スペーシアはファミリーカーとして圧倒的な人気を集める、スズキの軽ハイトワゴン車です。
2021年12月に大幅にマイナーチェンジされ、先端技術を使用した装備を新搭載。
乗る人みんなが快適な空間を実現しました。
ここではそんな新型スペーシアの魅力的な室内空間や、日々の利用を便利にする機能について詳しくご紹介いたします。
広々空間をアレンジするシート&収納
新型スペーシアはおうちにいるかのようにくつろげる快適な車内が魅力です。
便利なシートアレンジから豊富な収納機能まで、詳しく見ていきましょう。
スクエアデザインで空間をたっぷり確保
スーツケースをモチーフにしたシンプルなスクエアデザインが特徴のスペーシア。
無駄をなくすことで幅と高さをめいっぱい広げ、室内高1,410mm、室内長2,155mmというゆったり広々空間を確保しました。
天井や両サイドが真っ直ぐな設計なので、頭上も肩まわりも余裕たっぷり。運転中の動作もラクラクです。
また地上高510mmの低床設計で、女性でも簡単に荷物を積み込むことが可能。縦にも横にも広い大開口な荷室開口部は、大きな荷物の出し入れもスムーズにします。
自転車の積み降ろしをサポートするガイドも設置されており、27インチの自転車でもラクラク載せることができます。
使い慣れたご自分の自転車を持っていけるため、活動の幅が広がりおでかけや旅行がより楽しくなります。
自由自在なシートアレンジ
スペーシアはすべてのシートに左右独立型のシートスライドを採用しています。
前後の位置を別々に調節できるため、乗る人の体格に合わせて足元まで広々としたスペースを確保できます。
また、後席にはワンタッチダブルフォールディングリヤシートを使用。
ワンタッチで折りたためるリヤシートは、軽い力で簡単にフラットな荷室を作ることができます。
スライドドア側だけでなく荷室側からでも操作が可能なので、わざわざスライドドアを開けなくてもバックドアからスムーズに荷物を積み込めます。(HYBRID Xのみ)
さらにフロントシートとリヤシートのアレンジの組み合わせであらゆる大きさの荷物に対応。
左右のリヤシートをフラットにすれば自転車などの幅をとる荷物を載せることができ、片側のシートを前後とも倒してサーフボードなど長さのある荷物を載せることも可能です。
前後左右すべてのシートをフルフラットにすれば、開放的なリラックス空間に早変わり。
しっかり全身を伸ばして休憩できるため、窮屈な車内で体がガチガチになることもありません。
たっぷり収納できるポケッテリア
スペーシアは小さなお子様がいる方や、車内で過ごす時間が長い方に嬉しい収納機能も充実。
車内をごちゃごちゃさせず必要なものをスマートに収納できるので、ドライブ中もストレスなく快適に過ごすことができます。
▼前席側収納一覧
- 助手席インパネアッパーボックス
- グローブボックス
- 助手席インパネドリンクホルダー
- インパネセンターポケット&USB電源ソケット(HYBRID X)
- インパネショッピングフック
- 助手席シートアンダーボックス
- フロントドアミドルポケット&フロントドアポケット[ペットボトルホルダー付]
前席側は運転中に便利な収納が満載。
インパネアッパーボックスに眼鏡やCDを収納したり、USB電源ソケットで充電しながら携帯をセンターポケットに置いておくなど、必要に合わせてさまざまな使い方ができます。
また、普段使わない荷物は助手席のアンダーボックスにしまっておけばいざという時に困りません。
▼後席側収納一覧
- 助手席シートバックポケット(HYBRID X)
- リヤドアペットボトルホルダー
- リヤクォーターポケット&アクセサリーソケット(HYBRID X)
- パーソナルテーブル[折りたたみ格納式](HYBRID X)
後席側はドライブ時間を快適にする収納が充実しています。
右側に設置されたパーソナルテーブルは、車内で食事をするときやちょっとした小物を置いておくのに便利。
折りたたんで格納出来るので、不要な時も邪魔になりません。
また、後席にもソケットが付いているのも嬉しいポイント。長時間のドライブでも携帯のバッテリーを気にせず音楽や動画を楽しめます。
▼荷室収納一覧
- ショッピングフック(左側)
- ユーティリティナット(4か所)
荷室には、荷物をより効率的に積めるような装備を設置。
左側のショッピングフックに買い物袋を引っ掛ければ、倒れて中のものが崩れることがなく安心して運転することができます。
ユーティリティナットは左右2か所ずつ設置されているため、単体で使用したり組み合わせて使ったり、必要に応じて使い方を変えられるのが便利です。
ストレスフリーなドライブを叶える快適装備
スペーシアは上記のような広々とした室内空間が魅力ですが、その魅力をより高める便利な装備もたくさん搭載しています。
”乗る人みんなが心地いい”を目指し、車内のどこにいてもリビングにいるような快適な空間を作りました。
ここからはそれぞれの機能について詳しく見ていきましょう。
乗り降りをスムーズにするパワースライドドア
快適装備としてまず挙げられるのが、後席両側に設置されたパワースライドドアです。
「お待たせしない、パワースライドドア」をキャッチコピーとし、クルマの乗り降り時のわずらわしさやストレスを解消する機能がふんだんに搭載されています。
代表的な機能は次の4つ。
- パワースライドドア予約ロック機能
- パワースライドドア一時停止機能
- ワンアクションパワースライドドア
- スライドドアクローザー
※これらは【HYBRID X】のみに対応しておりますので、ご希望の方は【HYBRID X】の購入がおすすめです。
【1】パワースライドドア予約ロック機能
パワースライドドアが閉まっている途中にリモコンでドアロックを「予約」すると、閉まった後に自動でロックがかかる機能です。
パワースライドドアは安全性の面からゆっくり閉まるため、待ち時間がもどかしいのが難点でした。
この機能によってドアが閉まり切るまで待つ必要がなくなり、降りた後の行動がスムーズになります。
【2】パワースライドドア一時停止機能
パワースライドドアの開閉中に、ドアハンドルやワンアクションスイッチで操作すると好きな位置でストップできる機能。
強い雨の日でも車内に雨が入るのを防いでくれるため、シートや床が濡れる心配がなく乗り降りできます。
またちょっとした荷物を出し入れする時にも便利な機能です。
【3】ワンアクションパワースライドドア
ロック状態でもワンアクションスイッチを押すだけで、スライドドアが自動に解錠・オープンする機能。
携帯リモコンはバッグにしまったままでOKなので、荷物などで両手がふさがっていても探す手間なく、すばやくスマートに乗り込むことができます。
また軽い力でドアを開閉できるこの機能は、小さなお子様がひとりで乗り降りするのをサポート。手伝いに運転席から後席に回り込む必要もありません。
【4】スライドドアクローザー
半ドアの状態まで閉めるとスライドドアが自動で全閉する機能。
予約ロック機能と合わせて使用するとさらにスムーズに次の行動に移ることができます。
全閉時にドアに触れている必要がないため、指などを挟みこむ心配もありません。
ワンアクションパワースライドドア機能と合わせれば、お子様や年配の方でもより安心安全に乗降可能になります。
安全面を高め、ストレスフリーな乗り降りをサポートする機能が満載のパワースライドドア。
たくさんの荷物を持ち歩く必要があるお母さんや、忙しく効率的に行動したい方におすすめの装備です。
【新搭載】大型9インチ画面で見やすいナビ
今回のマイナーチェンジでリニューアルされた大画面のナビゲーションシステム。
いちばんの注目ポイントは、これまでの7インチから9インチサイズの大画面HDディスプレイに変更されたことです。
数字だけでみるとピンとこないかもしれませんが、実際に比較するとその差は歴然。
画面面積がおよそ1.7倍まで広がり、圧倒的に見やすくなりました。
運転中でも細かい地図をぱっと確認出来るため、初めての場所や複雑な道でも安全な走行が可能です。
また操作のわかりやすさにもこだわり、ホーム画面からワンタッチで地図画面や車両情報、オーディオ画面にアクセスできる仕様に。
知りたい情報をスムーズに把握することができます。
他にもスマートフォンとの連携により、スマートフォンアプリをナビゲーション画面で使用出来るようになりました。
車内での過ごし方の幅が広がり、通勤やお出かけ時のドライブがより楽しく快適になります。
室内空間をワンランクアップさせる充実した機能
乗り降り時や運転時の「使い勝手のよさ」だけでなく、「快適な乗り心地」も追求しました。
前席の快適性にだけこだわり後席は後回しにされがちでしたが、スペーシアは乗る人全員が快適に気持ちよく過ごせるように工夫された機能を備えています。
具体的には次の5つ。
- スリムサーキュレーター(HYBRID X)
- シートヒーター&リヤヒーターダクト
- エアコンルーバー[風量調整機能付]
- プレミアムUV&IRカットガラス(HYBRID X)
- ロールサンシェード(HYBRID X)
※こちらもほとんどが【HYBRID X】のみの対応になっております。
【1】スリムサーキュレーター
天井に設置されたスリムサーキュレーターは、前方の空気を後席側に送り、車内全体の空気を循環させます。
インパネに付けられた空調装備ではどうしても前席にだけ効き、後席まで届きにくい状態でした。
後席まで効かそうとすると、前席側が夏が寒すぎ、冬は暑すぎたりとちょうどいい室温に調節するのが難しい「前席と後席の温度差問題」。
スリムサーキュレーターが室内の空気を効率よく循環させて、冷たい空気や温かい空気の偏りを解消することで解決が可能になりました。
また、コンパクトな設計なので室内の広さを損なうことなく、大きな荷物を載せるときでもラクラクです。
【2】シートヒーター&リヤヒーターダクト
運転席と助手席には、座面が温かくなるシートヒーターを内蔵。
冬場はエンジンを稼働させてからエアコンが効くまでに時間がかかり、その間寒さを我慢する必要がありました。
しかしシートヒーターは体を直接暖めるため、より素早く暖かさを感じやすいというメリットがあります。
今はコロナ対策で窓を開けて換気をする事も多く、せっかく温めた空気が逃げてしまいがちですが、シートヒーターならその心配もありません。
また、消費電力もエアコンより低く抑えられるのも魅力です。
さらに後席にはリヤヒーターダクトと設置。空調が効きにくい足元も暖かくキープしてくれます。
【3】エアコンルーバー[風量調整機能付]
風量調整機能が付いたエアコンルーバーは、煩わしいエアコンの風が直接顔にあたるのを防ぎます。
不快感の解消だけでなく、目の乾きやお肌の乾燥からも守ってくれるため、より安全で快適な走行が可能です。
前席中央のエアコン吹き出し口には、つまみを回すだけで風を拡散させたり、風量を調節できるルーバーを採用。運転中でも片手でカンタンに操作が出来ます。
鮮やかな赤色がベージュやブラックのインテリアカラーのアクセントになり、さりげなくおしゃれさをプラスしています。
【4】プレミアムUV&IRカットガラス
フロントドアガラスにはプレミアムUV&IRカットガラスを採用。
紫外線(UV)を約99%カットするため、日焼けによるダメージからお肌を守ります。
さらに、ジリジリとした暑さのもとである赤外線(IR)も約70%カットする特殊なガラスを使用しているので、夏の暑い日でも快適に過ごすことができます。
【5】ロールサンシェード
リヤドアにはガラスを覆うロールサンシェードを内蔵。
直射日光を防いで室温を快適に保つほか、外からの視線も遮り、お子さまの着替えや車内での休憩時などのプライバシーの保護にも役立ちます。
必要な時だけドアから引き出す仕様なので、使わない時も収納に場所をとりません。
ここまで快適なドライブを実現するための装備に焦点を当てて紹介してきましたが、スペーシアにはほかにも様々な魅力があります。
抑えておきたい3つのポイントをわかりやすくまとめました。
さらに注目すべきスペーシアの3つの魅力ポイント
スペーシアの人気を支える要因として、抑えておきたいポイントは大きく分けると次の3つです。
- パステルカラーがキュートな外観
- 優れた燃費性能
- 豊富なシリーズ展開
パステルカラーが大人の可愛さを演出
スペーシアには「HYBRID X」と「HYBRID G」の2つのグレードがあり、
「HYBRID X」はモノトーン8色・2トーンルーフ4色の全12色、
「HYBRID G」はモノトーンの8色のボディカラーから選択可能です。
▼モノトーン
- ライトブロンズパールメタリック【new】
- シフォンアイボリーメタリック
- オフブルーメタリック
- アーバンブラウンパールメタリック
- ピュアホワイトパール
- ブルーイッシュブラックパール3
- シルキーシルバーメタリック
- クールカーキパールメタリック

▼2トーンルーフ
- ライトブロンズパールメタリックホワイト2トーンルーフ【new】
- シフォンアイボリーメタリックホワイト2トーンルーフ
- オフブルーメタリックホワイト2トーンルーフ
- アーバンブラウンパールメタリックホワイト2トーンルーフ【new】

シンプルなスクエアデザインにマッチした淡めのパステルカラーは、乗る人の気分も明るくしてくれるため日常使いにぴったり。
アクセサリーも豊富にそろっているので、好みに合わせて色々なコーディネートが楽しめます。

マイルドハイブリッドによる優れた燃費性能
スペーシアのそれぞれのグレードのカタログ燃費は以下の通り。軽自動車ならではの低燃費を実現しています。
▼【HYBRID X】のカタログ燃費
2WD | 4WD | |
WLTCモード | 21.2km/L | 20.2km/L |
市街地モード | 20.3km/L | 19.3km/L |
郊外モード | 22.3km/L | 21.1km/L |
高速道路モード | 21.0km/L | 20.1km/L |
JC08モード | 28.2km/L | 26.4km/L |
▼【HYBRID G】のカタログ燃費
2WD | 4WD | |
WLTCモード | 22.2km/L | 20.2km/L |
市街地モード | 21.0km/L | 19.3km/L |
郊外モード | 23.5km/L | 21.1km/L |
高速道路モード | 21.9km/L | 20.1km/L |
JC08モード | 30.0km/L | 26.4km/L |
スペーシアは大きく3つの技術を搭載し、これらの低燃費を叶えています。
- モーターの力を利用する「マイルドハイブリッド」で低燃費を実現
- 「エコクール」で快適に、「アイドリングストップ」で低燃費に貢献
- 「車体の軽量化」でエンジンへの負担を軽減
マイルドハイブリッド
ISG(モーター機能付発電機)と大容量の専用リチウムイオンバッテリーからなるマイルドハイブリッドを全車に搭載。
ISGによって蓄積された電気を専用リチウムイオンバッテリーに蓄積。
エンジン再始動や加速時にモーターを利用してエンジンをアシストし、かつ電装品に充電した電力を使用することでガソリンの消費を抑えます。
さらに、アイドリングストップからの再発進時では、モーターの力だけでクリープ走行することで渋滞時にガソリンを節約できます。
アイドリングストップ・エコクール
減速時に約10km/h以下の速度になると自動でエンジンを停止するアイドリングストップシステムを搭載。
またアイドリング中にも冷たい風をキープし、室温上昇によるエンジン再始動を遅らせる「エコクール」により、低燃費に貢献します。
車体の軽量化
スペーシアカスタムは以下の装備を採用し、軽量化と安全性を実現しました。
- TECT:高強度かつ軽量な素材を使い、軽快な走りに貢献する軽量衝撃吸収ボディー
- HEARTECT:補強部品を減らしつつ基本性能向上と軽量化を両立する軽量高剛性プラットフォーム
エンジンに余計な負担をかけない構造になっています。

あらゆるニーズに対応したシリーズ展開
主に外観の違いから、スペーシアは大きく3つのシリーズに分かれています。
- シンプルで可愛らしい雰囲気の「スペーシア」
- スタイリッシュな存在感を放つ「スペーシアカスタム」
- アウトドアにぴったりのSUV車「スペーシアギア」
それぞれのコンセプトとなる使用シーンに合わせて、ボディデザインもカラーバリエーションも大きく異なります。
スペーシアカスタム
スペーシアカスタムは迫力のある顔つきが特徴で、街中で圧倒的な存在感を示します。
ボディカラーも深みのあるクールなカラーが多く、インテリアカラーのブラックと合わせてよりカッコいいい印象に。
女性向きのノーマルスペーシアと比べ、スペーシアカスタムは男性におすすめのボディデザインになっています。

スペーシアギア
スペーシアギアはノーマルスペーシアのSUV車として、アウトドアに便利な機能が満載。
個性的なボディカラーが多く、自然の中で映えるおしゃれな外観が魅力です。
今回のマイナーチェンジで追加された特別仕様車「マイスタイル」では、おしゃれ女子におすすめのカフェ風カラーが新登場し、より自分好みの一台を選ぶことができます。


自分好みのクルマがきっと見つかる豊富なラインナップも、スペーシアシリーズの高い人気のポイントです。

まとめ:スペーシアは日常使いにぴったりな便利で快適な装備が満載の軽自動車
今回紹介した機能の他にもたくさんの便利な機能を搭載している新型スペーシアは、小さなお子様がいる方や、車でお出かけすることの多いご家庭におすすめです。
税込価格はそれぞれのグレードで以下のようになっており、【HYBRID X】のほうが高めに設定されています。
▼【HYBRID X】
2WD:1,533,400円 4WD:1,656,600円
▼【HYBRID G】
2WD:1,394,800円 4WD:1,518,000円
しかし上記のような機能が標準装備されている点を考慮すると、お値段以上にたくさんのメリットがあります。
購入を検討中の方は、スペーシア魅力をしっかり味わえる【HYBRID X】の購入をおすすめします。
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