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【2024年12月】ムーヴキャンバスのグレードを徹底解説!『ストライプス』と『セオリー』で異なる2つの世界観を演出

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ストライプスとセオリーの画像画像引用元:ダイハツ

ダイハツから発売されている軽自動車「ムーヴキャンバス」。

街で見かけると思わず目を留めるほどおしゃれで可愛いデザインが大人気です。

軽自動車市場でも圧倒的な人気をほこるスーパーハイトワゴンの1種であるムーヴキャンバスが、2016年の発売以来初のフルモデルチェンジを果たしました。

本記事では新しくなったグレード展開を詳しく解説していきますので、ムーヴキャンバスの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ムーヴキャンバスのグレード一覧

車の絵が描いてある木を拡大する虫眼鏡画像引用元:istock

先代のムーヴキャンバスはシリーズやモデルで細かく10のグレードに分けられており、名前も「G ブラックインテリアリミテッド SA Ⅲ」など、少しわかりにくいという声もありました。

新しくなったムーヴキャンバスは、デザインコンセプトの異なる2つのモデルにそれぞれ3つのグレードを用意した全6つのグレードというわかりやすい構成になっています。また全てのグレードにeco IDLE(アイドリングストップ)非装着車の設定も追加されました。

新車ムーヴキャンバスの限界値引きプラン

デザインで選べる2つのモデル

ムーヴキャンバスには、初代の可愛らしさを継承しながら異なる世界観を持つふたつのモデルが設定されました。

従来の可愛らしさを引き継ぎながらもすっきりと洗練させた『ストライプスと、これまでのイメージを一新した上質で落ち着いた世界観の『セオリーです。

ストライプスとセオリーの画像画像引用元:ダイハツ

ムーヴキャンバスはその見た目を気に入って購入したという方も多いためか、根本のデザインには大きな変化を加えずに”キープコンセプト”という言葉通り人気の要素は継続。

しかしこれまでは可愛らしいフォルムやカラーから女性や家族向けのイメージが強い印象でしたが、「セオリー」の設定によって男性も気軽に使用しやすくなったのは嬉しいポイントです。

搭載装備によって選べる3つのグレード

上記のように、内外装のデザインの違いで「ストライプス」と「セオリー」に分けられました。

そこからさらに搭載装備の違いで、『X』・『G』・『Gターボ』の3つのグレードが用意されています。

エントリーグレードの「X」とその上級グレードの「G」に加え、今回のモデルチェンジの注目ポイントである、ターボエンジンが搭載された「Gターボ」が新たに追加

これらの組み合わせにより、新ムーヴキャンバスは全6つのグレードから選択可能です。

新ムーヴキャンバスのグレード

  • ストライプス・X
  • ストライプス・G
  • ストライプス・Gターボ
  • セオリー・X
  • セオリー・G
  • セオリー・Gターボ

新ムーヴキャンバスの価格・燃費一覧

新ムーヴキャンバスの価格は「ストライプス」と「セオリー」で同一の設定です。

▼メーカー希望小売価格(税込)

 2WD4WD
X1,496,000円1,622,500円
G1,672,000円1,798,500円
Gターボ1,793,000円1,919,500円

X(2WD)の価格は1,496,000円で、先代の1,430,000円から66,000円アップしていますが安全装備なども相応に進化

ライバル車のスズキ「ワゴンRスマイル」に当てはめると、ハイブリッドSの1,472,900円に近く、ダイハツ車では、「タント」Xの1,490,500円とほぼ同額です。

また、ムーヴキャンバス Gの価格は2WDで1,672,000円。

ワゴンRスマイルと比べると最上級のハイブリッドXが1,592,800円なので、新型ムーヴキャンバスは79,200円の上乗せになります。タントであれば、1,721,500円のカスタムXに近い価格です。

今回追加されたGターボ(2WD)の価格は1,793,000円と、Gに比べて121,000円高い設定。

この価格差はターボエンジン搭載分に運転支援機能が加わっているため、ターボの正味価格は約70,000円に収まり動力性能の向上を考えれば割安と言えます。

タントカスタムにターボを搭載するRS(2WD)は1,875,500円なので、ムーヴキャンバスGターボ(2WD)は、約8万円もリーズナブルです。

ムーヴキャンバスのカタログ燃費は、自然呼気エンジン搭載の「X」・「G」は同数値で、ターボエンジン搭載の「Gターボ」のみ少し異なります。

▼『X・G』カタログ燃費

 2WD4WD
WLTCモード22.9km/L21.6km/L
市街地モード20.5km/L19.5m/L
郊外モード24.2km/L22.8km/L
高速道路モード23.3km/L21.9km/L
JC08モード25.7km/L24.7km/L

▼『Gターボ』カタログ燃費

 2WD4WD
WLTCモード22.4km/L20.9km/L
市街地モード19.9km/L18.6m/L
郊外モード23.7km/L22.1km/L
高速道路モード22.8km/L21.3km/L
JC08モード25.2km/L24.5km/L

通常ターボエンジンを搭載すると、山道などにも対応出来るよう大きなパワーが使えるようになる反面、その分燃費が悪くなってしまう欠点がありました。

しかし見ての通り、「X・G」と「Gターボ」にはほとんど大きな変化はありません。

これはターボエンジン搭載とともに、今回のモデルチェンジでDNGAと呼ばれるダイハツの新機構プラットフォームを採用したためで、新ムーヴキャンバスのターボ車は大きな火力と低燃費の両立を実現しています

ポップで華やかな【ストライプス】

おしゃれな街中を走るムーヴキャンバス画像引用元:ダイハツ

「ストライプス」は基本のテイストは先代モデルと大きく変えず、ムーヴキャンバスらしい可愛らしさを感じられるポップなデザイン。

「わたしたち似てるよね。」をキャッチフレーズに、等身大志向の若年層が共感できるクルマをコンセプトに設定されました。

ストライプスのエクステリア

ストライプスのエクステリアは、基本的に先代の特徴を継承しています。

“スマイルフェイス”と呼ばれるフロントまわりや、全体的に丸みを帯びたボディライン、そしてボディが長く見えるロングシルエットなど、人気の高かったデザインは新型でも引き継がれました。

ストライプスのフロントフェイス画像引用元:ダイハツ

しかし全体的に従来よりもシンプルなデザインを採用し、ムーヴキャンバスは可愛らしさの中にも現代のトレンドであるスマートさも取り入れた仕上がりです。

また、それに合わせてボディカラーも再編成。

ムーヴキャンバスの特徴でもあったルーフ・ボンネット・フロントグリル・ボディ下部を塗り分けるストライプ調のツートーンはそのままに、カラーラインナップは従来のパステルカラーから少し落ち着かせたくすみカラーを多く採用

下記の★マークがついた「ファインミントメタリック」「アプリコットピンクメタリック」「シトラスイエロークリスタルシャイン」はストライプス専用色で、これまでの可愛らしさが好きな方も嬉しいポップなカラーも用意されています。

ストライプスのボディカラー全8色

  • スムースグレーマイカメタリック
  • サンドベージュメタリック
  • ファインミントメタリック★
  • アプリコットピンクメタリック★
  • シトラスイエロークリスタルシャイン★
  • ファイヤークォーツレッドメタリック
  • レーザーブルークリスタルシャイン
  • レイクブルーメタリック

ストライプスカラー一覧画像引用元:ダイハツ

※全てシャイニングホワイトパールとのツートーンです。

さらに上級グレードの「G」「Gターボ」では、シルバー×パールホワイトの14インチツートーンカラードホイールキャップを採用し、全体のツートーン感をより際立たせています。

ストライプスのインテリア

ストライプスのエクステリアは先代と似たデザインを採用しましたが、インテリアは今回印象をガラッと変えました。

先代はシートやインパネ、内壁などをベージュで統一し、アクセントカラーとしてマイルドモカ・ファインミント・ミストピンクの3色から選べる仕様でした。

しかし新ムーヴキャンバスは、サイドにブルーのアクセントを入れたライトグレーのファブリックシートを採用

ストライプスのグレーを基調とした室内画像画像引用元:ダイハツ

さらにインパネ部分はホワイト、ハンドルやセンターコンソールにはブラックを使用するなど、明るい雰囲気はそのままに、可愛さよりも爽やかさが感じられるインテリアです。

ストライプスのコンソールパネル画像画像引用元:ダイハツ

また、上級グレードの「G」や「Gターボ」はインナードアハンドルにメッキが使われたり、ステアリングホイールやインパネセンターシフトがシルバー加飾付きになったりと高級感も追加されています。

おとなレトロな【セオリー】

おしゃれな街中に停車するムーヴキャンバスと男性画像引用元:ダイハツ

ムーヴキャンバスのもうひとつのモデルである「セオリー」は、これまでのムーヴキャンバスのイメージを大きく変え、上質で落ち着いた世界観を採用しました。

主に女性やファミリーをターゲットにしていた先代に、今回男性ユーザーも意識した落ち着いたモノトーンカラーのセオリーを追加。

それにより、新型ムーヴキャンバスではより幅広いニーズに対応可能になりました。

セオリーのエクステリア

ボディデザインはストライプスと同様、”スマイルフェイス”などセオリーも先代のデザインを引き継いでいます。

しかし、ボディサイドやリアロアに引き締め効果のあるシルバーのメッキラインを走らせ、スタイリッシュさをプラスしました。

おしゃれな街中に停車するムーヴキャンバスと男性画像引用元:ダイハツ

セオリーのボディカラーは一色少ない全7色の設定。

共通カラーの5色に、セオリー専用色として「シャイニングホワイトパール」と「ブラックマイカメタリック」の定番人気2色を用意しました。

セオリーのボディカラー全7色

  • シャイニングホワイトパール★
  • ブラックマイカメタリック★
  • スムースグレーマイカメタリック
  • サンドベージュメタリック
  • ファイヤークォーツレッドメタリック
  • レーザーブルークリスタルシャイン
  • レイクブルーメタリック

セオリーカラー一覧画像引用元:ダイハツ

ホワイト系とブラック系のボディカラーはクルマの定番人気トップ2ですが、ムーヴキャンバスのイメージとは合わず他車に比べて人気は高くありませんでした。

しかし今回セオリーが設定されたことによってホワイトの上品さやブラックのかっこよさもしっかりとマッチし、お互いのよさを引き立たせることに成功しています。

また、セオリーでは上級グレードの「G」「Gターボ」にシルバー×グレーの14インチツートーンカラードホイールキャップを採用し、ストライプスのパールホワイトに比べぐっと大人っぽい雰囲気になっています。

セオリーのインテリア

爽やかさを強調したストライプスのインテリアから一転、セオリーはシックなリラックス空間を意識した内装です。

ファブリックシートには深みのあるネイビーを採用。グレーのラインがアクセントになりおしゃれさを演出しています。

セオリーのブルーシートを使用した室内画像画像引用元:ダイハツ

インパネ部分には落ち着いたブラウンを配色を採用。

さらにステアリングやシフトノブにはブラックの本革を使用しており、質感の高さが際立ちます。

セオリーのコンソールパネルの画像画像引用元:ダイハツ

セオリーは「大人の価値観・持論を表現できるクルマ」をテーマにしているためか、同価格設定ながらもストライプスよりも上質な高級感を味わうことが出来ます

ここまで新型ムーヴキャンバスの2つのモデルを見てきましたが、ここからはそれぞれに設定された3つのグレードを紹介していきます。

エントリーグレード『X』

Xの外観画像引用元:ダイハツ

エントリーグレードの『X』はリーズナブルな価格設定ながらも「スマートアシスト」搭載で安心の安全性能。

さらに他車では上級グレードから採用されることが多い「両側パワースライドドア」が標準搭載され、エントリーグレードとは思えない高い利便性を有しています。

メーカー希望小売価格(税込)

2WD:1,496,000円/4WD:1,622,500円

ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」

新型ムーヴキャンバスは、「X」を含む全グレードにダイハツの先進予防安全機能「スマートアシスト」を搭載しています。

スマートアシストは⾞両に搭載した最新の「ステレオカメラ」で周囲の状況を認識し、衝突回避支援・認識支援・運転負荷軽減・駐車支援の4つの観点から、全17の機能でドライバーの運転をサポートします。

「X」グレードには10の安全機能が標準搭載されており、3つの機能がオプション装備で可能です。

衝突回避支援

①衝突警報機能

⾛⾏中に前⽅の⾞両や歩⾏者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーへ注意喚起します。

②衝突回避支援ブレーキ機能

衝突の危険性が⾼まった場合に緊急ブレーキで減速。衝突の回避や、衝突時の被害軽減に寄与します。

③ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前後)

約10km/h以下で障害物を認識後、踏み間違いを判定してエンジン出⼒を抑制し、ブザー⾳とメーター内表⽰で警告。

さらに、障害物に衝突する危険性があるとシステムが判断するとブレーキ制御が作動します。

④車線逸脱警報機能

約60km/h以上で⾛⾏中にステレオカメラが⾞線を検知している場合、道路上の⾞線から逸脱しそうになると、ドライバーへブザー⾳とメーター内表⽰でお知らせします。

⑤車線逸脱抑制制御機能

警告で正常な操作が行われなかった場合に、システムが⾞線内に戻すようハンドル操作をアシストします。

⑥ふらつき警報

⻑時間⾛⾏中にクルマのふらつきを検知した場合、ドライバーへブザー⾳とメーター内表⽰でお知らせします。

⑦路側逸脱警報機能

約60km/h以上で⾛⾏中にクルマが路側へはみ出しそうになると、ドライバーへブザー⾳とメーター内表⽰でお知らせします。

認識支援

①先行車発進お知らせ機能

信号待ちなどで前のクルマが発進したことに気づかない時、ブザー⾳とメーター内表⽰でお知らせします。

②標識認識機能

進⼊禁⽌、最⾼速度、⼀時停⽌の標識をステレオカメラが検知するとメーター内に表⽰してお知らせします。

道が⼊り組んだ住宅街や⾼速道路での運転時などに役⽴ちます。

※Gターボ・Gに標準装備/Xにメーカーオプション

③オートハイビーム

対向⾞のヘッドランプなど前⽅の明るさを検知し、ハイビームとロービームを⾃動で切り替え。

先⾏⾞や対向⾞などがいない時はハイビームにし、遠くまで⾒通しを確保します。

駐車支援

①スマートパノラマパーキングアシスト

駐⾞時にカメラで駐⾞枠の⽩線を検知し、⾳声とモニターガイドに加えてハンドル操作をアシストする駐車支援システム。

ドライバーは周囲の安全確認に専念でき、⾳声と画⾯の案内に従いながらアクセルやブレーキによる速度調整を⾏うことで、簡単に駐⾞できます。

※全車メーカーオプション

②パノラマモニター

⾞両の前後左右に搭載した4つのカメラにより、クルマを真上から⾒ているような映像を表⽰。運転席から確認しにくい⾞両周囲の状況を把握できます。

※全車メーカーオプション

③コーナーセンサー

コーナーセンサーをクルマの前後(フロント2個・リヤ4個)に装備。障害物までの距離に応じて警告⾳を変えてお知らせ。

縦列駐⾞時や駐⾞場‧⾞庫などでの取り回しをサポートします。

中でも注目は、夜間歩行者や追従二輪車にも対応可能になった「衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能」。

衝突警告機能画像引用元:ダイハツ

検知対象だけでなく検知距離や対応速度も拡大し、従来の機能の精度向上も実現しています。

また、踏み間違い時に急発進を抑制する「誤発進抑制機能」にブレーキ制御機能を追加

ブレーキ制御付き誤発進抑制機能画像引用元:ダイハツ

従来は警告だけだったためドライバーの操作の誤りや遅れなどを防ぐことができませんでしたが、ブレーキ制御により強制的に危険を回避し、ドライバーの日常的な安全を守ります。

両側パワースライドドア標準搭載

ムーヴキャンバスはエントリーグレードの「X」にも両側パワースライドドアを標準搭載しています。

両側パワースライドドア画像引用元:ダイハツ

ワンタッチで電動で開閉できるパワースライドドアは「タッチ&ゴーロック機能」付きで、ドアが閉まった後の⾃動ロックを予約できます

半ドアから⾃動で全閉する「スライドドアイージークローザー」と併用すれば、ドアが閉まりきるのを待たずにスムーズに次の行動に移ることが出来ます。

さらに、電⼦カードキーを携帯していればフロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れるだけでドアを施錠‧解錠できる「キーフリーシステム」も搭載。

キーフリーシステム画像引用元:ダイハツ

IDコードが登録された正規キー以外ではエンジンが始動しないイモビライザー機能付で、盗難防⽌など安全面も万全です。

多くの車種が上級グレードまたはメーカーオプションでないと両側パワースライドドアは装備されないため、非常に珍しい車種であると言えます。

『X』のウィークポイント

しかし「X」はリーズナブルな分、快適性を高める次の機能がオプションでも装備出来ません。

  • ウェルカムオープン機能・ウェルカムドアロック機能
  • 置きラクボックス
  • 運転席・助手席シートヒーター

また「アダプティブドライビングビーム」「サイドビューランプ」などの認識機能や、「全車速追従機能付ACC」「レーンキープコントロール」などの運転負荷軽減機能も搭載不可なため、より高度な安全性能を求める方には「G」以上のグレードがおすすめです。

上級グレード『G』

Gの外観画像引用元:ダイハツ

上級グレードの「G」は、ドライバーや家族を守る高度な安全性能、日々のドライブをより快適にする充実した搭載装備が魅力の、ムーヴキャンバスの本命ともいえるグレードです。

さらに14インチのホイールキャップには、ストライプスはシルバー×パールホワイト、セオリーはシルバー×グレーの専用のツートーン仕様を採用。

メッキサイドガーニッシュも追加され、性能面だけでなく外観もこだわっています。

メーカー希望小売価格(税込)

2WD:1,672,000円/4WD:1,798,500円

『G』は利便性が大幅にアップ

両側パワースライドドアは全グレードに搭載されていますが、「G」以上のグレードにはパワースライドドアウェルカムオープン機能」が追加されます

これは降車時にインパネのスイッチで予約をしておけば、乗車時に鍵を持ってクルマに近づくだけでパワースライドドアが自動で解錠・オープンする機能。

パワースライドドアウェルカムオープン機能画像引用元:ダイハツ

両⼿がふさがっている時でもキーを取り出すことなくスムーズに乗り込むことができるため、買い物帰りなどたくさんの荷物を持っている時にとても便利です。

2列目シートの下には先代から大人気の置きラクボックスを設置。

置きラクボックス画像引用元:ダイハツ

フロアに直接荷物を置きたくない時にシート下から引き出して使用する収納ボックスで、次のように様々な用途に対応可能です。

ケースモード

積みっぱなしの収納に使えるケースモードは、普段使わないものや人に見られたくない物をシート下に格納できます。

バケットモード

片手でついたてを立ち上げれば、とっさの荷物の置き場所として便利なバケットモードに。

倒れたら困る食料品などの荷物も安定して積むことができます。

さらに、指先だけで簡単に操作が可能な電動パーキングブレーキを搭載。

オートモード時はシフトをPレンジにすると自動でパーキングブレーキが作動し、アクセルを踏むと自動的にブレーキが解除されるため、発進時もスムーズです。

電動パーキングブレーキ画像引用元:ダイハツ

「HOLD」スイッチを押しシステムの状態をONにしておくことで、ブレーキペダルから足を離してもブレーキランプが点灯したままブレーキを保持する「オートブレーキホールド機能」は、渋滞などでの運転時のストレスを安全に軽減してくれます

他にも、情報を直感的に把握できるよう表示の大きさや形・色などにこだわり、見やすさをとことん追求した「専用TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」など、利便性を向上させる追加装備が満載です。

よりハイレベルな安全性能が追加

「G」にはスマートアシストの12の機能が標準装備され、さらに4つの機能がオプション追加可能。最新のスマートアシストの機能を全て搭載することが出来ます。

「X」から追加された標準装備は認識支援機能の2つです。

追加認識支援機能

①アダプティブドライビングビーム

アダプティブドライビングビーム画像引用元:ダイハツ

ハイビームで⾛⾏中に先⾏⾞や対向⾞を検知した時、部分的に遮光し、先⾏⾞や対向⾞に配慮しながら⾼い視認性を確保できます。

②サイドビューランプ

サイドビューランプ画像引用元:ダイハツ

ステアリング操作やウインカー操作によらず、約90km/h以下でサイドビューランプが常時点灯。市街地での夜間の運転時などに役⽴ちます。

また安全性を高めるエクステリア装備として、クリアランスランプ・オートレベリング機能・オートライト付きの「フルLEDヘッドランプ」や、霧による視界の悪さを解消する「LEDフォグランプ」も搭載。

「G」グレードでは特に夜間の走行の安全性を高める機能が充実しており、通勤で帰宅が夜遅くになることが多い方や、お子様の習い事の送り迎えなどに使用する方も安心です。

上級グレードらしい快適さ

室内の居心地の良さを高める装備としては、「360°スーパーUV&IRカットガラス」や「運転席・助手席シートヒーター」が追加されています。

360°スーパーUV&IRカットガラス

360度スーパーUV&IRカットガラス画像引用元:ダイハツ

⽇焼けの原因となる紫外線(UV)を約99%カットするガラスを360度全方位に採用。

また⾚外線(IR)も効果的に遮断しジリジリとしたお肌への刺激を低減するため、女性や小さなお子様も安心です。

車内の温度上昇を抑える効果もあり、エアコンの効きがよくなり燃費改善にもつながります。

運転席・助手席シートヒーター

シートヒーター画像引用元:ダイハツ

シートの座⾯と背⾯を温める運転席/助⼿席シートヒーターを装備。

短時間でシートの座面を適温まで温めるので、冬の寒い日や寒冷地でのドライブがより快適になります。

価格は「X」から176,000円アップしますが、それ以上に「G」は追加装備が充実しており、コストパフォーマンスの高いおすすめのグレードです。

新しく追加されたターボ搭載グレード『Gターボ』

Gターボの外観画像引用元:ダイハツ

今回のモデルチェンジの最大の注目ポイントでもある、ターボエンジン搭載車「Gターボ」

セオリーの設定で男性を意識したデザインを採用したように、機能面でもターゲット層を広げました。

ターボエンジン搭載に合わせて安全性能も追加されており、「G」に比べて121,000円高いものの、動力性能の向上を考えればお得な価格設定になっています。

メーカー希望小売価格(税込)

2WD:1,793,000円/4WD:1,919,500円

待望のターボエンジン搭載

キープコンセプトではあるものの、各所にはしっかりユーザーの意見を反映しアップデートされている今回のモデルチェンジ。

初代は主に女性がターゲットであり、そのテーマのなかでも「母と娘」が共用で所有することをイメージしていたため、パワーが魅力のターボエンジンは不要と考えられていました。

しかし「デザインは好みだけど、自宅付近が山道なのでターボがないと買えない」といった声が多く、ムーヴキャンバスのポテンシャルを高めるためにもターボ車の追加が実現されました。

山中の停車するムーヴキャンバスと男性の画像画像引用元:ダイハツ

肝心のエンジンには、「KF型水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジン」を搭載。

ダイハツの既存のターボ車でも高スペックとして定評があり、最高出力47kW(64PS)/6400rpm、最大トルク100Nm(10.2kgfm)/3600rpmを発生させます。

トランスミッションには、金属ベルト駆動であるCVTにギヤ駆動の機構を組み合わせて幅広い変速レンジを持つダイハツ独自のCVT「D-CVT」を採用。

これらの組み合わせによりターボならではの大きなパワーを生み出しながらも、自然呼気エンジン搭載の「X」や「G」とほとんど変わらない低燃費を実現させています。

▼2WDカタログ燃費比較

 X・GGターボ
WLTCモード22.9km/L22.4km/L
市街地モード20.5km/L19.9km/L
郊外モード24.2km/L23.7km/L
高速道路モード23.3km/L22.8km/L
JC08モード25.7km/L24.7km/L

▼4WDカタログ燃費比較

 X・GGターボ
WLTCモード21.6km/L20.9km/L
市街地モード19.5m/L18.6m/L
郊外モード22.8km/L22.1km/L
高速道路モード21.9km/L21.3km/L
JC08モード24.7km/L24.5km/L

これまでのムーヴキャンバスは日常使いのイメージが強くありましたが、ターボエンジン搭載により、山道など様々な場所での走行が可能になりました。

運転負荷軽減機能で長距離走行をサポート

ターボエンジンが搭載されたことで、運転負荷軽減の機能が新たに追加されました。

スマートアシストの運転負荷軽減機能である「全車速追従機能付ACC」や「レーンキープコントロール」の2つは、安全性能の中でも特に長距離走行時の負担軽減に役立つ機能。

ターボエンジンにより山道にも対応可能になった「Gターボ」に標準搭載され、長時間の運転での疲れによる事故を未然に防ぎ、安心安全なおでかけを叶えます

追加運転負荷軽減機能

①全車速追従機能付ACC

アダプティブクルーズコントロール画像引用元:ダイハツ

ACCとはアダプティブクルーズコントロールの略称で、⾛⾏中に先⾏⾞の様⼦を検知しながら設定した⾞速の範囲内で先⾏⾞との距離のキープを⽀援します。

疲れにくく、⻑距離運転中の渋滞なども快適に運転できます。

②レーンキープコントロール

レーンキープコントロール画像引用元:ダイハツ

約60km/h以上で⾛⾏中、全⾞速追従機能付ACC作動時に、クルマが⾞線の中央付近を安定して⾛⾏するようハンドル操作をアシストします。

他にも、旋回時に⾞両が外側にふくらんでいると検知したときに、ブレーキ制御を内輪に⾏うことで旋回性能を⾼めコーナリングをアシストする「CTA(コーナリングトレースアシスト)」も標準搭載。

これらの万全の安全装備により、心置きなく家族でのお出かけを楽しむことが出来ます。

【まとめ】高度な安全性能と充実した快適装備をそなえた「G」以上のグレードがおすすめ!

今回のモデルチェンジにより、ムーヴキャンバスは従来の「母と娘」のクルマから、父親も共有出来る「家族」のクルマへと進化しました。

搭載装備を考慮すると、日常使用がメインの方は追加機能や選べるオプションが豊富な「G」グレードがおすすめ。

また普段使いだけでなく、休日のレジャーにも使いたい方はターボエンジン搭載の「Gターボ」を選ぶといいでしょう。

今回紹介したもの以外にも様々な機能やオプションがありますので、ムーヴキャンバスの購入を検討している方はぜひ一度当店にてご相談ください。

さらにオニキス神戸では自動車にかかる費用7年間分すべてコミコミで人気の軽自動車が購入できるマイカーリース「フラット7」など、お得なお支払プランも豊富にご用意しております。

購入時や購入後のアフターサービスも充実しておりますので、安心してお気に入りの一台をお買い求めくださいませ。

皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。

ABOUT ME
小笠原 高志
営業部所属 資格:三級自動車整備士 自動車保険募集人資格  自動車営業18年、このうち6年間は整備士としても業務に携わる。 オールメーカー新車・中古車を販売してきた経験を活かし、 クルマに関するお役立ち情報を発信しています。