としておなじみのグローブボックス。
小物収納の中では最も大容量で、CDや車検証類、折りたたみ傘など普段使わないものをまとめてしまっておける使い勝手のいい収納です。
▼インパネロアポケット
エアコンパネル下部に設置されたインパネロアポケット。
深さがあり、長財布や小さなハンドバッグであればそのまま収まってしまう大きさ。
開口部分が大きいので様々な用途に使用できます。
▼フロントドアポケット
前席の左右両方のドア下部に用意された、ボトルホルダー付きのポケット。
ドア幅いっぱいに設置されているので、かなりの収納力があります。
地図や観光ガイドなどはもちろん、厚みのある雑誌でも収納できます。
▼フロントセンターアームレスト
運転席と助手席の間のアームレストには蓋つきの小物入れが装備されており、メイク道具や筆記具などのバラつきがちな小物を入れておくのに便利です。
▼ショッピングフック
グローブボックスの右側にはバッグや買い物袋などをかけておけるフックを用意。
またビニール袋を引っかけて簡易のゴミ箱としても使うことが出来ます。
後席の収納機能
▼シートバックポケット
助手席の後ろのシートバックポケットは本や地図などの収納に最適です。
また車酔いしやすい方はエチケット袋を入れておくとぱっと取り出せて安心です。
※G・Gターボに標準搭載
▼クォーターボトルポケット&ボトルホルダー
後席の左右両方に500mlのペットボトルの収納が可能なボトルホルダーと収納ポケットが用意されました。
家族でのお出かけ時には後席のこうした収納スペースが活躍してくれます。
▼シートバックユーティリティフック
助手席のシートバックにもショッピングフックが用意されました。
4人乗車時も後席の人の荷物を床に付けずにかけれるため衛生的です。
新ムーヴキャンバスの快適装備
新型ムーヴキャンバスの内装はおしゃれなデザインだけでなく、充実した快適装備も魅力です。
これまでの車内の窮屈さを感じさせず、まるでカフェやリビングにいるかのようにくつろげる空間を目指しました。
360度スーパーUV&IRカットガラス
明るい空間を作るためにムーヴキャンバスは他車よりも大きな窓を採用していますが、気になるのが太陽の光による紫外線や日焼けです。
そこでムーヴキャンバスは360度全方位に、⽇焼けの原因となる紫外線(UV)を約99%カットするガラスを採用しました。
紫外線だけでなく⾚外線(IR)も効果的に遮断し、ジリジリとしたお肌への刺激を低減。
肌が弱い方や小さなお子様も安心して長時間のドライブが可能です。
また車内の温度上昇を抑える効果もあるため、エアコンの効きがよくなり燃費改善にもつながります。
軽自動車初の「ホッとカップホルダー」
前席のドリンクホルダーには、軽自動車初の「ホッとカップホルダー」が新しく追加搭載されました。
ホルダー内にヒーターが仕込まれていて、スイッチで保温機能のON/OFFができます。
高い保温能力を有しており、車室内温度が25℃前後でONにすると、ホルダーに入れた飲み物を約42℃で2時間もの間キープ。
寒い冬でも、ドライブ中にテイクアウトしたホットドリンクを最後まで暖かい状態で楽しめます。
【まとめ】新ムーヴキャンバスの内装は可愛いだけじゃない魅力が満載!
ストライプスとセオリーそれぞれに設定された内装は、これまでの可愛さに加えて大人の落ち着きが感じられるリラックス空間が魅力。
置きラクボックスやラゲッジアンダーボックスなど使い勝手もよく考えられており、収納力・積載能力も必要十分です。
細やかな気配りの効いた便利機能も各所に散りばめられ、おしゃれさと実用性を兼ね備えたおすすめの軽自動車です。
新型ムーヴキャンバスの購入をご検討の方は、ぜひ店頭で実際に操作性のよさや広々とした室内の快適性を体感してみてください。
またオニキス神戸では自動車にかかる費用7年間分すべてコミコミで人気車種が購入できるマイカーリース「フラット7」など、お得なお支払プランも豊富にご用意しております。
購入時や購入後のアフターサービスも充実しておりますので、安心してお気に入りの一台をお買い求めくださいませ。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。