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スライドドア搭載の軽自動車の中でも、抜群の知名度と人気を誇るのが、ホンダのN-BOXです。街中ではもちろん、CM等で身近に感じている人も多いかと思います。
軽自動車の年間販売台数としましても、初登場から2021年現在まで、常にトップを走り続けております。
そんな人気のN-BOXですが、現在は2代目である事をご存知でしょうか?街中で見るN-BOXとカタログやCMで見るN-BOXが、微妙に違っている事にお気づきでしょうか?
ここでは、N-BOXにつちての基本的な情報から、グレードの選び方。新旧N-BOXは何が違うのか?
気になるカラーや値引き情報までを一挙にご紹介させていただきます。
各章の関連記事から、更に詳しい情報もご確認いただけますので、ご利用ください。
新型N-BOX マイナーチェンジでの変更点は?
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画像引用元:ホンダ |
『そもそもマイナーチェンジって何?』という方も多いと思いますので、軽くご案内させていただきます。
お車は発売後、しばらくすると商品の改良がされます。
これは、技術の進歩で便利な機能が追加装着されたり、不人気なカラーを廃止して、新たなカラーを設定したり、ほんの少し見た目が変更されたりといった具合の改良です。
このような改良を『マイナーチェンジ』と呼びます。
これとは別に、『フルモデルチェンジ』と呼ばれるものもあります。こちらは、改良ではなく、新しく車を作り直した時に使われます。
N-BOXのモデルチェンジの歴史
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画像引用元:ホンダ |
N-BOXの発売開始は2011年となります。発売後は2017年8月までの期間で、10回ほどマイナーチェンジを繰り返した後、フルモデルチェンジとなりました。
この期間に販売されていたN-BOXが、所謂『初代N-BOX』と呼ばれるモデルとなります。
2017年9月には『2代目』N-BOXが発売され、こちら現在販売されている最新のモデルとなります。
ただし、『2代目』N-BOXも2017年から、現在に至るまで、合計4回のマイナーチェンジをむかえております。
2020年12月のマイナーチェンジでは、内外装が変更となりました。特にフロントグリルの変更によって、ナンバープレートの位置がセンターに戻ってきた点はインパクトがありました。
そしてこの度、2021年12月17日のマイナーチェンジ。この日以降のN-BOXが本当の意味での新型N-BOXと呼べるモデルとなります。
マイナーチェンジは、実際にN-BOXを販売し、メンテナンスやオーナー様からのご意見を改良に反映させていく事になるため、マイナーチェンジすればするほど、お車への満足度が上がっていきます。
この度のマイナーチェンジで一番の注目箇所は!!
ズバリ、電子制御パーキングブレーキです。
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画像引用元:ホンダ |
これ以外にも、細かな変更点がございますので、よろしければ下記の記事を合わせてご覧ください。

誰もが悩む!N-BOXを購入するならどっち?『新車 vs 中古車』
大人気|N-BOXを購入するなら、新車が断然お得‼
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画像引用元:Photo |
できるだけ安く買いたいから、掘り出し物の中古車があれば凄くありがたいと思うんですが…
N-BOXのような、大人気の車の場合、思ったほど価格が下がっていないんです。
自動車には、出来るだけ故障が無く、長い期間、安心・安全に乗り続けられる事が求められます。
だからこそ、長く乗り続けられて、最新の安全装備・燃費性能を誇る新車をおすすめします。
でも新車って、カタログを見てもわかりづらいというか…結局どれぐらいの金額かわからなくないですか?
中古車だと、実際に車がありますし、ナビやETCが装着済みで、総額○○万円みたいに表示されているので、安心できるんです。
自動車のカタログを見て、「総額が○○万円ぐらい」と予測できる人はほぼいないと思います。
だからこそ、自分が良いな、と思った中古車を、新車販売店の担当に見てもらい、見積もりをつくってもらう方法が一番楽ですよ。
いきなりお店に行くのが不安な場合は、N-BOXの価格一覧をまとめたページがあるので、よかったら覗いてみてください。

N-BOXとN-BOXカスタム | 選ぶ決め手は?
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画像引用元:ホンダ |
N-BOXと一口に言っても、カタログを見てみると、N-BOXとN-BOXカスタムが掲載されています。
街中で見かけるN-BOXでも、「あれ?以前見たのと何かが違う」と感じている人も多いかと思います。
簡単に説明すると、N-BOXとN-BOXカスタムの違いは“ソレ”なんです。
細かい違いは確かにありますが、『見た目の違い』という事になります。
N-BOXの外装と内装
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画像引用元:ホンダ |
N-BOXの外観です。
●フロントフェイスはLEDヘッドライトのみ(フロントタイヤ前のフォグライトは無し)
●ホイルキャップ装着
●エアロは無し
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※写真のシート形状はEXグレードとなります。(セパレートシート) |
画像引用元:ホンダ |
N-BOXの内装はトリコットを素材に、ベージュとクレージュの2トーンカラーで仕上げらています。
N-BOXカスタムの外装
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画像引用元:ホンダ |
N-BOXカスタムの外観です。
●フロントフェイスはLEDヘッドライトとフォグライト装着
●アルミホイール装着
●エアロ装着
●外装全体にメッキ装飾あり
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画像引用元:ホンダ |
N-BOXカスタムの内装はトリコットを素材に、ブラックとガンメタ(濃銀)の2トーンカラーで仕上げらています。
N-BOXとN-BOXカスタムの違いは写真でもお判りいただけます。
室内の広さや、エンジンや燃費といった、車の性能等は同じですので、どちらの見た目が好みなのかでお選びくだい。車検の際に費用に差が出たりもいたしませんのでご安心ください。
また、グレード設定により、外観・内装とも若干の違いがございますので、ご確認が必要です。

N-BOXのライバル車のご紹介
自動車メーカーとして、日本国内には「トヨタ」「日産」「ホンダ」「マツダ」「三菱」「スバル」「ダイハツ」「スズキ」の8メーカーが、メジャーな常用車両を製造しております。
その内、ライバル社の軽自動車を製造しているメーカーは次の4メーカーとなります。
●日産 『ルークス』
●三菱 『ek スペース』
●ダイハツ 『タント』
●スズキ 『スペーシア』
個性的なフェイスと先進技術が魅力の『ルークス』&同型OEMの『ek スペース』
日産 ルークス | 三菱 ek スペース |
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画像引用元:日産 | 画像引用元:三菱 |
2020年にフルモデルチェンジを迎え、現在3代目のルークス。同型の車両を三菱メーカーからも販売しております。(OEM車)
独特のフェイスと、日産一押しの先進運転支援技術、プロパイロットシステムが人気となっております。
また、派生車両としましてルークスハイウェイスターやekクロススペース等のカスタム車両もリリースしており、ファミリー層からレジャー層まで幅広い層に支持をされているのが特徴です。
子育て世代から圧倒的支持を受けるダイハツ『タント』
ダイハツ タント |
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画像引用元:ダイハツ |
2003年11月に発売されてより、軽自動車ファミリーカーの代名詞として、親しまれているクルマです。
数度のフルモデルチェンジを経て、現在のタントは4代目のモデルとなり、更に安全性・低燃費性・使い勝手が強化されたクルマとなっております。
人気の理由は、助手席とセカンドシートの間を仕切る、ピラーと呼ばれるフレームを完全に取り除いた独特の形にあります。これにより、大きく開くドアの開口部が人の乗り降りをスムーズにおこなえるようにしております。
N-BOX同様にタント・タントカスタムと2種類のパッケージングが用意されており、ユーザーの好みに合わせて選択する事が可能です。
低燃費&力強い走りが魅力のスズキ『スペーシア』
スズキ スペーシア |
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画像引用元:スズキ |
軽自動車メーカーとして誰もが知っているスズキが販売する軽ハイト系ワゴンのスペーシア。
その魅力は、力強い走りと低燃費を両立させている事が挙げられます。さらに、低床(フロアの床面を低く設計)設計により、乗り降りが楽な事と、室内空間が広い事も人気の一つとなっております。
N-BOX同様にスペーシア・スペーシアカスタムのラインナップがあります。
また、レジャー用に特化したスペーシアギアモデルも大人気となっております。
実用的な点と、ユーザーの好みに対応するラインナップですので、N-BOXと悩まれる方は多いと思います。
その他のライバル車
今までに上げてきたのは同じクラス(軽自動車)でのライバル車ですが、コンパクトカー(普通車)にもライバル車として度々名前が挙がる車種があります。
トヨタ ルーミー |
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画像引用元:トヨタ |
スズキ ソリオ |
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画像引用元:スズキ |
普通車で名前が挙がるのは、トヨタのルーミー(ダイハツ:トールと同型のOEM)とソリオの2車種です。
やはり、スライドドアがユーザーのニーズに合うようで、出来るだけ広い車が良い方や、5人乗りが前提の方に選ばれています。
その一方、普通車となりますので、N-BOXなどの軽自動車と比較すると、維持費が高くなってしまう事、N-BOXで十分な広さを確保できる事から、ルーミーとソリオを候補から外される方もいらっしゃいます。
軽ハイト系ワゴン車で検索すると、N-BOX以外の車両も数多くヒットします。
これは現在の軽自動車のニーズがスライドドアのタイプが支持をされており、このタイプの車両に各メーカーが力を入れていためです。
悩まれる方は大変多いかと思いますが、カーライフを考える上でじっくりと考えてみるのがおすすめです。
また、最後にどちらかで迷った場合は、売却した時にどちらのクルマが高く売れるのか=リセールバリューを考えてみてはいかがでしょうか。
自動車は家の次に高い買い物となりますので、実際に試乗もしてみて判断してみてください。
N-BOXのカラーバリエーションは?おすすめカラーもご紹介!
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画像引用元:photo |
N-BOXのカラーバリエーションは全14色
N-BOXが8色、N-BOXカスタムが6色となります。
注意点はグレードによって選択できないカラーがある事と、オプションカラーと呼ばれる有料色の存在となります。
下記にまとめておりますので、ご確認ください。
●プレミアムサンライトホワイト・パール(※オプションカラー:別途55,000円)
●プラチナホワイト・パール(※オプションカラー:別途33,000円)
●ピーチブロッサム・パール(※オプションカラー:別途33,000円)
●プレミアムアガットブラウン・パール(※オプションカラー:別途33,000円)
●ルナシルバー・メタリック
●クリスタルブラック・パール
●ブリティッシュグリーン・パール
●タフホワイトⅢ(※専用色:N-BOX Gスロープ、Lスロープのみ選択可能)
●プラチナホワイト・パール(※オプションカラー:別途33,000円)
●プレミアムグラマラスブロンズ・パール(※オプションカラー:別途33,000円)
●ミッドナイトブルービーム・メタリック(※オプションカラー:別途33,000円)
●プレミアムベルベットパープル・パール(※オプションカラー:別途33,000円)
●シャイニンググレー・メタリック
●クリスタルブラック・パール
人気カラーはプラチナホワイト・パール
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画像引用元:ホンダ |
プラチナホワイト・パールは不動の人気色No1です。
特別色のため、別途33,000円が必要にもかかわらず、多くの人に指示されているのには理由がいくつかあります。
幅広いユーザー層にプラチナホワイト・パールが選ばれる理由
●暑さ対策として
●クリスタルブラック・パールと悩んでいたが、汚れ・キズが目立ちづらい点
●単純にカッコイイ
●リセールバリューの観点
プラチナホワイト・パールが選ばれる理由を見てみると、暑さや、汚れ・キズなどの日常的に恩恵がある点や、見た目などの感覚的なもの、リセールバリュー(資産価値)など、幅広い点で評価されているのがわかります。
こういった総合評価の高さが、選ばれるカラー1位につながっています。

欲しい車を出来るだけ、お得に購入したい人必見!賢い値引額の見方
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画像引用元:ホンダ |
値引き情報をネットで調べると、N-BOXカスタム L ターボ 『値引総額〇〇万円!』
すぐに情報が集まる時代になりました。けれど値引額は出てきても実際のお支払い総額がわからない。
それは果たして安いのか?目標の値引額を達成するために、何か縛られたりしないか?そんな不安が出てきます。
ここでは、値引きにまつわる、3つのポイントをご紹介します。
最も重要なのは値引額ではなく、お支払い総額となります。
どれだけ高額な値引きがあったとしても、最終的なお支払い総額が高くては意味が無いからです。
本当に欲しい車種・グレード・カラー・オプション等など、満足いく内容になっているかが重要です。
逆に余分なオプションが装着されていたり、車種・グレード・カラーを妥協しないといけない等の制限がないかを必ず確認する事が大事です。
例えば、
A店:値引額50万円:お支払い総額200万円
B店:値引額30万円:お支払い総額220万円
このようなケースでローン払いでご契約をされる場合、本当に必要なのは月々の金額です。
ローン払いの場合、実際はお支払い総額では終わらず、金利分が加算されるため、本当に重要なのは総支払総額=金利負担額となるからです。
ネット上でよく見られる、値引額ですが、総額表示を併記している会社さんはかなり少ないのが現状です。
また、その値引き額は現金購入のケースなのか、ローン購入のケースなのか、オプション品の設定があったのかなど、詳細な情報はほとんど無いのが現状です。
これらの設定により、値引額は当然変動します。また購入方法によっては、単純な支払い総額だけでは判断できなくなってきます。
重要なのは、現金購入の場合は『支払い総額』、ローン購入の場合は『毎月の金額を払いきった総支払額』ここを比較する事です。

まとめ:N-BOXを賢く購入するなら
●新車の装備や特徴を把握する
●新車や中古車(ユーズドカー)の価格を把握する
●グレード別の装備を把握する
●カラーを決定する
●欲しい車の値引額を把握する
5つのポイントがハッキリすると、必ず満足のいくお車選びができるので、ぜひ実践してみてください。
また、カタログの見方や装備の違い、中古車の価格やお支払い方法など、難しい…という方は、当社HPのお問合せフォームよりご連絡をいただいてもかまいません。
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