ファミリーカーと言えば、トヨタのヴォクシーやノア、日産のセレナ等の有名車両が思い浮かぶ方も多いかと思います。
そんな有名車両ひしめく1BOXカーの中でも、独自の地位を確立しているのが、ホンダから発売されているフリードシリーズです。
人気の理由は、ライバル車の中で唯一、『室内が広い・維持費が安い・3列シート』の3拍子が揃っているからです。
排気量1,500ccの自動車税枠に収まりながら、高さがある室内空間を確保している車は、国産車の中でもフリードシリーズのみと言えます。さらに両側スライドドアと3列シートという事で、絶大な人気を誇っております。
ここでは、そんな魅力的なフリードについてご案内させていただきます。
ホンダ:フリードはファミリーカーに丁度良いサイズ!車の大きさや室内の広さを徹底解説!
フリードの全長は4.265m、幅は1.695mといったサイズです。
これは、軽自動車のN-BOXと比較すると全長が87.5㎝、幅が22.5㎝大きい事を意味します。
コンパクトなサイズなのですが、フリード特有の車内空間で実際の大きさ以上に使い勝手がよくなっております。
さらに、この丁度良いサイズ感が、軽自動車からのサイズアップを考えているファミリー層に絶大な人気を誇っています。
フリードの使い勝手を向上させる一工夫
ロングスライドシート
アームレスト付きの2列目キャプテンシートのFF車は360mmスライド。さらに、1列目シート背面形状の工夫により、ひざ周りのスペースしっかりと確保されています
らくらく移動のウォークスルー
シート間が「通路」になる2列目キャプテンシートなら、シートを動かさずに、1列目から3列目までの移動が自由に可能です。
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※6人乗り・7人乗りのよりシートスタイルは変わります |
画像引用元:ホンダ |
どんな荷物もらくらく積み込み
背の高い荷室空間と、低い床の設計が荷室空間を最大限に確保。重たい荷物や自転車等の場所を取る荷物も低い床とシートアレンジで対応できます。
①広々とした開口部も良い点ですが、1番はやはり低床=床の位置が引く事です。
これにより、重たい荷物などを積み込むときに持ち上げる力が少なくするため、非常に使い勝手の良い設計となっております。
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②ベビーカー等は3列目シートを格納して対応することが可能です。 |
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③ 自転車等の長物は2・3列目シートを格納して対応するkとが可能です。 |
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画像引用元:ホンダ |
生活シーンに合わせたシートスタイリングが魅力
シーンに合わせた多彩なシートアレンジ
ファミリーカーならではの使用方法にも柔軟に対応。さらに大容量荷物もフリードならしっかり答えてくれます
長時間のドライブ時に最適:休憩モード |
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画像引用元:ホンダ |
アウトドア派に大人気:車中泊モード |
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画像引用元:ホンダ |
最大限に荷室を確保:大容量ラゲッジモード(2人乗車時専用シートアレンジ) |
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画像引用元:ホンダ |
このように、ホンダのフリードは多彩なシートアレンジと取り回しの良いサイズ、さらに維持費がライバル車と比較して安くなることもあり、大人気となっております。
実際のサイズにつきましては、展示車に座ってみたり、シートを動かしていただき体感していただくのが一番だと思いますので、ぜひ実際に触れてみてください。
また、下記のリンクより、フリードの大きさについて、詳細をまとめておりますので、ご興味がある方はご覧ください。
フリードの大きさはどのくらい?シエンタのサイズ・機能性・スペックについて徹底比較【新型ミニバン情報】フリードの大きさはシエンタと比較するとどうなんだろう?と気になっている方に向けて、新型フリードと新型シエンタの大きさを比較してみました。機能性やスペック、価格なども比較してみましたので購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。...
フリードは用途と趣味に応じて、2タイプが存在
ファミリーカー向けに設計されたフリードと、アウトドアなどに活躍する2シート設計のフリード+が存在します。
また、両タイプ共通で外観をよりアクティブな見た目となる、CROSSTAR(クロスター)スタイルが用意されております。
ここでは2タイプの見た目や、内装、使い勝手などをご案内させていただきます。
フリードと言ったらコレ!3列シートの標準フリード
内装はグレードにより2タイプ |
モカ |
ブラック |
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画像引用元:ホンダ |
3列シート丁度良いサイズ:フリード
ファミリーカーとして、不動の地位を築いているフリードです。3列シートとして、最大乗車人数はタイプ別で6人乗りと7人乗りをご用意。
さらに多彩なシートアレンジで荷室を確保したり、自転車を積み込んだりといった幅広い用途に対応する万能ファミリーカーです。
クロスオーバースタイルのフリードCROSSTAR
車内はファミリーカー・見た目はクロスオーバースタイル
もっとアクティブに、レジャーに最適なフォルムを追求した専用装備が魅力のくるま。
・専用フロントグリル
・専用フロントバンパー
・専用ドアミラー
・専用アウタードアハンドル
・専用15インチアルミホイール
フリード+(プラス) | 大容量荷室を確保した2シーターの特別なフリード
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画像引用元:ホンダ |
仕事やレジャーに最適なフリード+
見てもらうと一目両全、荷室の地上高が標準フリードより14.5㎝も下げることにより、大容量の荷室空間を確保。
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広くなった荷室には上下を分割するユーティリティーボードを装備。ボード自身は濡れた荷物にも対応できるようにワイパブル仕様を採用。耐荷重は驚きの200kgとなります。
3列目のシートを無くすことにより、大容量の荷室と車中泊に最適なフラットなシートアレンジを可能にした特別なフリードとなります。もちろんフリード+にもROSSTARタイプを選択することが可能です。
フリードの全カラーをご紹介
フリードはフリード・フリード+・CROSSTARの全モデル共通7色のカラーバリエーションと、フリード・フリード+専用2色の合計9色のバリエーションがございます。
ここでは、カラーについて人気やリセールバリュー、おすすめ色などをご紹介させていただきます。
ノーマルカラー:全4色 |
フリード |
フリードCROSSTAR |
フリード+ |
【シーグラスブルー・パール】 |
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【シルバーミストグリーン・メタリック】 一押しオススメカラー |
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【クリスタルブラック・パール】 人気No2 |
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【ルナシルバー・メタリック】 |
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※設定なし※ |
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※グレードにより選択できないカラーがございます |
画像引用元:ホンダ
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ノーマルカラーは全4色。その中でも最も人気が高く、リセールバリュー(売却時に高値で取引されること)はクリスタルブラック・パールとなります。
定番の人気カラーなのですが、フリードCROSSTARの場合、クロスオーバースタイルのため、各所にブラック加飾された専用エクステリアが配されるため、ブラック系のカラーリングは目立たなくなる可能性があるので注意が必要です。
個人的におすすめなカラーは、シルバーミストグリーン・メタリックです。さらにCROSSTARモデルが一押しです。単純にオシャレ&カッコイイ所と、光の当たり方で色合いがガラッと変わる所がおすすめポイントです。
オプションカラー:全5色 |
★1=特別塗装55,000円(税込) ★2=特別塗装33,000円(税込) |
フリード |
フリードCROSSTAR |
フリード+ |
★1【プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックⅡ】 一押しオススメカラー |
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★2【プラチナホワイト・パール】 人気No1 |
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★2【スーパープラチナグレー・メタリック】 |
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★1【プレミアムクリスタルレッド・メタリック】 |
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★2【ミッドナイトブルービーム・メタリック】 |
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※設定なし※ |
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※グレードにより選択できないカラーがございます |
画像引用元:ホンダ |
オプションカラーの設定は全5色となります。
人気色は定番カラーとなりますが、プラチナホワイト・パールです。こちらのカラーリングはオプションカラーの中でも33,000円と価格も安く、リセールバリューも高いといった理由で支持されております。
中でもCROSSTARモデルとの相性が抜群で、専用装備の黒色とボディーの白色がメリハリをつけてくれます。
おすすめ色のプレミアムクリスタルオレンジ・メタリックは車中泊などのアクティブな使い方をされるユーザーに指示されております。
レジャーで使う事により、遊び心が入ったオレンジ色は一味ちがったフリードを感じさせてくれるカラーとなっております。
フリードとフリードクロスターって何が違うの?誰もが悩む違いを分かりやすく解説
フリードには内・外装をよりアクティブに変更した『CROSSTAR』モデルが存在します。
ここでは、通常のフリードやフリード+とフリードCROSSTARやフリード+CROSSTARの違いについてご紹介させていただきます。
CROSSTAR専用装備―外装―
フリード・フリード+ |
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CROSSTAR |
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画像引用元:ホンダ |
CROSSTAR専用装備
●専用フロントグリル
●専用フロンバンパー
●フロントロースポイラー
●LEDフォグライト
●専用ドアミラー(シルバー塗装)
●リアロアースポイラー
●ダーククロームメッキ・リアライセンスガーニッシュ
●サイドシルガーニッシュ
●ルーフレール
●専用アウタードアハンドル(高輝度シルバー塗装)
●専用15インチアルミホイール
CROSSTAR専用装備―内装―
フリード・フリード+ |
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CROSSTAR |
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画像引用元:ホンダ |
CROSSTAR専用装備
●専用コンビシート(プライムスムース×ファブリック)
●専用インテリア
●専用木目調インパネミドルエリア(プライウッド)
フリードとCROSSTARの違いをご覧いただくとわかるように、よりアクティブにレジャーシーンに適応した内外装に仕上がっております。
単なるファミリーカーの枠を超えた、クロスオーバースタイルが魅力的で、悩まれている方は多いかと思います。
さらに詳しく違いを知りたい方は下記の記事をご覧いただけますと幸いです。
https://onixkobe.net/column/freed-freedcrosstar
フリードクロスターのカスタムパーツをご紹介
ここではフリードCROSSTARカスタムパーツ例をご紹介させていただきます。
CROSSTAR CHROME STYLE|クロスオーバーデザインに、上質な輝きをプラス
CHROME STYLE専用装備
●フロントグリル(クロームメッキ)
●ドアロアガーニッシュ(クロームメッキ)
●ドアミラーガーニッシュ
●ライセンスフレーム(メッキタイプ)
CROSSTAR ACTIVE STYLE|遊び心を刺激する、よりアクティブなテイストに
CROSSTAR ACTIVE STYLE
●フロントグリル(カラードタイプ)
●ドアロアガーニッシュ(シルバー塗装)
●キャリアシステム(クロスバー)
●ライセンスフレーム(ベルリナブラックタイプ)
純正オプションにて仕上げたCROSSTARの2つのスタイルです。
カッコ良く仕上げた『CHROME STYLE』と、レジャーに特化した『ACTIVE STYLE』。
皆さんの用途に合わせて、周りと少し違ったCROSSTARに乗ってみるのはいかがでしょうか。
CROSSTARのカスタムパーツについて、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
https://onixkobe.net/column/freed-custom-crosstar
フリード買うならどっち?誰もが悩む、ガソリンとハイブリッドの特徴をご紹介
フリードだけに限らず、どの車でも悩むのが『ガソリン車』にするか、『HV(ハイブリッド)車』にするか、だと思います。
初期のHV車を検討する時に、販売店で質問されていたのは「距離をどれぐらいは知りますか?」という内容でした。
それは、ガソリン車とHV車の価格差と燃費性能で浮いてくるガソリン代とを比較して、メリットがあるかどうかを検討していたためです。
しかし最近のガソリン車、HV車は燃費性能だけでは単純に比較できなくなってきています。
ここでは、ガソリン車・HV車の特徴をご紹介させていただきます。
ガソリン車とHV車|誰もが知っている燃費の違い
誰もが知っている燃費差と、それぞれの販売価格をご案内させていただきます。
ガソリンモデル |
HVモデル |
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燃費 JC08モード |
19.0km/L |
28.0km/L |
燃費 WLTCモード 市街地モード |
13.2km/L |
17.7km/L |
販売価格 |
2,160,400円 |
2,561,900円 |
※数値は全てGグレード・2WDで設定 |
画像引用元:ホンダ |
販売価格差は、約40万円程度となっております。燃費性能の差は市街地モード(街中走行で、オーディオなどの電子機器を使用した場合)で4.5km/L程度となっております。
この差を、例えば年間10,000㎞走行される方で、ガソリン価格が1ℓ=155円だったとすると、単純計算で13年間乗ると、販売価格の差と燃費で浮かせたガソリン代が丁度バランスが取れる事になります。
以前はここだけを見て、「年間走行距離が少なくても20,000キロ以上走行しなければHV車は損になります」というような話が成り立っていました。
ただし、現在では加速性能やリセールバリューといった事柄も検討の際に注目されています。次はそれらのないようについてご紹介させていただきます。
加速性能はHV車が断然有利
実は最近のHV車は、街中(信号などで停車する事が多い・停車と発進をくりかえす道路環境)での走行で実力を発揮するようせっけいされております。
それは、停車中から車が前進する時にHV車特有のモーターが動力としてアシストしてくれるためです。特にフリードはコンパクトカー1,500ccエンジンのため、6人などのフル乗車の際には力不足を感じてしまうシーンもございます。
それらを解決してくれるのが、HV車のモーターアシストとなります。
リセールバリューは圧倒的にHV車がお得
これは言わずとも皆さんが知っていることだとは思いますが、念のためご紹介させていただきます。
同じ価格で販売されている中古車があったとして、片方がガソリン車・もう片方がHV車だとすると、ほとんどの方がHV車を選択されると思います。
それは単純にHV車の方が音も静かで低燃費だからです。そのニーズが売却時の査定にもダイレクトに反映されています。
7年程乗った後に売却すると、買取店にもよりますが、最低20万円程度は差が出ますので、購入時の40万円の差も半分ほどは取り返せる見込みです。
ガソリン車とHV車―使い方で変わるオススメタイプ―
HVの特徴はお伝えしましたが、逆にガソリン車の特徴もご紹介させていただきます。
実はガソリン車の高速道路走行時の燃費はHV車とほとんど差が出ません。
さらに、乗車人数が4~5人ぐらいまでだと、十分な加速性能が見込めます。
用途や環境によっては、価格を大幅に抑えてフリードの良さを体感できるため、
選択の際には普段の使い方や、乗車人数などを販売員にお伝えしてアドバイスをもらうと良いかと思います。
ハイブリッド車を乗られる方は誰もが抱えるリスクがあります。
それはHV用のバッテリー交換時期です。
フリードの場合は約33万円程度となります。
距離は少ないけれど、ずっと乗り続けるからHV車にしておけば間違いないと思っても、年数がくれば、交換時期が来てしまいます。
あまりに距離が少ない方は、HVの恩恵を受ける前に、バッテリー交換のリスクが来る場合がありますので、ご注意ください。
ガソリン車とHV車について、もっと詳しくお知りになりたい場合は下記の記事をご覧ください。
https://onixkobe.net/column/freed-hybrid-information
フリードの新車を出来るだけ、お得に購入したい人必見!賢い値引額の見方
値引き情報をネットで調べると、フリード G 6人乗り 『値引総額〇〇万円!』
すぐに情報が集まる時代になりました。けれど値引額は出てきても実際のお支払い総額がわからない。
それは果たして安いのか?目標の値引額を達成するために、何か縛られたりしないか?そんな不安が出てきます。
ここでは、値引きにまつわる、3つのポイントをご紹介します。
ポイント①お支払い総額
最も重要なのは値引額ではなく、お支払い総額となります。
どれだけ高額な値引きがあったとしても、最終的なお支払い総額が高くては意味が無いからです。
ポイント②見積もりの内容が欲しいクルマと一致しているか
本当に欲しい車種・グレード・カラー・オプション等など、満足いく内容になっているかが重要です。
逆に余分なオプションが装着されていたり、車種・グレード・カラーを妥協しないといけない等の制限がないかを必ず確認する事が大事です。
ポイント③ローンの場合は金利込みの総支払額を必ず確認
例えば、
A店:値引額50万円:お支払い総額200万円
B店:値引額30万円:お支払い総額220万円
このようなケースでローン払いでご契約をされる場合、本当に必要なのは月々の金額です。
ローン払いの場合、実際はお支払い総額では終わらず、金利分が加算されるため、本当に重要なのは総支払総額=金利負担額となるからです。
ネット上でよく見られる、値引額ですが、総額表示を併記している会社さんはかなり少ないのが現状です。
また、その値引き額は現金購入のケースなのか、ローン購入のケースなのか、オプション品の設定があったのかなど、詳細な情報はほとんど無いのが現状です。
これらの設定により、値引額は当然変動します。また購入方法によっては、単純な支払い総額だけでは判断できなくなってきます。
重要なのは、現金購入の場合は『支払い総額』、ローン購入の場合は『毎月の金額を払いきった総支払額』ここを比較する事です。
フリードの値引き詳細についてはこちらをご覧ください。
https://onixkobe.net/column/freed-pricedown-information
まとめ:自分に合ったフリードを安く購入するために
●2列シートと3列シート・フリード系かフリード+系かを考える
●CROSSTARにするかを考える
●ガソリンタイプかHVタイプかを考える
●カラーを決定する
●必要なオプションを考える
5つのポイントがハッキリすると、必ず満足のいくお車選びができるので、ぜひ実践してみてください。
欲しい車の詳細が決まると、営業マンも最終の値引額を伝えやすくなるので、ぜひかつようしてください。
もし、カタログの見方や装備の違い、中古車の価格やお支払い方法など、難しい…という方は、当社HPのお問合せフォームよりご連絡をいただいてもかまいません。
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